ウィーンの職人がハンドメイドで作る極上のモニタリング用ヘッドホン

AKGK812
オーストリアの音響メーカーAKGから、高いモニタリング精度を誇る「K812」がリリースされた。発売は2014年2月14日より開始される。

K812は新開発の53mm大口径ドライバーと磁束密度1.5T(テスラ)の強力な磁気回路を搭載しており、広帯域で高密度な音声信号を精確に出力し、音場の微細な変化を明確に再現できる。ダイヤフラムには複合材を使用し、ダンピング性能を格段に向上しながら分割振動を抑制するだけでなく、筒状のパーツを近接させたエアフロー・ドーム構造を設け、ハウジングへ抜ける空気の流れを制御して歪みを一層抑えている。さらに、ドライバーは感度が高くインピーダンスも36Ωと低いため、ポータブル機器に接続してスタジオ外で使用する際にも上質なモニタリングが可能だ。K812の装着感も抜群で、耳をすっぽりと覆うアラウンドイヤータイプのイヤーパッドは、耳の裏側に接する面積を増やした立体構造に加えて、耳の周囲と接する面の形状を保持する3Dスローリテンション技術を採用している。また、吸湿性と保湿性に優れた、本革のような質感の機能素材「プロテインレザー」を使用しており、イヤーパッド内部の湿度を適度ことができる。耐久性に優れたアルミダイキャストで、防錆効果をもつアルマイト処理を施してあるので、長期間にわたって利用できる。K812はオーストリアのウィーンで、熟練した職人による精巧な手作業で組み立てらているので、1台1台にシリアル・ナンバーがつくのも”本物”の証しだと言えるだろう。

AKG
K812
オープンプライス