アナログ・シンセの名機MS-20の回路を完全再現したMS-20 mini登場

1978年に発表され、プロ/アマ問わず高い評価を得た大ベストセラー「MS-20」。太く粘りのあるサウンド、強烈なアナログ・フィルター、自由自在なパッチングを特徴とし、35年たった今でもプラグイン・シンセサイザーMS-20やiPad アプリiMS-20などのプラットフォームに形を変え、多くの人々に愛用されているこの名機を、オリジナル版MS-20の開発エンジニアが責任監修を務め、当時の回路を完全再現。ボディも、86%ミニ・サイズに縮小し、回路をコンパクトに組み込んでいる。MS-20の最大の特徴はハイパス/ローパスともにレゾナンスを備えた強烈なフィルター。MS-20の生産時期の前期/後期で分かれるフィルター回路のうち、より過激だと評価の高い前期型のフィルターをMS-20mini では採用しているため、サウンドは少しブライトで過激に聞こえる。それは発売当時の部品劣化のない状態のオリジナルのMS-20サウンドそのものといえる。

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