ヤマハとスタインバーグによる業務制作の次世代ソリューションNuageは、最高192kHz対応の高音質オーディオ・インターフェースを搭載し、直感的な操作が可能なコントロール・サーフェスにより、自由度の高いコンポーネントや複数DAWの切り替え制御、ネットワーク・オーディオによる自由なシステム設計などワークフローが飛躍的に向上する仕様となっている。
業務用DAWソフトウエアとして名高いスタインバーグ社Nuendoと、ヤマハのハードウエアとが融合した次世代型のシステム・ソリューションとして大規模なMAスタジオや小規模なプロジェクト・スタジオまでさまざまな現場の要求に応えることができる。
またNuageは、Nuendoを核としコントロール・サーフェスのNuage Master、Nuage Fader、オーディオ・インターフェースのNuage I/O、ワークスペース・ユニットのNuage Workspaceなどのコンポーネントにより構成されている。Danceネットワークを採用しているので、Nuageだけでなく、同社のデジタル・ミキシング・コンソールCLシリーズや、I/OラックRioシリーズなどと組み合わせることも可能だ。

さらに液晶タッチパネルを採用したコントロール・サーフェスNuage Master、タッチ・スライダー型のNuage FaderによりNuendoを直感的に操作することができる。Nuage Master1台につき最大3台までのNuage Faderを連結可能。もちろんそれぞれ単体での使用も可能。

そして最高192kHz対応のオーディオ・インターフェースNuage I/Oにより高音質を実現。デジタル入出力数の違いにより3種類が用意されている。いずれも最大8台までのカスケード接続が可能。ゼロレイテンシー・モニタリングを実現し、Danteによりセットアップも容易だ。