MADIをUSBに変換するDiGiCoのオーディオインターフェース

DiGiCoUB MADI
ヒビノインターサウンド株式会社は、英DiGiCo(デジコ)のオーディオインターフェース「UB MADI」の国内販売を開始した。

「UB MADI」は、MADIをUSBに変換するオーディオインターフェースだ。DiGiCoの「SD7」をはじめとするデジタルミキシングコンソールに採用された最新の技術を使用しており、入出力それぞれ48ch、計96chの同時運用が可能。手軽に持ち運べるコンパクトな筐体は場所をとらず、簡単な装備でPCレコーディングやプレイバックを行うことができる。

UB MADIの主な特長


MADIとPCの接続を簡潔に


「UB MADI」は、近年のコンピューターのほぼ全てに搭載されているUSB2.0を使用して、MADIの音声信号をPCに取り込み、MADIで送り出す機能を持ったインターフェース。従来、MADIの信号をPCに取り込むためには、PCIやExpressCardといったフォーマットに対応するスロットを備えたPCが必要だった。そのため、不便さやセットアップの時間を要していたが、「UB MADI」はそのわずらわしさを一掃し、シンプルな接続を実現。W56 × H105 × D25mm、124gのコンパクトな筐体はポータビリティに富んでおり、MADIケーブルと付属のUSBケーブルという簡単な装備だけでPCレコーディングやプレイバックを容易に行える。

入出力計96ch の同時運用、ローレイテンシーの高性能


「UB MADI」は、DiGiCo の「SD7」をはじめとするデジタルミキシングコンソールに採用された"STEALTH DigitalProcessing"(ステルス・デジタル・プロセッシング)を使用している。圧倒的な処理能力によるローレイテンシーを実現し、入出力それぞれ48ch、計96chの同時運用が可能。また、「UB MADI」のデジタル伝送はUSBのデータークロックに依存せず、ジッターの発生を抑えた高い安定性を誇る。

優れた使い勝手


「UB MADI」は使い勝手にも優れている。一度ドライバーをPCにインストールすれば、シンプルなプラグアンドプレイのデバイスとなり、自動的にMADIフォーマットとクロックを検知する。PC電源を入れたまま抜き差し可能なホットプラグで、バスパワー駆動。100mを超えるケーブルで信号をドライブしていても、「UB MADI」とPC間に必要なのはUSB ケーブルだけ。最小のスペースファクターと優れた使い勝手で高性能なパフォーマンスを提供する。

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