SSLの新世代AD/DA回路を採用したオーディオ・コンバーター

Solid State LogicAlpha-Link LIVE-R
株式会社エムアイセブンジャパンは、オーディオ・コンバーターの新製品「Alpha-Link MX」を発表した。

「Alpha-Link MX」は、ラージフォーマット・コンソールDualityやAWSとインテグレート納品される「Alpha-Link MADI SX/AX」をベースにデザインされたオーディオ・コンバーターで、美しい曲線を描いた重厚なアルミ・シャーシ・ボディに、SSLの新世代AD/DA回路を採用している。最大64chのデジタル・オーディオを1本の光ファイバー(MADIフォーマット)で伝送し、最大4台のカスケード接続時にはトータル80系統ものアナログ入出力をサポートすることで、大規模なセッションにも対応することが可能。MADIループスルー時のMADIデータに含まれるサンプル遅延は、SSLのテクノロジーにより完全に補正。アナログ入出力にはスタジオ標準のD-Sub 25ピンを搭載し、+14dBu ~ +24dBu間で切替可能なリファレンス・レベルにより様々な業務機器と併用が可能。製品のラインナップは、スタンドアローンAD/DAコンバーターである16入力4出力仕様の「Alpha-Link MX 16-4」、4入力16出力仕様の「Alpha-Link MX 4-16」の2種類。さらに、CoreAudio/ASIOに対応した64ch MADIオーディオ・インターフェース・カードであるMadiXtream64をセットとし、DAWのオーディオ・インターフェースとして使用可能な「Alpha-Link MX 16-4 + MadiXtream」と「Alpha-Link MX16-4 + MadiXtream」の2種類も用意されている。このセットにより、世界中のレコーディング・スタジオで培われた新世代SSLクオリティが、Studio OneやPro ToolsなどのDAWで利用可能となる。市場想定価格は、「Alpha-Link MX 16-4」と「Alpha-Link MX 4-16」が各150,000円前後、「Alpha-Link MX 16-4 + MadiXtream」と「Alpha-Link MX16-4 + MadiXtream」が各170,000円前後。

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