ティアック、独beyerdynamic社のヘッドセットマイクとラベリアマイクの国内販売を開始

beyerdynamicTG H54c XLR、他
ティアック株式会社は、ドイツbeyerdynamic社のヘッドセットマイクおよびラベリアマイクから成る"TOURING GEARシリーズ"の国内販売を、7月下旬より開始することを発表した。

"TOURING GEARシリーズ"は、ライブパフォーマンスやステージ上での使用に最適化されたマイクのシリーズだ。激しいパフォーマンスや運搬に耐える優れた強度と、ライブにおいて求められるクリアなサウンドをスピーディーに生み出すことをコンセプトに設計されている。周波数特性はそれぞれのジャンルに最適化され、全てのマイクにおいてトレブルレゾネーターと呼ばれる高域補正が行われているため、誰でも手軽にオーディエンスを納得させ るクリアなサウンドを得ることができる。各製品の特徴は次のとおり。


TG H54c XLR


120723_beyerdynamic-01「TG H54c XLR」は、ライブステージにおいてダンスやドラマー、キーボーディストなど演奏をしながらコーラスをする場合に最適なヘッドセットマイク。ハウリングを避けるために、ヘッドセットながらマイクユニットが内側を向いた構造となっており、かつグースネックにより自由にセッティングすることができる。色は一般的なブラックと、目立たないタン(ベージュ)の2色から選ぶことができる。高出力かつ高耐入力のユニットとなっているため、メインボーカル以外の音量差が激しいコーラスパートにおいても確実な収音が可能。また、コンデンサー型のユニットであるため、小型ながらも繊細な音が特長。特性も至近距離でのコーラス用途にあわせて調節されている。



TG H55c XLR、TG H74c XLR、TG H75c XLR


120723_beyerdynamic-02「TG H55c XLR」、「TG H74c XLR」、「TG H75c XLR」は、演劇やダンスなどの用途に最適なコンデンサー型のヘッドセットマイク。両耳で確実にホールドするイヤーフックと取り付け位置を自由に変えられるマイクアームが特長で、用途や演出に合わせてマイクアームの位置を最適化することができる。一般的な使用方法では、狙った音を集中的に拾うスーパーカーディオイド特性の「TG H74c XLR」が適しているが、演出上口元にマイクユニットを見せたくない、動きの邪魔になる場合は無指向性の「TG H55c XLR」、「TG H75c XLR」から選ぶことで、口から離れた位置へのセッティングも可能。「TG H75c XLR」では更に高耐入力仕様となっているので、音量の大きい場合に適している。それぞれブラックと目立たないタン(ベージュ)の2種類が用意されており、演出に合わせて選ぶことができる。また、イヤーフックは折りたたみ可能な構造で、付属のキャリングケースにコンパクトに収納することができる。



TG L55c XLR


120723_beyerdynamic-03「TG L55c XLR」は、アナウンス用途に最適化されたコンデンサーマイク。無指向性のマイクユニットを搭載しているため設置場所を選ばず、どの場所への取り付けでも的確な収音が可能。スーツの襟をはじめ衣服のつけやすい場所に自由にクリップで取り付けることができる。また、高出力のマイクプリアンプにより、口元から遠い場所への取り付けにおいてもクリアな声質を保つことができる。衣服や取り付け場所に合わせて選べるブラックとタン(ベージュ)の2色をラインナップ。付属の専用キャリングケースにコンパクトに収納することができる。

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TG H54c XLR、他
各オープンプライス