JBL PROFESSIONALよりパワード・スピーカーの新シリーズが登場

JBL PROFESSIONALPRX600 Series
ヒビノ株式会社は、JBL PROFESSIONALのパワード・スピーカー"PRX600 Series"全6機種を、2012年6月20日に発売した。

PRX600 Seriesは、良質なコンポーネントを組み合わせ、優れた音質を獲得している。高域は1.5インチ環状ダイヤフラムのコンプレッションドライバーを採用。ダイヤフラムの素材にポリマーを使用し、低歪率を達成。また、ドライバーからウェーブガイドへの流線を緻密に設計することで、極めて明瞭な音質と正確な再現性を獲得している。低域には、数多くのコンサートツアーで実績を重ねた独自のディファレンシャルドライブ技術を投入。2つのボイスコイルを配置したドライバーは放熱に優れ、高い耐入力を実現。さらにインピーダンス特性を平坦にし、再生帯域を拡張している。DSPにはグループ企業であるdbx、パワーアンプには同じくAMCRONの技術を適用。A/D変換部にdbx Type IVリミッター回路を搭載し、ダイナミックレンジを最大化している。システム全体は、各コンポーネントの能力を最大限引き出すよう、最適化されている。またPRX600 Seriesは、軽さと堅牢性を両立。高域、低域のドライバーに強磁力のネオジム磁石を使用することで、ドライブ能力を犠牲にせず小型化・軽量化を実現。軽量なクラスDアンプを採用し、パワーアンプ部も軽量化している。堅牢性は、キャビネットに硬質なポプラ合板を使用し、強度を高める結合方法で組み立てることで実現。さらに耐衝撃性に優れるDuraFlexでコーティングしている。側面にはすべり止め加工したハンドルを装備。設置や運搬の利便性を向上させている。さらにPRX600 Seriesは、パワフルなサウンドを出力する。高効率なクラスDアンプを搭載。さらにフルレンジ・システムはバイアンプ駆動(PRX625、PRX635はトライアンプ駆動)で、各帯域を効率的にドライブし、高出力を実現している。このため、例えば2-WayフルレンジのPRX615Mは1000W(※)、最大音圧135dB SPLを達成している。

※バイアンプ駆動(500W+500W)


シリーズのラインナップは、フルレンジ・システム4機種とサブウーファー2機種。フルレンジ・システムの入力端子はXLRとTRS標準フォーンに対応し、マイク/ラインの切替えが可能。PRX612MとPRX615Mには2種類のポールマウントソケットを装備し、下向きにも設置可能。また、キャビネットに吊り下げ設置用のサスペンションポイントも装備している。サブウーファーは極性の切替えとハイパスフィルターのON/OFFが可能。ループスルー接続ができる出力端子も装備し、フルレンジ・システムとの接続も容易。いずれも展示会や企業催事、レセプションやライブイベントなどの仮設PAに最適なモデルとなっている。



























商品名PRX612MPRX615MPRX625PRX635PRX618SPRX618-XLF
標準価格126,000円141,750円183,750円157,500円157,500円189,000円
形式2-Way フルレンジ3-Way フルレンジサブウーファー
JBL PROFESSIONAL
PRX600 Series
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