デジタルならではのクリアな音響性能と優れた秘匿性を備えた多チャンネル・デジタル・ワイヤレス・システム

ShureULX-D
ヒビノインターサウンド株式会社は、Shure(シュア)のデジタル・ワイヤレス・システム「ULX-D」の国内販売を開始した。

「ULX-D」は、Shure初のプロフェッショナル用デジタル・ワイヤレス・システムだ。デジタル処理によるフラットな周波数特性や、広大なダイナミックレンジが実現する優れた音響性能に加え、極めて秘匿性の高いAES-256bit方式の暗号化処理を採用。一般的な社内会議から、秘話性を求められる重要なカンファレンスなど、多様なビジネスシーンに対応する。

ULX-Dの主な特長


デジタルがもたらす新次元のワイヤレス環境


「ULX-D」は24bit/48kHzのデジタル処理を行うデジタル・ワイヤレス・システム。相互変調歪みの影響をほとんど受けないデジタル運用のため、A帯(A1~A4)+B帯で最大45ch、B帯のみでも最大10chの多チャンネル運用が可能。また、デジタルならではのフラットな周波数特性と120dB以上の広大なダイナミックレンジを獲得し、低域から高域まで明瞭度の高い優れた音質を実現する。さらに信号の伝送には米国標準技術局(NIST)制定のFIPS-197に適合した安全性の高いAES-256bitの暗号処理を採用。運用時、ランダムな暗号キーを送受信機に設定することで極めて秘匿性の高いワイヤレス運用を実現する。そのため、同じ周波数設定の信号が入った場合は信号をミュートし、アラートを表示。秘話性を求められるビジネスシーンでも安全に運用できる。

快適なワイヤレス運用を実現する多彩な機能


「ULX-D」は周波数の設定から運用中の管理までを快適に行う様々な機能を搭載している。空間のスキャニングを行い、運用に適した周波数を自動的に検索する周波数自動検索機能を搭載し、周波数の素早い設定が可能。受信機側で60dBものシステムゲインを確保しているため(Gain Ranging機能)、音声レベルの調整を受信機のみで完了できる。さらに、イーサネットによるPCネットワークに対応。ソフトウェア「Wireless Workbench 6(近日公開予定)」を使えば、複数台の受信機設定やミュート操作などの制御をPC上から実行できる。

革新の充電システム


「ULX-D」の送信機は専用のリチウムイオンバッテリーSB900のほか、単三形アルカリ乾電池でも運用可能。SB900使用時は最大12時間、単三形アルカリ乾電池でも最大11時間の長時間駆動を実現し、長時間のイベントにも余裕で対応する。また、送信機の電池残時間(誤差15分未満)、バッテリーサイクルなどの情報は、送信機本体のほか、受信機、ネットワーク接続したPCからもリアルタイムに視認が可能。運用中のバッテリー確認を常に行える。充電器は送信機2台をそのまま充電できるドッキングステーションSBC200、専用バッテリーSB900を最大8個同時に充電できる充電ステーションSBC800を用意。SBC200は最大4台を連結できるため、1つの電源から最大8台の送信機を同時に充電可能。

価格


ダイバーシティ受信機








ULXD4-ABA1~A4型、B型共用168,000円

ボディーパック型送信機













ULXD1-ABA1~A4型、B型84,000円
ULXD1-JBB型84,000円

ハンドヘルド型送信機















































ULXD2/SM58-ABA1~A4型、B型84,000円SM58マイクヘッド
ULXD2/SM58-JBB型84,000円
ULXD2/B58-ABA1~A4型、B型92,400円BETA58Aマイクヘッド
ULXD2/B58-JBB型92,400円
ULXD2/B87A-ABA1~A4型、B型111,300円BETA87Aマイクヘッド
ULXD2/B87A-JBB型111,300円
ULXD2/B87C-ABA1~A4型、B型111,300円BETA87Cマイクヘッド
ULXD2/B87C-JBB型111,300円

関連リンク


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