Celemony SoftwareMelodyne Editor 2

株式会社フックアップは、独Celemony社のポリフォニックオーディオ認識ピッチシフト/タイムストレッチソフト「MELODYNE EDITOR」(メロダインエディター)の新バージョン「MELODYNEEDITOR 2」の国内販売を、2011年12月22日(木)より開始した。
「MELODYNE EDITOR」は、解析したオーディオデータをノート(音符)単位で表示し、あたかもMIDIデータを扱うようにオーディオを編集することができるソフトウェアだ。今回の新バージョン「MELODYNE EDITOR 2」では、さらなる機能強化が果たされ、ツールとしての使い勝手が一層高まっている。メーカー希望小売価格は39,900円。教則DVD『メロダイン エディター使い方DVD講座』付きの数量限定パッケージ(41,790円)も用意されている。
MELODYNE EDITOR 2の主な新機能
音階と調律
新しい「True Scale & Tuning」機能は、アラブやインドの伝統音楽など、微分音が使われる音楽の編集に理想的な機能を提供する。この機能は同時に、従来の音楽制作にも大いにパワーを発揮。繊細な雰囲気を持つ様々な音階と平均律を使用し、独自の音楽を構築することができる。また「Scale Detective」機能により、サンプルや楽曲を解析し、音階やチューニングを簡単に変更することができる。
よりパワフルになったタイミングツール
従来のバージョンでもタイミング編集は可能だったが、「MELODYNE EDITOR 2」ではこの機能がさらにパワフルになった。 新しい「Attack Speed」ツールでは、サウンドを決定づける冒頭のトランジェントをノートごとに個別に編集可能。さらに、新しい「Time Handle」により、各音の内部の時間進行も変形可能。他のツールと併用することで、ボーカルのより詳細な編集も可能となった。
ReWireに対応
「MELODYNE EDITOR2」はReWireに対応。 これまでMELODYNEに対応していなかったDAWでも「MELODYNE EDITOR 2」が使えるようになった。
新チュートリアル
起動時に選択できるビデオチュートリアルでは、「MELODYNE EDITOR 2」を使用した作業に関する情報やアドバイスを提供。 新たに追加されたビデオでは、次のトピックを扱っている。
- リードボーカル編集のテクニック
- 数音から斬新なギターパートを作成する方法
- プレイバックからリードボーカルを抽出しリミックスする方法
- ワンショットサンプルからのビートの構築
- 音量ツールとフォルマントツールのクリエイティブな使用方法
関連リンク
Celemony Software
Melodyne Editor 2
オープンプライス
[Windows]
●OS: Windows XP(SP2 または SP3)、Windows Vista または Windows 7●CPU: Intel、またはAMDデュアルコアプロセッサー●メモリー
[Mac]
●OS: Mac OS 10.5以降●CPU:Intel デュアルコアプロセッサー●メモリー