コルグ、iPadにも対応したiKaossilatorバージョン2をリリース

KORGiKaossilator version 2
株式会社コルグは、各国のApp Storeミュージック部門でトップ・セールス・ランキング1位を獲得したガジェット楽器アプリ、「iKaossilator」のバージョン2を11月30日にリリースした。

「iKaossilator」は、タッチ・パッドで演奏する独特の演奏スタイルで話題となったシンセサイザー「KAOSSILATOR」をiPhoneアプリ化したものだ。今回リリースされたバージョン2は、iPadの9.7インチ画面にも対応したほか、演奏を録音・保存する機能や、作成したループを楽曲配信共有サービスの「SoundCloud」にアップロードする機能など、iKaossilatorの活用法や楽しみ方を大きく広げる新機能が追加されている。通常価格は1,700円だが、2011年12月31日(土)までは発売記念価格の850円で提供される。バージョン1の購入者は無償アップデートが可能。

▼新機能を紹介する動画



iKaossilator version 2の新機能


演奏をファイルに書き出す「Audio Export」機能。


演奏のリアルタイム・レコーディングや、完成したループのオーディオ・ファイルへの書き出しが可能になった。iTunes経由でMac/PCに送って友達に披露したり、自身で本格的な音楽制作に活用することができる。また、SoundCloudに直接アップロードすることも可能。

9.7インチの大画面でiKaossilator。iPadネイティブ対応。


iPadの大きな9.7インチ・ディスプレイをフルに使ってプレイすることが可能になった。電車の中ではiPhone、ライブではiPad。さまざまなシチュエーションでiKaossilatorを楽しむことができる。

「SoundCloud」で世界中のユーザーとループを共有/リミックス。


クリエイターを中心に支持されている楽曲配信共有サービス「SoundCloud」とiKaossilatorがリンク。作成したループを、アプリ内からSoundCloudへアップロードすることが可能になった。またループ・データを一緒に添付すれば、他のユーザーのループ・リスト上に公開・共有される。世界中のユーザーが配信しているループと自分のループを組み合わせてのリミックスも可能。

楽器アプリ間でオーディオ・データを共有する「Audio Copy」対応。


アプリ間でオーディオ・データをコピー&ペーストできるSonoma Wire Works社の「AudioCopy」に対応。iKaossilatorで書き出したオーディオ・データを「AudioPaste」対応アプリに送ることができる。

簡単にフィルとブレイクを生み出す「Flex Play」機能。


Flex Playはフィルやブレイクを簡単に生み出す、ライブ・パフォーマンス向けの機能。LengthまたはTempoをタップしたままの状態でタッチ・パッドをなぞると、X方向で全てのパートのLength、Y方向でTempoが瞬時に変更される。これにより曲にダイナミックな変化を加えることができる。その他、視覚障害者でも操作できるVoiceOver対応、演奏スタイルにあわせて選択できる2つのミュート・モード搭載など、細部に渡って使い勝手が向上している。

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KORG
iKaossilator version 2
1,700円 ※2011年12月31日までは850円
[シンセサイザー部] ●150音色(Lead 20種, Acoustic 15種, Bass 30種, Chord 30種, SE 20種, Drum 35種)●スケール 35種類●キー -12 ̃ +12   [シーケンサー部] ●5パート・最大4小節のループ・シーケンサー(ループ間で組み合わせ可能)●パート毎にソロ/ミュート可能●クオンタイズ機能 (Off, 1/32, 1/16T, 1/16, 1/8T, 1/8, 1/4)●テンポ 20 - 300BPM (タップ・テンポ機能装備)●ループ保存数 無制限 (デバイスの空き容量に依存)、50プリセット・ループ●Flex Play機能   [ネットワーク] ●WIST (Wireless Sync-Start Technology) 機能●SoundCloud連携   [その他] ●オーディオ・エクスポート機能●AudioCopy対応   [動作環境] ●iOS 4.1以降対応●iPhone 4S / iPhone 4 / iPhone 3GS / iPod touch 第3世代以降 / iPad 2/ iPad