エムアイセブンジャパン、PreSonus「Studio One 2」を発表 100以上もの新機能/強化を実装

PreSonusStudio One 2
株式会社エムアイセブンジャパンは、PreSonusのDAWソフト「Studio One」の新しいバージョン「Studio One 2」を発表した。

「Studio One 2」では、優れた操作性、直感性、パフォーマンスはそのままに、100を超える多数の新機能と機能向上を実装。ラインナップはArtist、Producer、Professionalの3バージョンで、Producer(想定価格20,000円前後)とProfessional(40,000円前後)は11月発売予定。ArtistはPreSonusオーディオ・インターフェースに無償バンドルされる。また、アップグレード/クロスグレード版の販売も予定されている。


Studio One 2の主要な新機能


Melodyneピッチ補正の統合


「Studio One 2」は、Celemony社のMelodyneとシームレスに統合し、Melodyneの機能をStudio Oneの一部として使用可能。編集部分をアレンジの他の部分と合わせて聴くことができ、編集が終わればオーディオがすぐに書き出される。トラックの転送や手動による書き出しは必要なく、アレンジ内での編集はMelodyneにシームレスに同期し、前回の位置から作業を再開するのもクリックひとつで可能。PrefessionalにはMelodyneessential が同梱され、ArtistおよびProducerにはトライアル版が同梱されている。


トランジェント検出、編集、グルーブ抽出


オーディオ・イベントを選択し、Qキーを押してクオンタイズするだけのシンプルさでトランジェント検出と編集が可能。グルーブ抽出もドラッグ& ドロップの簡単操作。あらゆるオーディオからグルーブを抽出し、瞬く間に別のオーディオへ適用させることができる。


マルチトラック・コンピング


シングルトラックおよびマルチトラック・コンピングも、すばやく簡単に実行可能。動作速度はスピーディで、ツールを切り替える必要もありません。テイク間のクロスフェードは自動だが、フェードを編集することも可能。テイクの試聴もAlt キーを押さえたままテイクをクリックするだけととても簡単。


すばやい検索


「Studio One 2」のブラウザーは、インストゥルメント、エフェクト、サウンド、ファイルなどへのすばやいアクセスを提供。ブラウザーであらゆるロケーションを検索することも可能となり、必要なリソースの検索がより素早く簡単になった。


トラックのオーガナイズ


フォルダー・トラックを使用すれば、関連するトラックをまとめ、グループとして操作するのも簡単。クリックひとつで、フォルダー・トラックをグループ化/ バスへのセンドができる。これは「Studio One 2」独自の優れた機能。


複数のMIDI トラックを同時編集


音楽エディターでは、異なるトラック上の複数のパートの同時編集など、2つ以上のインストゥルメント・トラックを表示/ 編集できるようになった。


プラグイン・コレクションがさらに強力に


プラグイン・コレクションがさらにパワーアップ。Ampireギターアンプ・モデラーはAmpire XTとなり、新しいアンプ・モデル、コンボリューション・ベースのキャビネット・モデリング・セクションとエフェクト・セクションを新しく搭載。新しいOpenAIRコンボリューション・リバーブは、実空間とクラシックなハードウェア・リバーブをベースとする極めてリアルなリバーブレーションをもたらす。さらに、新しいIR Makerでは、独自のインパルス応答をキャプチャーすることまでもが可能。


優れたマスタリング機能を提供するStudio One Professional


Professionalでは、マスタリング機能とディストリビューション機能の広範なリストに加え、DDPへの書き出し、PQ編集、より高いクオリティのサンプルレート変換などが追加されている。


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