RolandR-26 Portable Recorder
ローランドより、ポータブル・レコーダーの新製品「R-26」が登場した。
「R-26」は、24ビット/96kHzに対応したプロ仕様のリニアPCMレコーダーだ。
「R-26」に搭載された「DUAL STEREO MIC」は、XY(指向性)とOMNI(無指向性)というタイプの異なる2種類のステレオ・マイクで構成されている。それぞれのマイクのバランスをミックスすることも可能なので、シチュエーションに応じて最適なサウンドをレコーディングすることができる。さらに外部マイクを併用すれば、最大で6チャンネル(3ステレオ)の同時録音も可能となる。
3系統の入力には、独自開発のアナログ回路「IARC」を搭載。これによりデジタル・ノイズや干渉を最小限に抑えた透明感のあるサウンドを実現している。
加えて、録音ボタンを押したタイミングから2秒間さかのぼって記録が可能なプリ・レコーディング機能も搭載。さらに、それぞれのソースに最適なマイク感度の設定、入力レベルの解析/表示を自動で行うAUTO-SENS機能を使えば、適切な入力を素早く設定でき、歪みやレベル不足などのミスのないレコーディングを行うことができる。
直感的な操作が可能な大型タッチ・パネル・ディスプレイも特長のひとつ。
パソコンとUSBで接続すれば、オーディオ・インターフェイスとしても機能する。DAWソフトの「SONAR X1 LE」も同梱されている。
発売は2011年9月末。
R-26の主な特長
- 指向性と無指向性の2種類のマイクを独立して搭載。外部マイク併用時には24ビット/96kHzで最大6チャンネルの同時録音に対応。
- 高音質化を徹底した、独自開発のアナログ回路を採用。
- 録音ミスを未然に防ぐ、さまざまな機能を搭載。
- タッチ・パネル・ディスプレイや独立した操作子による直感的な操作感を実現。
- USB接続によるパソコンとの高い連携性。
- SONAR X1 LEを同梱。