CMP.800は、テクノロジーに敏感な昨今のDJが求める機能を網羅したクロスメディア・プレーヤーだ。
高精細コントロールにイルミネーションを搭載、マルチ機能の切り換えも可能なジョグ・ホイールを新たに開発。またCDだけでなく大容量デバイスなど多彩なメディアの再生に対応。さらに内蔵サンプラー、ホット・キュー、ループ・ビートに同期するエフェクト、フルMIDIコントロール等の機能も搭載されている。
2011年6月下旬発売予定。
CMP.800の主な特長
あらゆるフォーマットの再生に対応
オーディオCDの再生はもちろんのこと、MP3 CDや、さらにMP3データを保存してあるUSBフラッシュ・メモリー、ハード・ディスク・ドライブからの楽曲再生も可能。また2台のCMP.800をUSBケーブルで接続すれば、1つのフラッシュ・メモリーもしくはハード・ディスク・ドライブに含まれるデータを、2台のCMP.800で共有できる"CHAIN LINK(チェーン・リンク)"機能を搭載。そのため2台のCMP.800それぞれに再生メディアを用意する必要がない。また、同梱の"MEDIA WALLET"ソフトウェアを使用すれば、本番前にプレイリストを整理することもできる。
フルMIDIコントロール
MIDIコントローラーとしてもフルに機能。NATIVE INSTRUMENTSのTRAKTORや、MIXVIBESのCROSS等のソフトウェアに対応し、全てのボタン、ノブをアサインする事が可能。DECK A/Bの切り替えも可能。
オート・ビート・ループ
オーソドックスなマニュアル操作によるループ機能とBPMに対応したオート・ビート・ループ機能を搭載。ループの長さは1/64から16ビートの間で6種類までが用意されている。ループの長さは再生中の変更も可能で、ユニークなミックスや劇的なエフェクト効果を狙う事ができる。
イルミネーションを搭載した多機能ジョグ・ホイール
ジョグ・ホイールは非常に高精細なコントロールが可能で、キュー・ポイントやスピードの視認性を著しく向上させるタッチセンス付LEDイルミネーションまでを内蔵したプラッター・ホイールを搭載。LEDのイルミネーションには9パターンのモードを用意。プラッターにはさらにピッチベンド、ループ・エンド・ポイント、Tスキャニング、フレーム・サーチ、エフェクト・パラメータ・コントロール、サンプリング用のピッチ・ボリューム・コントール等の多様な機能を搭載し、使い勝手はさらに向上。
3種類のビート・シンクDSPエフェクト
ミキサーM.207から引き継いだ、ビート・シンク機能付の高品位デジタル・エフェクトを3種類搭載。ECHO、FLANGER、FILTERのそれぞれに可変パラメータを2種類ずつ用意。
ホット・キュー&ループ
各ソング毎に4種類のホット・キューを保存可能。内部メモリーではオーディオCDやMP3 CDに対し2,048のキュー・ポイントを保存でき、さらに外部USBフラッシュ・メモリーやハード・ディスク・ドライブへもキュー・ポイントを保存可能なため、文字通り無限大のキュー・ポイントを管理することができる。
4バンク・サンプラー
5秒の長さのサンプルを4種類まで、本体で再生中のトラックと共に同時再生が可能。これらのサンプルはピッチ、ボリュームがコントロール可能となっており、再生中のトラックとのミキシングが効果的に行える。フロント・パネルに4つのラバー・パッドを用意しているため、操作も非常に簡単。