ライブ・コンサートを快適な操作で録音できる専用レコーダー「R-1000」がローランドより登場

RolandR-1000
ローランド(株)は、独自技術「REAC(リアック)」を用いた業務用音響機器の新たなラインアップとして、専用機ならではの安定動作で高音質録音が可能な48トラック・レコーダー/プレイヤー「R-1000」を、2011年9月上旬から発売することを発表した。

「R-1000」は、専用機ならではの安定動作でライブ・コンサートを収録できるレコーダーだ。タッチパネル・ディスプレイによる直感的な操作で、最大48トラックを高音質録音・再生。録音データは専用のカートリッジ式ハードディスク・ドライブに記録。500GBの容量で最大約20時間の48トラック同時録音が可能となっている。


カートリッジはUSB端子を標準装備。収録直後にカートリッジを取り外し、単体でパソコンにダイレクト接続すれば、直ちに編集作業が開始できる。従来必要だった大容量音声データのコピーが不要となり、ワークフローを大幅に改善できる。また、収録には 汎用性の高いBWFファイルを採用。Cakewalk 「SONAR」をはじめとするさまざまなDAWソフトで編集が可能となっている。


「R-1000」をミキシング・コンソール「V-Mixer」とREACでデジタル接続すれば、収録だけでなくリハーサルでも活躍する。あらかじめ収録しておいた演奏の音声データを再生することで、ミュージシャン不在でも入念なリハーサルが行える「バーチャルリハーサル」などのアプリケーションを実現。


なお、ローランド独自のデジタル音声伝送技術「REAC」によるフルデジタルの音響システムは、世界中のライブ・コンサートやテレビ/ラジオ番組の中継・収録現場で導入されているが、この音響システムに「R-1000」が加えることで、PAから収録まで高音質で、かつスムーズなワークフローが実現される。



Roland
R-1000
399,000円