ゼンハイザーよりショットガンマイクロホンの新製品が2機種登場

SENNHEISERMKH 8060/MKH 8070
ゼンハイザージャパン株式会社は、ショットガンマイクロホンの新製品「MKH 8060」と「MKH 8070」を発売することを発表した。

「MKH 416」を始めとしたゼンハイザーのショットガンマイクロホンは、長い間、映画やテレビ業界のスタンダードとして使用されてきた。この業界基準を維持し、さらなる要求を満たすべく新たに開発されたのが「MKH 8060」と「MKH 8070」だ。


「MKH 8060」は多彩なショート ガンマイクで、そのコンパクトなサイズはカメラマウントに最適。「MKH 416」と比較して軽量であるため、ブーム操作にも向いている。また音源に当たるマイクポジションだけでなく、軸を外れたポジションでも非常にナチュラルなサウンドを収録できるのも特長だ。


「MKH 8070」ロングガンマイクは、ルーズ撮影に向いた機種で、スポーツ中継や自然音の録音にも最適な狭指向性を持つ。またこのマイクロホンの性能は、アメリカンスーパーボウルや他のアプリケーションにてすでに実証済みとのことだ。


いずれも発売は2011年5月中旬予定。


主な特徴



  • スーパーカーディオイド / ローバー指向特性(MKH 8060) / ローバー指向特性(MKH 8070)

  • ナチュラルサウンド

  • サウンドが均一に入ってきている間、軸から外れたサウンドは色付けすることなく減衰する

  • アナログ、またはデジタルモジュールを取り付けてデジタルマイクロフォンとしても使用できる

  • 固有自己ノイズが極端に低いので、デリケートなサウンド構成をマスキングしない

  • 対称型ドランスデューサー設計により、低歪率を実現

  • トランスフォーマーレスとフルフローティングバランス型出力:スプリアスシグナルのカップリングが無く、歪みも最小限

  • 高出力シグナル電圧は、相互干渉の無いシグナルパスを達成

  • 無反射のネクステル塗装の丈夫な金属ハウジング

  • 高周波回路の成果により、全天候に対応

  • MKH 8060 は、コンパクト設計により、カメラマウントにも最適

  • MKH 8000 シリーズの豊富なアクセサリーを共有





SENNHEISER
MKH 8060/MKH 8070
未定
[MKH 8060] ●指向特性:スーパーカーディオイド/ローバー●周波数特性:50Hz~25kHz●感度:−24dBV/Pa(63mV/Pa)●最大音圧レベル:129dB SPL●等価ノイズレベル:11dB(A)(DIN-IEC 651)、23dB (CCIR 268-3)●ノミナルインピーダンス:25Ω●最少負荷インピーダンス:2kΩ●ファントムパワリング:48V ± 4V(P48,IEC 61938)●消費電流:3.3mA●直径:19mm●長さ:145mm(ヘッド部のみ)、178mm(MZX 8000 XLR-モジュール付で)●重量:80g(ヘッド部のみ)、112g(MZX 8000 XLR-モジュール付で)●動作温度範囲:−10°C~+60°C   [MKH 8070] ●指向特性:ローバー●周波数特性:45Hz~20kHz●感度:−19dBV/Pa(112mV/Pa)●最大音圧レベル:124dB SPL●等価ノイズレベル:8dB(A)(DIN-IEC 651)、21dB (CCIR 268-3)●ノミナルインピーダンス:25Ω●最少負荷インピーダンス:2kΩ●ファントムパワリング:48V ± 4V(P48,IEC 61938)●消費電流:3.3mA●直径:19mm●長さ:432mm(ヘッド部のみ)、465mm(MZX 8000 XLR-モジュール付で)●重量:300g(ヘッド部のみ)、332g(MZX 8000 XLR-モジュール付で)●動作温度範囲:−10°C~+60°C