ARTURIAのANALOG EXPERIENCEシリーズより、49鍵バージョンが登場

49鍵のキーボードはアフタータッチ対応。アルミシャーシとサイドウッドパネルによる高級感溢れる重厚な筐体に加え、13個のノブコントロール、22個のスイッチ、9個のスライダー、4個のタッチセンシティブパッド、モジュレーションホイール、ピッチベンドホイールと豊富なコントロールを搭載し、思いのままにビンテージアナログサウンドをコントロールできる。また、すべてのコントロール群は同梱されるソフトシンセ「ANALOG LABORATORY」上で見た目もそのまま表示され、煩わしいセッティングは不要。

ソフトシンセ「ANALOG LABORATORY」は、Arturia社が誇るアナログクラシックシンセのMinimoog-V、Moog Modular V、CS-80V、ARP 2600 V、Prophet V、Prophet VS、Jupiter-8Vから厳選された3500もの伝説的なシンセサイザーサウンドを搭載。Arturia社のアナログクラシックソフトシンセ単体を持っている場合は、「ANALOGLABORATORY」上からそのソフトシンセを呼び出し、すべてのパラメーターをエディットすることが可能となる。

また「ANALOG LABORATORY」自体は、主要パラメーターのみの操作に限定することによりシンプルに使えるが、それら2種類のプリセットを組み合わせて、レイヤー、スプリット、マルチと同時に鳴らすことも可能。例えばMinimoogのソロとARP 2600のベースシーケンスを1台のMIDIキーボードで演奏することもできる。

メーカー希望小売価格は50,400円。発売は2011年3月18日(金)。

 

ANALOG EXPERIENCE THE LABORATORY49の主な機能と仕様(抜粋)

ハードウェア部

  • ベロシティー/アフタータッチ付セミウェイト49鍵
  • モジュレーションホイール
  • ピッチベンドホイール
  • サスティンペダル端子
  • エクスプレッションペダル端子
  • AUXペダル
  • ブレスコントローラー
  • 2基のクリック付エンコーダー
  • 11基のエンコーダー
  • 9基のスライダー
  • 22個のスイッチ
  • 4個のタッチセンシティブパッド
  • MIDIインアウト
  • USBバスパワー

ソフトウェア部

  • プロのマニュピュレーターが制作した3500もの膨大なプリセット
  • 各サウンドはArturia社が誇るソフトシンセ群(MINIMOOG、CS-80、ARP 2600、MOOG MODULAR、PROPHET 5、PROPHET VS)より抜粋
  • シンセのモデル、タイプ、キャラクターなどから簡単にほしい音を探し出せるプリセットマネージャー
  • アフタータッチ対応
  • プリセットごとに変化が明確なエディットパラメーターを用意
  • 11のジャンルに分類された200種類のシーンプロジェクト
  • トリガー可能なドラムループとして、330ものREXファイルを搭載
  • 2つのシンセサウンドをレイヤー、スプリット、複数のMIDIソース入力が可能
  • 200個以上のメロディを選択できるアルペジェーター機能
  • 最高品位のサウンドを得られるTAEエンジン採用