様々な設置環境や用途で活躍するShureのサイドアドレス楽器用マイクロホン

ShureBETA 181
ヒビノインターサウンド株式会社は、Shureのコンデンサー型マイクロホン「BETA 181」を2011年2月4日より発売する。

「BETA 181」は、極めてコンパクトなボディーと交換可能なマイクロホン・カートリッジにより、様々な設置環境や用途で活躍する、サイドアドレスタイプの楽器用コンデンサーマイクロホンだ。


側面から音を収音するサイドアドレスタイプでありながら、手のひらに収まるほどの極めてコンパクトなサイズを実現。マイクロホンを目立たせたくない場合や狭いスペースに設置しなければならない場合、音源に近づけて設置したい場合などに最適。また、マイクロホン・カートリッジは簡単に着脱可能で、用途に応じて異なる指向特性のオプション・カートリッジに変更できる。


各指向特性の推奨用途は以下の通り。



  • BETA 181/C (カートリッジ名:RPM181/C)
    ドラム( オーバーヘッド)、ピアノ、アコースティック楽器および、BETA 181/BI と組み合わせてのMSステレオ方式での収音

  • BETA 181/S (カートリッジ名:RPM181/S)
    スネアドラム、アコースティック楽器のオンマイクでの収音

  • BETA 181/O (カートリッジ名:RPM181/O)
    合奏の収音やアンビエントマイクでの使用

  • BETA 181/BI (カートリッジ名:RPM181/BI)
    ドラム(モノ・オーバーヘッド)、タム、アコースティック楽器および、BETA 181/Cと
    組み合わせてのMSステレオ方式、2本のBETA 181/BIを使用してのブルームライン方式
    での収音


また「BETA 181」は、定評あるBETA Microphones 基本性能を受け継ぎ、過酷な環境でも確実な収音が可能。各マイクロホン・カートリッジは、研ぎ澄まされた指向特性を備え、軸外の音源からの影響を最小限に抑制。狙った音のみを確実にピックアップする。さらに150dBを超える最大音圧レベルを達成し、楽器の力強いサウンドも歪むことなくクリアに収音する。また、細い筒状の本体にはプリアンプが内蔵されており、通常のXLR ケーブルで出力可能。コネクター部分の不良が起こりにくい上に、配線がシンプルに行なえ、セットアップの手間も掛からない。


「BETA 181」には、マイクホルダー、ウインドスクリーン、マイクポーチが標準で付属しており、マイクポーチにはカートリッジを装着した状態のマイクロホン本体や付属品に加えて、3つまでの交換用カートリッジが収納できる。



Shure
BETA 181
各66,150円
●形式:エレクトレットコンデンサー型●指向特性:BETA 181/C/カーディオイド、BETA 181/S/スーパーカーディオイド、BETA 181/O/無指向性、BETA 181/BI/双指向性●周波数特性:20Hz~20kHz●開回路感度:BETA 181/C/-46.5dB re 1V/Pa、BETA 181/S/-49.5dB re 1V/Pa、BETA 181/O/-52dB re 1V/Pa、BETA 181/BI/-51dB re 1V/Pa●等価雑音レベル:BETA 181/C/20.5dB SPL(Aウェイト)、BETA 181/S/22.5dB SPL(Aウェイト)、BETA 181/O/23.5dB SPL(Aウェイト)、BETA 181/BI/23dB SPL(Aウェイト)●最大音圧レベル:BETA 181/C/151.5dB SPL(1kHz、THD1%、2500Ω)、BETA 181/S/154.5dB SPL(1kHz、THD1%、2500Ω)、BETA 181/O/157dB SPL(1kHz、THD1%、2500Ω)、BETA 181/BI/156dB SPL(1kHz、THD1%、2500Ω)●電源:ファンタムDC11~52V/2.4mA●コネクター:XLR3ピン(金メッキ)、オス●寸法・質量:φ35×全長124mm、145g●付属品:マイクホルダー(A57F)、ウインドスクリーン(A181WS)、3/8"→5/8"変換ねじ、マイクポーチ(A181C)