NEOd+RCAシリーズ
オヤイデ電気のブランドであるNEOより、デジタルシステムのためのアナログオーディオケーブル、「d+RCA シリーズ」が登場した。
オヤイデ電気によると、d+RCAシリーズは、PCオーディオなどに代表されるデジタルオーディオシステム全体のコンビネーションを重視してデザインされたアナログオーディオケーブルであり、DACやCDなどのデジタル機器とアナログ機器との接続において最も力を発揮するという。また、CDJやオーディオインターフェィスなどのデジタルDJ機器とDJミキサーとの接続にも良く、「次世代DJギアのマスターピースアイテム」とも謳っている。
ラインナップはclass S、class A,、class Bの3モデル。特長は次のとおり。
- 導体は、class A, class S 共に「PCOCC-A」を採用。「PCOCC-A」は信号伝送方向の結晶粒界を理論的にゼロにした単結晶銅PCOCCをアナログ音声信号にマッチさせるため、さらにアニール処理を施した導体 。結晶粒界面がなく不純物も排除したため、信号の流れを妨げるものがない。これにより歪みのないクリーンなサウンドを再生する。またclass B の導体は不純物の少ない高純度OFC 採用。安定した伝送により、歪みが少なくバランスのとれた音を再生する。
- 導体径はclass A, class B がAWG18, そしてclass S はAWG16 という大容量を誇る。これにより導体抵抗を抑制し、信号ロスの軽減に大きく貢献する。
- 導体構造は反転同心撚りを採用。素線間の密度を高め均一に撚り込まれた素線は、ランダムな隙間を排除し、線間歪による音質の劣化を排除する。
- フラットデザインによるケーブルは、ケーブルを曲げたときに起こるケーブル内部の歪みが引き起こす伝送ロス、インピーダンスの変化、静電容量の変化を回避する。
- 誘電率の低いポリオレフィン絶縁体とTPE シース(class A/class S) を採用することにより、信号の減衰を押さえて広い周波数帯域で安定した信号伝送を行う。
- プラグ部分に使用しているりん青銅は高導電率と高強度を誇る。またclass Sのメッキには正確な位相と優れた帯域バランスを併せ持つ、プラチナ/ ロジウムのコンビネーションメッキを採用。またclass Aとclass Bは金メッキを選定。耐久性が高く伝送性能を長期間維持する。
- class A/class Sにはケーブルケースを付属。ケーブルをスマートに収納でき持ち運びに便利。
発売は2010年12月24日予定(class S 2.0mは2011年2月発売予定)。