ソニーのスタジオモニターヘッドホンのフラッグシップモデル「MDR-Z1000」、2010年11月に発売

SONYMDR-Z1000
ソニーの長年にわたるヘッドホン開発における技術とノウハウを惜しみなく投入した、スタジオモニターヘッドホンのフラッグシップモデル「MDR-Z1000」が、2010年11月に発売される。

「MDR-Z1000」は、録音スタジオ、ポストプロダクションスタジオ等でサウンドクリエイターが使用することを目的に開発されたスタジオモニターヘッドホンだ。特長は次のとおり。


 


MDR-Z1000の主な特長


液晶ポリマーフィルム振動板を採用した、新開発直径50mmのHDドライバーユニット搭載


振動板材料には、従来比約5倍にまで剛性を高めた新規開発の液晶ポリマーフィルム振動板を採用。これにより、これまで以上に材質特有の癖を極限まで抑えた、原音に忠実な再生が可能になった。また、この材料を大口径、直径50mmのHDドライバーユニットと組み合わせることにより、低域から80 kHzに至る超広帯域をフルレンジで再生し、広ダイナミックレンジと解像度の高い再生音を実現。


高遮音性を実現した新開発「ノイズアイソレーションイヤーパッド」採用


頭部の凹凸に合わせてパッドが適確に追従するように形状を最適化することで高い遮音性を、そして低反撥ウレタンを採用することで快適な装着性を実現した、「ノイズアイソレーションイヤーパッド」を新規に開発。


素材を厳選するなど細部にまでこだわり、高音質を実現


部品の素材や嵌め合いの精度を極限まで高めることで、高音質を徹底的に追及。



  • ハウジング部に、軽量かつ堅ろうなマグネシウム合金を採用。不要な振動を抑え、低音のスムーズなレスポンスとクリアな中高音を再現。

  • 最大入力4,000mWに対応し、プロフェッショナルの現場でしばしば起こる、不意の大きな電気信号の入力にも安心の、高い耐久性を実現。

  • 優れた信号伝送特性のある、高純度99.99999% 7N-OFCリッツ線を採用。

  • メンテナンス性を考慮し、着脱式コードを採用。


発売は2010年11月10日。メーカー希望小売価格は61,950円。



SONY
MDR-Z1000
61,950円
●形式:密閉ダイナミック型●ドライバーユニット:φ50mm●感度:108dB/mW●再生周波数帯域:5-80,000Hz●インピーダンス:24Ω(1kHzにて)●最大入力:4000mW ※IEC(国際電気標準会議)規格による測定値●コード長:3m/1.2m 7N-OFC、リッツ線(片出し)●入力プラグ:金メッキステレオミニプラグストレート型(3mコード)/L型(1.2mコード)●質量:約270g