Soundcraft「Vi Series」の最新ライブSR用デジタル・ミキシングコンソール

SoundcraftVi1
ヒビノ株式会社が、Soundcraft(サウンドクラフト)のデジタル・ミキシングコンソール「Vi1」を2010年8月20日(金)より発売する。

Vi1は、Soundcraftのフラグシップモデルとして世界中のライブSRで愛用されているVi Seriesの能力を、極めてコンパクトなボディに凝縮した最新のデジタル・ミキシングコンソールだ。的確なオペレーションをサポートする優れた操作性と、規模の大きなSRにも対応する入出力性能を獲得。ハイエンド・デジタルコンソールにも匹敵する先進のミキシング機能でSR環境を一新する。


Vi1の特徴


柔軟なミキシングを実現する優れた操作性


Soundcraftの培ったノウハウを結集し、大型デジタルコンソールに匹敵する操作性とモニタリング性能をコンパクトなボディに凝縮。ディスプレイは1面ながら現行モデルの約2倍の表示領域を実現した22インチ・ワイドタッチスクリーンを採用。16系統のチャンネルストリップと全入出力チャンネルのメーターを1面で表示できるだけでなく、ユーザーが自由に構成できるカスタムレイヤーも5系統搭載。また、上下2段に分かれたスクリーンの各段に16個のエンコーダーを内蔵。項目にタッチすることで真下のエンコーダーに機能が割り当てられるため、視線の移動の少ない集中したミキシングが可能です。さらに、コンソールに配置された26本のフェーダーはVCAグループ、マトリクス、ソロなど、割り当てられた機能に合わせてフェーダー内部のLEDカラーが変化。暗く、視認性の低いライブ会場でも機能の判別が瞬時に行える。


極めてコンパクトなサーフェスに豊富な入出力を凝縮


横幅1034mmの極めてコンパクトなサーフェスに多彩な入出力系統を搭載。サーフェス背面に入力系統として32マイク/ ライン、AES(4ch)、S/PDIF(2ch) を、出力系統として24モノバス、マスターLCR、モニターA/B、AES(4ch)、S/PDIF(2ch) を用意。規模の大きなライブSRにも余裕を持って対応する。さらに拡張用スロットを搭載し、オプションのアナログ入力/ 出力カードやデジタル入出力カード、MADI接続カードなどを接続可能。MADI経由でオプションのステージボックスを接続すれば入力チャンネルを最大64系統に拡張できるほか、ステージボックス上の端子を入出力として自由にパッチできる。また、24系統のモノバスはAUXとGRPで自由に切り替えられ、最大8系統をマトリクスバスに変更可能。8VCAグループ、4ミュートグループも搭載し、複数のバンド編成や多彩な演目もシンプルかつ的確に運用できる。


発売以来、高い評価を集めるVi Series の高品位な音響性能を継承


Soundcraftのフラグシップモデルとして高い評価を集めるVi Seriesの比類ない音響性能を継承。内部処理は40bitフローティングポイント演算で行い、極めて解像度の高いクリアな音質を獲得。ステレオ4系統のLexicon製リバーブレーターを搭載し、世界中のマスタリングスタジオ、レコーディングスタジオで愛用されるリバーブサウンドを任意のポイントで自由に使用できる。さらにBSS AUDIO製30バンド・グラフィックイコライザーを搭載。フィルタリング技術で定評あるBSS AUDIOのグラフィックイコライザーを全てのバス出力で使用でき、オペレーターの感性を引き出す、狙い通りの音創りを実現する。


▼リアパネル



Soundcraft
Vi1
2,625,000円