デジタル・ワイアレス製品のRelay G50/G90、6月より順次発売

Line 6Relay G50/Relay G90
スタジオクオリティのデジタル・ワイアレス・システムを提供するLine 6より、Relay G30(発売中)の上位2機種が登場した。Line 6独自のVWT (Virtual Wire Transmission)テクノロジーにより、同クラスのアナログ・ワイアレス・システムを上回る、10Hz~20kHzの周波数特性と、最高120 dB のダイナミック・レンジという低ノイズを実現している。

ケーブルとワイアレス・システムの両方を使い、切り替えを行う際は、搭載のケーブル・トーン・シミュレーターを使用してケーブル使用時のサウンドにRelayのサウンドをマッチさせることができ、アンプのトーン設定を調整しなくてすむ。また、デジタル・ワイアレス・システムに必須のコンパンダーを使用せず、多彩なパンチ、タッチ・レスポンスを実現している。


電波の干渉については、DCL (Digital Channel Lock) テクノロジーによって、干渉の原因となるものを排除する。また、2.4GHzの周波数帯でブロードキャストを行うため、テレビ局や携帯電話タワーなどの強力な電波発信源による干渉が回避される。信号が1つの送信先だけに宛ててエンコードされているため、Wi-FiやBluetooth(R)デバイスの干渉も起こらない。


電源を入れ、チャンネルを選択するだけで準備が完了。周波数を探す手間もかからない。


ラインナップはストンプボックス・スタイルのG30とG50、ラックマウント可能なG90の3種。Relay G30は現在発売中、Relay G50は7月予定、Relay G90は6月発売予定。
価格はオープンプライス(税込市場参考価格はRelay G30: 34,800円、Relay G50: 45,800円、Relay G90: 68,800円)。



Line 6
Relay G50/Relay G90
オープンプライス(市場予想価格:Relay G50: 45,800円、Relay G90: 68,800円)
●Relay G50:メタル ストンプボックス型システム●周波数応答:10Hz ~ 20kHz●ダイナミック・レンジ:120 dB●RF 搬送波周波数:2.4GHz●対応チャンネル:12●通信範囲:視認できる直線で60m (現地の状況で異なる) ●Relay G90:メタル 1ユニット・ラック・システム ●周波数応答:10Hz ~ 20kHz●ダイナミック・レンジ:120 dB●RF 搬送波周波数:2.4GHz●対応チャンネル:12●通信範囲:視認できる直線で90m (現地の状況で異なる)