多彩な構成と高音質で中小規模のSRシーンを演出する軽量小型ラインアレイ・スピーカーシステム

JBL PROFESSIONALVT4886/VT4883
ヒビノ株式会社が、JBL PROFESSIONALの3-Wayラインアレイ・システム"VT4886 "と、サブウーファー"VT4883"を2010年5月13日より発売する。

"VT4886 "と"VT4883"は、JBL PROFESSIONAL のSRスピーカーシステムのフラッグシップモデル"VerTec"シリーズの最軽量・コンパクトモデルだ。ツアリングで培われたハイスペックな音響性能を継承しつつ、小型化による利点を生かした多彩な構成で中小規模SRに高音質を提供する。

詳しい特徴は以下のとおり。


■多彩な構成が可能。VerTec シリーズの最軽量・コンパクトモデル


VT4886は、重量わずか15.4kg、サイズは幅579×高197×奥行261mm にまで軽量・小型化されており、吊荷重や設置スペースの制約でこれまでラインアレイの導入が困難だった中小規模SRに最適。同じ幅のサブウーファーVT4883と連結してアレイシステムを構成でき、ライブハウスやクラブ、ホールのコンサートから企業のプレゼンテーションまで幅広く使用できる。

また、既存のVerTecシリーズと組み合わせたり、他のシステムの補助としてフィル用、センタークラスターやディレイ用のクラスターとしても活用できる。フライングだけでなくグランドスタックにも対応しており、現場状況に合わせた設置ができる。また、スピーカースタンドへのマウントやVT4883 をベースにしたポールマウントも可能。ポータブルスピーカーとして気軽に使用できる。


■革新的な部品設計による強力な出力


VT4886 とVT4883はともに、革新的な部品設計を施されたハイスペックモデル。優れた指向特性により出力効率を高めており、出力音圧が大きく質量比による出力パワーが際立っている。

 VT4886は、コンパクトなキャビネットに8個のトランスデューサーと10個のボイスコイルを集約した3-Way 構成。許容入力900W、最大音圧136dB SPLを誇る。低域・中域・高域それぞれの正確なインピーダンスマッチングを確実にする一方、高水準で定義された複数帯域のパッシブネットワークがインサーションロスを最小限に抑え、低歪率を実現。
 
VT4883は、カーディオイド型の指向性を備えたサブウーファーで、低域を35Hz まで拡張。バスレフのバンドパスを引き出す堅牢な内部構成で高性能な音響性能を支えており、コンパクトなキャビネットから最大音圧133dB SPL を引き出す。

価格はVT4886、VT4883ともに441,000円。


JBL PROFESSIONAL
VT4886/VT4883
441,000円