スピーカー内蔵のスタイリッシュ・キーボード

株式会社コルグは、SD カード・スロットを搭載したプロフェッショナル・アレンジャーPa50SDを2010年4月下旬に発売する。価格は89,250円。

Pa50SDは1台でアンサンブル演奏を気軽に楽しめるエンターテイメント・キーボードとして、高度なパターンを使用した自動伴奏機能と高品位スピーカーを内蔵し、スイッチ・オンですぐに演奏できる。

主な特徴は以下のとおり。

●世界レベルで活躍するアレンジャーがプログラムした、バッキング・パターン"スタイル"を内蔵。左手でベース・ライン、ルートなどの簡単な演奏をするだけで、最大8楽器分のアンサンブルで楽曲を奏でることができる。イントロ2種、エンディング2種を用意しているほか、ボタン一つでフィル2種、カウント・イン/ブレイクなどを使用することができ、自由にリアルタイムに演奏に加えることも可能。

●本体には304のジャズ、ピアノ曲、ラテン、ポップス、ロックなどのスタイルを内蔵。スタイルはエディットして好みのスタイルとして本体にメモリーすることもできる。

●リアルタイムで演奏するキーボード・トラック用音色プログラムを1スタイルにつき4つ設定でき、シングル・タッチ・セッティング・ボタンで簡単に呼び出すことが出来る。また、キーボード・トラックだけでなく、各スタイル・トラックにメモリーしたサウンドも"パフォーマンス"として本体にメモリー可能。

●コルグのプロフェッショナル・シンセサイザーと同じ音源システムを搭載。ステレオ・サンプリングした豊かな奥行きを もつアコースティック・ピアノやギター、ドラムなどリアルで臨場感あふれるサウンドを660種以上内蔵。また、GM Level2配列準拠のサウンドも256プログラム内蔵している。

●10cmx2のデュアル・コーン・バスレフ・タイプのスピーカーを搭載。

●オーディオ・イン、アウト端子を装備。Pa50SDにCDなどを接続してPa50SDのスピーカーから鳴らしながら一緒に演奏したり、Pa50SDのサウンドを外部モニターから出力することが可能。

●16トラック、56,000ノートのシーケンサーを搭載。あらかじめシーケンサーに演奏をメモリーさせて、これを鳴らしながらリアルタイムの演奏を加え、トータル40トラック分もの演奏を同時に行うことができる。また、リアルタイムで演奏している自動伴奏演奏をそのまま録音することができるバッキング・シーケンサー機能を搭載しているため、自動伴奏機能をリアルタイムで楽しむほか、作曲を楽しむことができる。また、Pa50SDのシーケンサーは2つのMIDIファイルをダイレクトに読み込み、同時に演奏させることができるXDSクロスフェード・デュアル・シーケンサー・プレイヤーを装備。フロント・パネルのクロスフェーダーを左右に動かして、ひとつの曲をフェード・アウトさせながら、次の曲をフェード・インさせることができる。

●SDカード・スロットを搭載し、作成したシーケンス・データ、SMFデータなどをSD/SDHCカードもしくはマルチ・メディア・カード(MMC)にセーブすることができる。また、カラオケ・ファイルなど互換性がある外部データを本体で使用することも可能。

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