リアルなブラス音源を物理モデリング技術で表現するBRASS2、3/19に発売

ArturiaBRASS2
サンプリングでもループでもない「物理モデル」の技術により、サンプリング音源では再現できないアコースティック楽器の時間的変化を再現したソフトシンセ「BRASS」の新バージョンが、3月19日(金)に発売される。

BRASS2はトランペット、トロンボーン、そして新設計のサキソフォンのモデルを搭載、リアルタイムな表現力でブラスを演奏できる「ライブモード」、様々なスタイルのフレーズを再生する「リフモード」(可変できるジャズ、ポップ、ファンク、ラテン、クラシック他500フレーズ)で構成されている。


今回のバージョンアップでは、Mac OSX環境でCPU負荷軽減、Audio Unitプラグインとしての動作の安定化を実現したほか、トッププロフェッショナルによる75のプリセット、160のリフ、60のキットも追加された。


また、Windows 7やMac OSX Snow Leopardのも正式対応。


「物理モデル」は、フランスの研究機関、IRCAM(イヤカム)が開発した「ノンリニア・マルチプル・フィードバック・ループ」と呼ばれる技術によって生まれた。Arturia社はIRCAMとの共同開発により、「BRASS2」を商品化した。


brass2-1.jpgBRASS2の新機能



  • サキソフォンモデル

  • 2つのサキソフォンマウスピース

  • ライブモードに於ける、4パートのマルチティンバーモード

  • ハーモナイゼーションモジュールによる4つのポリフォニックインストキット

  • 新しいプリセット、リフ、キット(75プリセット、160リフ、60キット)

  • MIDIコントロール(Akai EWIサポートも含む)の最適化


BRASS2の詳細


Arturia
BRASS2
31,290円
Windows環境:
●Microsoft Windows XP/Vista/7●2.5 GHz プロセッサー (マルチコア推奨)●1GB RAM●インターネット接続環境●動作フォーマット:スタンドアロン、VST、RTAS Macintosh環境:
●Mac OSX 10.4以降(ユニバーサルバイナリー) Snow Leopard対応●2.5 GHz プロセッサー (マルチコア推奨)●1GB RAM●インターネット接続環境●動作フォーマット:スタンドアロン、Audio Units、VST、RTAS