ドラムハードウェアと音源部ソフトの両面から改良を加えたVドラムのニューモデル

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1997年のデビュー以来、電子ドラムとして確固たる位置を築いたローランドのVドラム。最高位のV-Pro Seriesから、V-Stage Series、V-Tour Series、V-Compact Seriesといった用途に合わせたキットの組み合わせを持つこのラインナップの、V-Stage Seriesの最新モデルとして TD-12KX-Sが登場した。
このニューモデルの主な特徴は、ドラムハードウェア部と音源部のソフトウェアの両面に改良を加えた点だ。

まず、ハードウェアとしては、重心が低く優れた安定感と堅牢性を持つ新設計のドラム・スタンド(MDS-12X)を採用。また、演奏スタイルや体格に合わせて自由度の高いセッティングができるように、スネア、タム、シンバルの各マウント部には角度を自在に調節できるボール・クランプを設置。さらにタム・マウントには高さ調節のできるアームを装備している。
そしてバスドラムを従来のKD-85から12インチ口径のKD-120にグレードアップし、フロアタムもスネアと同じ10インチ口径のPD-105を採用。これによりドラムセット全体のバランスが向上し、より快適な演奏性となっている。

ソフトウェアとしては、音源(TD-12)もバージョンアップされ、音色のカスタマイズが行なえる機能が拡張。さらに、ハイハットのオープン/クローズのレスポンスも改良され、MIX IN ジャックのルーティングも細かい設定が可能になるなど、音源ポテンシャルが大きく向上。レコーディングやライブで活躍してくれることとなるだろう。

そのほか、ケーブル・インサイド・パイプ機構の、パイプとケーブルが接触する部分にラバー・スリーブが付けられケーブルを保護するなど、細かいところにも改良点が。また、ケーブル先端にはマーキング・ラベルが装着されているので、音源とパッドの接続もわかりやすく行なえるようになっている。

発売は2010年2月19日予定。

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