【NEWS】新音源搭載のCPシリーズ新モデルが登場

ヤマハのステージ・ピアノ・シリーズ、CPから新たなモデル、CP1が登場した。ステージでの使用をメインに開発された同モデルには、新音源システム"SCM(スペクトラル・コンポーネント・モデリング)"が搭載。ステージで愛用され続けているビンテージのエレクトリック・ピアノのモデリング技術と、同社がこれまでに培ってきたサンプリング技術が融合されたテクノロジーにより、高品位かつ再現性の高いエレピ・サウンドを提供してくれる。

さらに、"ハンマーの硬さ"や"打弦ポイント"といった発音機構を解析し、パラメーターとして装備。好みの音色が簡単に作り込めるだけでなく、それぞれのプリセット・サウンドは"ピアノ(ピアノ・タイプ+プリアンプ)""エフェクト""アンプ"にブロック化されており、それらを自由に組み替えることで、オリジナルのサウンドを生み出すことも可能だ。

また、アコースティック・ピアノにおける木製鍵盤の加工技術を生かし開発された"NW-STAGE鍵盤"は、特徴的なエレピ・プレイに最適なタッチを実現。音色としては、ビンテージ系エレピのほか、アコースティック・ピアノ、DXエレピなど合計17種類のピアノ・タイプを搭載する。ライブはもちろんレコーディングにも十二分に対応するハイクオリティな音色となっている。シンプルでありながら、背面に自称式のロゴを採用するなど、ステージ映えするデザインも特筆すべき点だ。

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▲プリセットごとにパラメーターがノブにあらかじめアサインされており、直感的に操作できる。

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▲ブロック化されたコンポーネントの組み替えも液晶左横のボタンで瞬時に行える。


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▲ヤマハのアコースティック・ピアノ技術が応用された新開発のNW-STAGE鍵盤。

価格は525,000円(税込み)で、12月25日(金)より発売される。上位機種であるCP1と同等の音源に加え、エフェクトなども装備したCP5、コンパクト・タイプのCP50も随時発売予定。

CP1のサウンドを試聴!