【NEWS】往年の名機Moog Modularのソフトシンセがバージョンアップ!

アートリアモーグ・シンセサイザーの生みの親、
ロバート・モーグ博士とパートナーシップを結び2003年に発売したMoog Modular V

往年の名機として圧倒的な存在感を放ち、"タンス"と呼ばれていた
モーグMoog Modular Model 55をソフトウェア化し、
同社第一弾のソフトシンセとして注目を集めた。

その搭載パラメーターは、9基のオシレーター、3基のフィルター、
1基のノイズ・ジェネレーター、6基のエンベロープ、2基のVCAという、
本機を忠実に再現したもの。

同社のTAE(True Analog Emulation)技術を駆使し、
回路レベルまでエミュレーションしたソフトシンセとして、高いクオリティを見せつけた。

バージョン2となっていた本製品が今回さらにバージョンアップし、
Moog Modular V2.5となりリリースされた。

主な改良点は、多くのバグの修正し、より安定した動作を実現。
特にアップルMacintosh OS X環境でのCPU負荷の軽減をし、
udio Unitsプラグインとしての動作を改善した
(特にマーク・オブ・ザ・ユニコーンDigital Performer)。

また新たなプリセットを追加し、計600種類ものサウンドを内蔵するほか、
モノ/ポリの切り替え(最大32ボイス)や、
ステレオ・ディレイ、コーラスを1基ずつ搭載している。
往年のモーグ・サウンドのキモとなるフィルターには、
24dbローパスフィルターを採用した。

なお、旧バージョンのユーザーは、同社Webサイト(www.hookup.co.jp)から
最新バージョンへ無償アップグレードが可能だ。