ABLETON Max for Live:33,800円
今年1月のNAMM Show 2009でお目見えして以来、"まだかまだか"とLiveファンをやきもきさせていた、ABLETONとCYCLING '74による共同開発プロジェクト、Max for Liveの国内販売がついに開始された。
Max for Liveは、Live上でオリジナルのプラグイン・シンセやエフェクトを構築したり、独自アルゴリズムの作曲ツールを作成したり、MIDIコントローラーを使い、これまでにないレベルでLiveを制御できたりと、大きな可能性を秘めたツール。その概要は、下のムービーで確認できる。
Max for Liveデバイスにはそれぞれ編集ボタンが付いており、これをクリックすることで下のような画面が展開する。ここで、コントロールの追加、信号の変更など自由な設定が可能。Live同様、再生を続けながら変更内容をリアルタイムで確認できるのがうれしい。
ツールセットは、ABLETONのルック&フィールを踏襲したユーザー・インターフェースが含まれており、Maxに明るくないユーザーにも親しみやすいものとなっている(オリジナルのインターフェースを作成することも可能だ)
またMax for LiveにはLiveの内部構造にアクセスできるオブジェクトも付属するので、トラック、クリップ、ノート、名称などLiveで目や耳にするもののほとんどを変更できるという。Step SequencerやLoop Shifterなど、40以上の付属デバイスについては下のムービーをチェック。
なおMax for Liveはダウンロード版のみの販売となり、ハイ・リゾリューションのオンラインストアより購入が可能。なお、動作にはLive 8.1以降が必要なので、注意してほしい。
【関連リンク】
Max for Live製品ページ
ハイ・リゾリューション