真空管プリアンプ&EQプラグインがWAVE ARTSより発売

WAVE ARTSTube Saturator
真空管プリアンプを"本物の"サーキット・シミュレーション技術を採用して再現

WAVE ARTS Tube Saturator:15,540円


3DパンナーPanorama 5やノイズ処理のバンドルMaster Restoration Suiteなどユニークで効きの良いプラグインで人気のWAVE ARTSより、"アナログ回路そのまま"のサウンドを再現するプラグインTube Saturatorがリリースされた。

"アナログ機器の再現"をうたいながら、実際は出力波形のテーブルを参照してサウンドを生成しているプラグインが多い中、Tube Saturatorは音声のリアルタイム・プロセッシングに最適化するよう独自開発した"本物の"サーキット・シミュレーション・プログラムを採用。"アナログ回路そのまま"のサウンドの再現に成功したという。

膨大な計算量は高いCPU負荷にもつながるため、機能をBaxandallタイプの3バンドEQと三極真空管12AX7を2段で使ったプリアンプに凝縮。EQとプリアンプは独立してオン/オフが可能で、プリアンプがオンの状態で"DRIVE"ノブを操作することで、繊細な処理から大胆なディストーションまで可能になっているという。

画面を見てもお分かりのように、シンプルなインターフェースが使い勝手のよさを醸し出しているTube Saturator。ギターのトラックに挿して真空管アンプの温かみを加えたり、マスター・フェーダーに挿してピークを取ったりと、さまざまなシチュエーションで活躍してくれそうだ。WindowsはVST、RTAS(Pro Tools 7/8)、DirectXに、MacはAudio Units、VST、RTAS(Pro Tools 7/8)、MASに対応する。


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WAVE ARTS
Tube Saturator
15,540円
■Windows/Windows 2000/XP/Vista(32ビット) ■Mac/Mac OS X 10.4/10.5/10.6 その他、基本的な動作環境はホスト・アプリケーションに準ずる