GRACE DESIGNの縦型モジュールM501が国内発売開始

GRACE DESIGNM501
名機M101の透明感あふれるサウンドをAPI互換モジュールでも

GRACE DESIGN M501:オープン・プライス(市場予想価格63,000円前後)


先日のAESで発表されたAPI互換モジュール(VPRアライアンス)の1chマイクプリ、GRACE DESIGN M501の国内販売が開始された。

高い評価を得ている同社M101のトランスレス回路を用い、12ポジションのトリム/ゲイン・ノブ(10dB〜65dB)に連動したハイインピーダンスのリレー回路を採用。特徴的な"透明感あふれる"サウンドを実現しているという。フロント・パネルにはこのノブのほかに、LEDピーク・インジケーター、48Vファンタム電源スイッチ、ハイパス・フィルター(75Hz、12dB/oct.)、トリム・コントロール(0〜+10dB)、ライン入力にも対応するHi-Z入力(TRSフォーン)を搭載。また、近年注目度が高まっているリボン・マイクの使用時にシグナル・パスを最適化するribbonスイッチが装備されているのもトピックだ。

さまざまな製品の中から好みのモジュールを組み合わせて自分だけのセットが組めるのが、縦型モジュールの一番のだいご味。GRACE DESIGNサウンドの伝統を受け継ぐM501の登場により、選択のバリエーションはさらに広がったと言えるだろう。


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M501製品情報
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GRACE DESIGN
M501
オープン・プライス(市場予想価格63,000円前後)
■ゲイン・レンジ/10〜65dB(マイク入力)、10〜45dB(Hi-Z入力) ■全高調波歪率/<0.0050%(60dBゲイン、+20dBuアウト) ■周波数特性/4.5Hz〜390kHz(マイク入力@40dBゲイン)、2.5Hz〜195kHz(Hi-Z入力@20dBゲイン) ■インピーダンス/8.1kΩ(マイク入力)、1MΩ(Hi-Z入力<アンバランス>)、300Ω(バランス出力) ■最大出力レベル/+25dBu