SIBELIUS Sibelius 6.1 66,150円
アビッドテクノロジーが日本語版Sibelius 6.1を発表した。本バージョンではミュージシャンの意見を多く取り入れたデザインがなされている。以下、Sibelius 6.1の特長をざっと挙げてみよう。
・マグネティック・レイアウト
譜面表示の美しさを追求。ダイナミクスや歌詞、コード記号などのオブジェクトが重ならないようにスペースを調整して、整然としたレイアウトを実現してくれる。任意でオブジェクト回りの空白などを設定しておくことも可能。
・バージョン作成機能
作成中のスコアの変更履歴を記録しておける機能。もちろんこまめにリネームしてファイルをセーブすれば済むことだが、ワンクリックで日付/時間/名前/オプション・コメントが簡単にセーブできる利便性は魅力。しかもバージョン比較機能によって、変更前後のスコアを見比べることもできる。
・ライブ・テンポ
ユーザーが指揮者のごとく、手動でテンポを入力できる機能。スコアのプレイバックに合わせてコンピューターのキーボードをタップしてテンポを入れれば、細かなテンポの揺れが再現できるというわけだ。これによってエモーショナルな演奏表現が可能となる。
・Sibelius Sounds Essentials
譜面のプレイバック音源として、Sibelius Sounds Essentialsライブラリーを用意。DIGIDESIGN AIRチームによるもので、フレンチ・ホルン、バイオリン、ピアノ、スラップ・ベースなどオーケストラ〜ジャズまで対応できる音色を備えている。最大 128chの同時使用(CPUに依存)ができるので、オーケストラのプレイバック確認も本ソフトだけで行える。・
・ReWire対応
ReWireによって、Pro Toolsをはじめとする多くDAWと連携が可能。
・自分のスコアを販売
SibeliusMusic.com(英語サービスのみ)によって、自分で作成したスコアを世界中にオンライン販売できる。同サイトでは他のSibeliusユーザーとスコアの共有にも対応。
・AudioScore Liteを付属
NEURATRON AudioScore Liteによって、マイクで入力したメロディを譜面化することが可能。
そのほか、鍵盤表示画面のブラッシュアップなど新機能を盛り込まれたSibelius 6.1。Windows 7/Mac OS 10.6へ対応したというのも、最新OSユーザーにはトピックだ。
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Sibelius 6製品情報
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