YAMAHAがAUDINATEネットワーク・カードの輸入販売を発表

AUDINATEDante-MY16-AUD
Dante技術によって、従来のEthernetとIPネットワークを利用してオーディオ・データの送受信が可能。

AUDINATE Dante-MY16-AUD 89,250円


YAMAHA プロオーディオが、豪州AUDINATEのネットワーク・カード、Dante-MY16-AUDの輸入販売を2009年12月から開始することを発表した。AUDINATEの「Dante技術」によって、本カード1枚で16イン/16アウト(@48kHz。96kHz時は8イン/8アウト)のオーディオ・データ伝送が可能。YAMAHA PM5DやM7CLなどMini-YGDAI スロットを持つデジタル・ミキサー、プロセッサー/パワー・アンプにインサートすることができる。



<主な特長>
(1)高いサンプル精度と低レイテンシー
高精度のネットワーク・シンクロ技術により、ネットワーク内の前デバイスを同期可能。サンプリング・レートや接続方法を気にせずに、低レイテンシー/低ジッター/高サンプル精度を保つ。
 


(2)シンプル設定でシステムの一元化
ネットワーク内のデバイス検出を迅速に行うコンフィグ・プロトコルを導入。Danteデバイス・ネームやチャンネル名は任意で設定もできるため、一元的にシステム管理が可能。


(3)EthernetとIPネットワークに適合


Danteは専用のネットワークや特殊なネットワーク機器を必要とせず、一般のコンピューター用機器を使用することで、低コストでのシステム構築が可能。またDante Virtual Soundcard(DVS)アプリケーションで、Mac/WindowsマシンもDanteデバイスとなり、STEINBERG Nuendoなどのソフトもネットワーク上で使用可能になる。


特に(3)では、オーディオ・インターフェースを介すことなくコンピューターとのオーディオ伝送ができるのがトピック。対応製品は以下の通りだ(2009年10月19日現在)。


<ミキサー>PM5D、PM5D-RH、DSP5D、M7CL-48、M7CL-32、LS9-32、LS9-16、DM2000、02R96、DM1000、01V96
<プロセッサー>DME24N、DME64N
<パワー・アンプ>TX6n、TX5n、TX4n



【関連リンク】
Dante-MY16-AUD製品情報(PDF/英語)
AUDINATE
ヤマハ プロオーディオ


AUDINATE
Dante-MY16-AUD
89,250
■サンプリング周波数/48kHz、96kHz ■チャンネル数/16IN/16OUT@48kHzまたは8IN/8OUT@96kHz ■量子化ビット数/24 ■ネットワーク/2×Gigabit(1,000Mbps) Ethernet RJ45 Connector ■リダンダンシー/二つのEthernetネットワークを使用したリダンダント接続は、シームレスな切り替えを実現 ■同時使用枚数/最大4枚のDante-MY16-AUDを対応機器に接続可能。最大64IN/64OUT ■クロック/高品質VCXOクロックを搭載。マスター/スレーブとして使用可能。Danteネットワークを自動検知