NOVATION Launchpad
8×8で整然と並ぶカラフル・パッドが印象的なLaunchpad。ABLETONとNOVATIONが共同で開発したLive専用コントローラーだ。
まずはキュートなインターフェースに目を奪われるだろう。パッドが赤、黄、緑と発光色を変える様子が製品サイトの動画で確認できるが、もちろん見た目だけのものではない。セッションモードでは各パッドがLive画面のクリップに相当し、各クリップへダイレクトにアクセス可能。パッド色は黄がクリップのアサイン表示、緑が再生、赤が録音状態を表し、クリップ切り替え時などの発光タイミングもキビキビしていて良好だ。
また、動画ではサンプル・トリガーとしてもパッドが機能する様子、またボリュームモードとして、パッドを縦軸に沿ってなぞっていくことでトラックの音量コントロールができる模様がアップされている。エフェクトON/OFFや深さのコントロールもできるようで、それはユーザー設定をカスタマイズすることで実現するようだ。ライブ・パフォーマンス/トラック・メイキングを問わず、動画のように本機を使いこなせるようになったらかなり楽しいハズ。ちなみに、Max for Live対応のパッチがNOVATIONより今後どんどん提供されるとのことで、本機と組み合わせて、さらに深くLiveの可能性を掘り下げていけそうだ。
サイズは239(W)×239 (D)×24(H)mm、重量は717gと、意外にコンパクト&軽量なのが驚き。USBバスパワー対応なので、コンピューターとケーブル一本で簡単につなげられるのもうれしいところだ。しかも、パッドが64個で足りないなら台数を増やしてしまえ!という発想で、同時に6台ものLaunchpadを接続してLiveを操れるという。これをライブで実現した暁には、ビジュアル的なインパクトはかなり大きいだろう。
対応するLiveのバージョンは7以上で、NOVATION製品を扱うMI7によると、国内発売は11月ごろを予定している。




▲左からセッションモード、ミキサーモード、ボリュームモード、センドモード
[関連リンク]
Launchpad製品情報(ハイ・リゾリューションサイト)
Launchpad製品情報(ABLETONサイト)
Launchpad製品情報(NOVATIONサイト)