宅録エントリー層に最適な低価格オーディオ・インターフェース

TASCAMUS-100
最大16ビット/48kHz対応の2イン2アウト・モデル。波形編集ソフトAudacityも同梱

TASCAM US-100 オープン・プライス(市場予想価格:10,000円前後)


先日、製品ニュース・コーナーにてTASCAMの小型オーディオ・インターフェース=TASCAM US-144MKII / US-122MKIIを紹介したが、さらにエントリー・モデルとなるUS-100が発表された。

ターゲットは、コンピューター内蔵のサウンド・システムからグレード・アップしたい層、またこれからホーム・レコーディングを始めたいユーザー。価格も実売10,000円と手の届きやすいエリアに設定されている。

基本仕様は2イン2アウトのUSB接続モデルで(USB2.0対応)、サンプリング・レートは最大16ビット/48kHz。マイクプリも備え、入力端子はマイク入力(XLR/フォーン)とギター入力(フォーン)、そしてステレオ・ライン入力(RCAピン)を実装している。ステレオ・ライン入力にはアナログ・ターンテーブルを直接つなげられるのもうれしいポイントだ。出力端子はステレオ・ライン出力(RCAピン)とヘッドフォン出力が用意されている。

入力音とDAWリターンのバランス調節ができるダイレクト・モニター機能も備えているので、レイテンシー対策もバッチリ。USBバスパワー駆動にも対応しており、モバイルにも持ってこいだ。同梱された波形編集ソフトAudacityを使えば、録音からマルチトラックでの基本的な楽曲制作も可能となる。



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▲リア・パネル。左からマイク入力(XLR/フォーン)、ステレオ・ライン入出力(RCAピン)、USB端子。フロントにはギター入力(フォーン)を実装する




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US-100製品情報
TASCAM


TASCAM
US-100
オープン・プライス(市場予想価格:10,000円前後)
■周波数特性/20Hz~20kHz、+1/−2dB(MIC IN→OUTPUT) ■歪率/0.01%以下(MIC IN→OUTPUT、INPUTつまみ最小時、1kHz、+20dBu入力、20kHz LPF) ■サンプリング周波数/32/44.1/48kHz ■量子化ビット数/16ビット ■ダイナミック・レンジ/XLR出力端子(1~8):110dB ■外形寸法/卓上時:150(W)×127.7(D)×40.6(H)mm ■重量/1kg

■Mac/Mac OS 10.3.9以上、使用オーディオ・ドライバー:Core Audio ■Windows/Windows XP SP2以上(32/64ビット)、Vista SP2以上(32/64ビット)、使用オーディオ・ドライバー:WDM