CHAMELEON LABS 7602 MKII Toneflake Custom(stage1) オープン・プライス(市場予想価格:283,500円前後)
7802 Toneflake Custom(stage1) オープン・プライス(市場予想価格:199,500円前後)
コスト・パフォーマンスの高いアナログ機材を送り出しているアメリカのアウトボード/マイク・メーカー、CHAMELEON LABS。ビンテージの名機に敬意を払いつつ、現代的にブラッシュアップしたラインナップは、国内でもプロ/アマチュアを問わず注目のエンジニア・ツールとなっている。
今回リリースされたのは、既発のマイクプリ7602 MKIIおよびコンプ7802のカスタム・モデル。手掛けるのは国内のカスタム工房であり、T-49/T-47/T-67といった名マイクの再構築モデルで話題になっているTONEFLAKEだ。
7602 MKIIはかの名機、NEVE 1073の回路を忠実に再現したマイクプリだが、今回のToneflake Customでは、マイク入力トランスにST.IVES、また出力にはMARINAIRを用いたオリジナル・トランスを用いている。



▲7602 MKII Toneflake Customの入力トランス(右)と出力トランス(右)
7802はクラシック・オプト・コンプ回路を用いた2chコンプだが、出力トランスにTONEFLAKEオリジナル・トランスを2基、真空管にビンテージのPHILIPS ECG6201を採用し、「価格をはるかに超えた本物のビンテージ・サウンド」を目指している。



▲7802 Toneflake Customの出力トランス(左)と真空管PHILIPS ECG6201(右)
2モデルとも、一台ごとにTONEFLAKE代表の佐藤俊雄氏による証明書が付属し、文字通り折り紙付きの「Toneflake Custom」シリーズ。限定製品ではないが、ビンテージ・パーツによって大量生産ができないだけに、話題を呼びそうなアウトボードだ。
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7602 MKII Toneflake Custom製品情報
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宮地商会 M.I.D.