TASCAM US-144MKII オープン・プライス（市場予想価格16,000前後）
US-122MKII オープン・プライス（市場予想価格14,000円前後）
TASCAMのUSBオーディオ・インターフェース２機種が"MKII"へ進化してリリースされる。
リニューアルされるモデルはUS-144/US-122。共にブラックを基調にシルバーのサイド・パネルをあしらったデザインへと変化し、前モデルではパネルとの凹凸差がほとんど無かったダイアル類を浮き出るように配置することで、操作性が向上している。重量も300g減の700gへとシェイプアップされ、モバイル性においても見事に進化を遂げている。
２機種とも最大24ビット／96kHzに対応し、オーディオ・ドライバーはMacがCore Audio、WindowsがWDM/ASIO/GSIF2。両者の違いは入出力チャンネル数で、US-144MKIIは４イン（アナログ×２＋デジタル×２）／４アウト（アナログ×２＋デジタル×２）、US-122MKIIは２イン（アナログ×２）／２アウト（アナログ×２）。共に2chのアナログ入力にはファンタム電源付きマイクプリを用意し、TRSフォーンによるライン入力にも対応。うち1chはギターを直接つなげられるハイインピーダンス切り替えもできる。また、MIDI MIDI IN/OUT端子も標準装備されているので、外部のMIDI機器をつなぐことが可能だ。
モバイル可能なオーディオI/Oということで、もちろん本機もUSBバスパワーで駆動可能。また入力音とDAWプレイバックの音量を調節するダイレクト・モニター機能もあり、レイテンシーに悩まされずにレコーディングができる。STEINBERG Cubase LE 4がバンドルされているので、DAW入門者もすぐにレコーディングが始められるだろう。
▲ US-144MKII。フロント（写真中央）にマイク・イン×２（XLR）、ライン／ギター・インライン・イン×２（フォーン／うち１つはギター・イン兼用）、ヘッドフォン端子、リア（写真右）にライン・アウト（RCAピン）、デジタル・イン＆アウト（コアキシャル）、MIDI IN/OUT端子を装備
▲ US-122MKII。フロント（写真中央）にマイク・イン×２（XLR）、ライン・イン×２（フォーン／うち１つはギター・イン兼用）、ヘッドフォン端子、リア（写真右）にライン・アウト（RCAピン）、MIDI IN/OUT端子を装備
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