【動画追加】Cubase用コントローラーを統合したSTEINBERGのオーディオI/O

STEINBERGCI2
進化したAIノブと新発想"アクションパッド"で直感的操作性を実現。DAWソフトCubase AI5も付属

STEINBERG CI2 オープン・プライス(市場予想価格25,000円前後)



STEINBERGは、同社のDAWソフトCubaseシリーズに対応するコントローラー機能を備えた、USB接続のオーディオ・インターフェース、CI2を10月26日にリリースする。同社DAWソフトCubaseと同じエンジンを採用し、基本機能を踏襲したCubase AI5を世界で初めてバンドル。DAW入門者やギタリストにも広く受け入れられるよう簡単なセットアップと操作性を狙うとともに、モバイルでの仕様も前提にしているという。


オーディオ・インターフェースとしてはシンプルなアナログ2イン/2アウトで、USBバス・パワーで動作。24ビット/44.1/48kHzに対応する。アナログ入力にはXLR/TRSフォーン・コンボ端子を採用し、マイク/ラインおよびch1のみHi-Zにも対応。48Vファンタム電源も装備し、コンデンサー・マイクの接続にも対応する。



コントローラーとしては、同社のCubase専用コントローラーCC121で好評のAIノブを発展させて実装。マウス・ポインターが示したパラメーターが自動的にノブへと割り当てられる。また、ノブがプッシュ可能となっており、ブラウズ画面上でノブを回してプリセットやテンプレートを選択、ノブを押して決定など、更なる直感的な操作性を実現している。


さらに、新発想のコントロール・ボタンとして、AIノブの右手前に"アクションパッド"を実装。これは最大6つまで、録音プロセスの一連の操作を登録し、1つのボタンで次々と機能を切り替えていけるというもの。例えば"録音""停止""スタート位置までの巻き戻し""再生"といったワークフローに従って機能を登録していけば、ただアクションパッドを押すだけで作業を進めていくことができる。またこれと同等の操作はCI2に接続したフット・スイッチ(YAMAHA FC5を推奨)から行うことができるため、ハンズフリーでの録音が行える。アクションパッドの動作は下のムービーをご覧いただきたい。










付属のCubase AI5には、新機能の"プロジェクトアシスタント"を搭載。レコーディング、スコア(譜面)作成、トラック制作、マスタリングといった作業内容に合わせたテンプレートが多数用意され、これを見やすい画面で表示してくれるというものだ。AIノブとアクションパッドでテンプレートを選択することも可能。自分で作成したテンプレートを登録することも可能となっている。 なお、CI2は底面にYAMAHA製マイク・スタンド・アダプターBMS-10Aを取り付けることも可能。マイク・スタンドにマウントすることで、作業スペースにすっきりとレイアウトさせることができる。


STEINBERG_CI2wStand.jpg

▲製品発表会での展示例。CI2に別売りのマイク・スタンド・アダプターYAMAHA BMS-10Aを取り付け、卓上用マイク・スタンドにマウントしている


[関連リンク]
STEINBERG日本語サイト
CI2製品情報


STEINBERG
CI2
オープン・プライス(市場予想価格25,000円前後)
■外形寸法/190(W)×45.4(H)×134.5(D)mm ■重量/720g(本体)

■Mac/Mac OS X 10.5.5、PowerPC G5以上のCPU(Intel Core Duo 以上を推奨)、1GB以上のRAM、4GB以上のハード・ディスク空き容量、1,280×800ピクセル以上のフルカラー・ディスプレイ、ダブル・レイヤー対応のDVD-ROMドライブ、USB端子、インターネット接続環境 ■Windows/Windows Vista(32bit)またはWindows XP Professional(SP3)/XP Home Edition(SP3)、Pentium/Athlon 2GHz 以上のCPU(DualCore プロセッサー推奨)1GB以上のRAM、4GB以上のハード・ディスク空き容量、1,280×800ピクセル以上のフルカラー・ディスプレイ、ダブル・レイヤー対応のDVD-ROMドライブ、USB端子、インターネット接続環境