WACOM Nextbeat (X-1000) 169,800円
WACOMは、3月に同社が発表したDJツール、Nextbeat(X-1000)を9月18日(金)より日本国内で発売する。なお、ヨーロッパでは9月25日(金)に発売となる
Nextbeatは30cm四方というレコード・ジャケット・サイズ、レコード約20枚分の重量2.6kgという小型軽量なボディに、2基のファイル・プレーヤーとDJミキサー、エフェクター、サンプラーなどDJプレイに必要な機能を凝縮した新しいスタイルのDJ機器。本体のベース・ユニットから分離して使うことができるワイアレスのポータブル・ユニットを備え、DJがブースから外に出て、オーディエンスの前でパフォーマンスが行える点を特徴としている。また、このポータブル・ユニットには同社がペン・タブレットや液晶タッチ・パネルなどで培ってきたタッチ・センサー技術を凝縮。フェーダー操作、クロスフェード、ピッチ・コントロールのほか、エフェクト・コントロールやサンプラーのトリガー、キューイングなどさまざまな操作が行える。タッチする指の本数により、スクラッチとピッチ・ベンドを自動識別するなど、直感的な操作性が大きな特徴となっている。
Nextbeatで扱う楽曲ファイルは、コンピューターからUSB経由でコンパクト・フラッシュに転送。WAV/AIFF/MP3/AACファイルの再生に対応する。音程を維持したままスピードだけを変更するマスター・テンポ機能も搭載。オートBPMシンク機能も備えている。チャンネルごとに3バンド・アイソレーターEQを装備するほか、エフェクトとしてハイパス・フィルター、ローパス・フィルター、フランジャー、フェイザー、ディレイ、リバーブの6種類を実装している。内蔵サンプラーでは、内部でのリサンプリングが可能。センターパッドでトリガー再生し、そのプレイをさらにサンプリングできるフレーズREC機能も搭載する。
なお、発表会の模様も本サイトでお伝えしているので、併せてご覧いただきたい。
[関連リンク]
Nextbeat公式Webサイト(6カ国語対応)
Nextbeat日本限定サイト
Nextbeat発表資料(2009年3月13日)