ギタリストに向けられたシンプルな操作性が魅力のV-Studio最新版

CAKEWALKV-Studio 20
DAW、ソフト音源、コントロール・サーフィス、オーディオI/Oが一体となった音楽制作システム

CAKEWALK V-Studio 20 オープン・プライス(市場予想価格/30,000円前後)CAKEWALK V-Studioシリーズは、これまで2種類がラインナップされていた。どちらもWindowsのコンピューターと組み合わせることで音楽制作を完結させるというコンセプトの製品で、1つがV-Studio 700。これはかなり本格的なシステムで、高機能ホストDAW、Sonar 8と音源などのソフト、モーター付きムービング・フェーダーやサラウンド・ミックス用のジョイ・スティックまで備えたコントロール・サーフェス、そしてハードウェア音源も内蔵している19イン/24アウトのオーディオ・インターフェイスの3つがパッケージ化されたもの。音楽制作のプロセスに必要なすべてを網羅したプロ向けのシステムとなっている。そしてもう1つがV-Studio 100。これはコントロール・サーフェスとオーディオ・インターフェースを一体化し、さらにソフトをバンドルしたもので、一般的なDAWシステム、という印象だ。そして今回登場したV-Studio 20は同シリーズのコンセプトを受け継ぎながら最もシンプルなパッケージとなっており、使い方も分かりやすい。コンピューターに不慣れな人やギタリスト向けのプロダクトと言えそうだ。早速チェックしてみよう。

I/Oとコントロール・サーフェス、ステレオ・コンデンサー・マイクが一体化


まずは価格を見ると、同じシリーズとはいえ、最上位機種のV-Studio 700と比べると10分の1以下、V-Studio 100と比べても2分の1以下と圧倒的に低い価格設定となっている。 パッケージの内容は、大きく分けてハードウェアと2つのソフト。ハードウェアはギターやボーカル・マイクなどの入力に対応したオーディオ・インターフェースと、同パッケージのDAWソフトGuitar Tracks 4の制御に最適な、フェーダーや再生/停止や録音などのトランスポートが可能なコントロール・サーフェスとが一体化したものだ。ソフトはSonarをベースに、よりギタリスト向けにチューニングした前述のDAWソフトGuitar Tracks 4と、ギター用のマルチエフェクターのインターフェースそのままといった外観のエフェクト・エディター・ソフトVS-20 Editorとなる。それぞれを見ていくことにしよう。 
vs_pic左new 

▲写真① 本体右側。左からHi-Z入力(フォーン)、ライン入力L/R(フォーン)、マイク入力(XLR)となる


vs_right 

▲写真② 本体左側。左からUSB端子、出力L/R(RCAピン)、PLAY/STOP/REC端子(TRSフォーン)、EXPペダル端子(TRSフォーン)、ヘッドフォン出力(フォーン)となる


まずはハードウェアから。実にコンパクトで、電源もUSBバスパワーで動作しとても軽量。最大24ビット/44.1kHzという高音質レコーディングにも対応する(Guitar Tracks 4使用時は最大16ビット/44.1kHzとなる)。フェーダーは8本で、A/B/C/Dのトラック・グループを切り替えることにより32トラックに対応。フェーダー下には録音トラックを選択するボタンが配置。さらにその下には再生/録音/停止などのボタンが並び、録音作業のほとんどがここで済むようになっている。ボタンの反応もとても良く、まるでマルチトラック・レコーダーを操作している感覚だ。 本体右側(写真①)には各入力端子を装備。ギター/ベース用のHi-Z入力(フォーン)、ステレオ・ライン入力(RCAピン)、ファンタム電源付きマイク入力(XLR)となる。V-Studio 20は最大2トラックの同時録音が可能なのでステレオのライン録音ができ、設定次第では、例えばエフェクトをかけたギターを録音しながらボーカルを録音するなどができるだろう。本体左側(写真②)には出力の端子が装備されている。USB端子、ステレオ・ライン出力(RCAピン)、フットスイッチ用のPLAY/STOP/REC出力(フォーン)、エクスプレッション・ペダル用のEXPペダル出力(フォーン)などが並ぶ。フットスイッチでは、再生/停止、パッチ切り替えや各エフェクトのオン/オフなど、設定したさまざまな操作を行うことができる。エクスプレッション・ペダルをつなげば、プラグイン上のワウや、ボリューム・コントロールが可能となる。ユニークなのが、コントロール・サーフェスに内蔵されるステレオ・コンデンサー・マイク。マイクの接続さえも面倒という人には打ってつけで、実際このマイクでアコギを録ってみたが、とても良い感じで録音された。ステレオ・ソースをこれだけ気軽に録れるというのは大きな魅力だ。

vs_pic1


▲画面① Guitar Tracks 4のコンソールビュー。ユーザー・インターフェースはハードウェアと同じ構造だ。ハードウェアの操作を、画面で視認しながら行うと便利


なお後述のGuitar Tracks 4では、ハードウェアと同じインターフェースも用意されている。コンソールビュー(画面①)と呼ばれるもので、ハードウェアのコンソールの機能と同じ機能に加え、さらに詳細設定を行うことが可能。MIDIのコントロール・チェンジを使ったリモート・コントロールもできる。画面左には項目別に分かれたヘルプ・アイコンが用意されることからも、あちこちに操作に迷わないような工夫がうかがえる。 

11種のエフェクトを備えたDAWソフトで簡単に録音&アレンジ可能



vs_pic2


▲画面② Guitar Tracks 4のトラックビュー。最大32トラックのオーディオ録音が可能。録音したいトラックを選んでハードウェアの録音ボタンを押すだけとレコーディングも簡単


vs_pic3


▲画面③ 付属のループ・ライブラリーはオーディオ・ループだけでも300種類と膨大。オーディション用のブラウザーはトラックビューの下部に表示可能で、トラックに直接ドラック&ドロップすればよい


vs_pic4


▲画面④ Guitar Tracks 4付属のプラグイン・エフェクト、フランジャーのCakewalk Multivoice Chorus/Flanger。Sonarにも搭載される本格派だ


vs_pic5


▲画面⑤ Guitar Tracks 4付属のプラグイン・エフェクト、リバーブのCakewalk Studioverb2。Multivoice Chorus/Flanger同様Sonarで使用されるリバーブ


vs_pic6


▲画面⑥ Guitar Tracks 4付属のプラグイン・エフェクト、ディレイのCakewalk Tempo Delay。シンプルな操作感が魅力い


vs_pic7


▲画面⑦ Guitar Tracks 4付属のプラグインBoost11。こちらも既にSonarに搭載され、好評のピーク・リミッター


vs_pic8


▲画面⑧ Sonarではおなじみのソフト音源TTS-1。Guitar Tracks 4では再生専用のMIDIトラックに装備される


vs_pic9


▲画面⑨ トラックビューからCDライティング機能Burnerを開いたところ。ほかにもWebへの楽曲アップロードに便利なCakewalk Publisherも付属する


続いてはV-Studio 20のレコーダー/シーケンス・ソフトGuitar Tracks 4を見ていこう。こちらは最大16ビット/44.1kHzに対応し、Windowsマシン専用のソフトとなる。前述の通りSonarをベースに、よりギタリスト向けにインターフェースを工夫したものといえるだろう。オーディオ・トラック数は最大32で、録音したいトラックを選び、録音ボタンを押すだけの簡単操作が魅了だ。インターフェースはループ・シーケンサー風で、実際のオペレーションもループ主体だ(画面②)。バッキングに適したオーディオ・ループも300種類と多数用意されており、画面下部のブラウザーからドラッグ&ドロップするだけ(画面③)。幾つかループを読み込んで、演奏したい長さに波形を伸ばし、それに合わせてギターやベースを演奏、というのが最も標準的な流れだろう。ミックスに有効なプラグイン・エフェクトも11種類装備。内容は、EQ/リバーブ/コンプなど標準的(画面④⑤⑥⑦)なものだが、設定を保存したプリセットを豊富に備えており、パラメーターを細かく指定しなくてもミックスなどを行えるようになっているほか、VSTエフェクトなども使うことが可能。やはり、このシンプルさからも、初心者やギタリストをターゲットにしているのがうかがえる。 Guitar Tracks 4では、MIDIの録音は基本的にできず再生のみだ。再生専用MIDIトラックには、ソフト・シンセTTS-1(画面⑧)を装備しており、幾つか用意されているMIDIソングやバッキング・トラックなどを再生させる。またツールメニューにある、Cakewalk Publisherを使えば、Guitar Tracks 4で作った曲をWebサイトに直接アップロードすることもできるうえ、同じくツールメニューから、制作した曲を直接CDに焼くこともできる(画面⑨)。総じてとてもシンプルなDAWソフトという印象だが、ただMIDIの録音ができないのはちょっとさみしい。ドラム・ループなどは豊富に用意されているので、リズムはループ、ほかは生演奏、といった割り切った使い方になるだろう。 

マルチエフェクターのようにシンプルに使えるエフェクター・ソフト


vs_pic10

▲画面⑩ エフェクト・エディター・ソフトのVS-20 Effect Editor。まるでBOSSのハードウェア・マルチエフェクターMEシリーズのようなユーザー・インターフェースになっている。画面の構成は、左上がギター・シミュレートとボーカル・エフェクター、上部中央のツマミがリバーブ、下のフット・スイッチのようなボタンが左からCOMP/FX、OD/DS、MODULATION、DELAYとなる


最後はVS-20 Editor(画面⑩)を見ていこう。本ソフトは、オーディオ・インターフェースからの入力のほか、既に録音されているトラックにエフェクトをかけることが可能だ。画面を見て分かる通り、BOSSのマルチエフェクターにかなり似たパネル・デザイン。ちょうど少し前に発売されたハードウェア・マルチエフェクターのME-25に色の感じも合わせてあるようだ。またV-Studioシリーズは、コンピューターと組み合わせて作業を行う中で最も負担のかかる部分をDSPで処理することで快適さを実現しているが、V-Studio 20も例外無く、エフェクトはハードウェア内蔵のDSPが担当している。このことにより最も恩恵を受けるのが、レイテンシーだ。CPUベースでエフェクトをかけてしまうと、どうしても演奏している音とモニターの音の遅れが生じるが、DSPにて処理できるため、CPUベースとは比べ物にならないくらい快適に作業が行える。実際にギターをつないで演奏してもそれは歴然であり、その画面のデザインと相まってBOSS MEシリーズ使っているような錯覚に陥る。なにせロゴまで全く同じ! エンジンは独自技術"COSM"を採用しており、これも最近のBOSSのエフェクターではおなじみ。エフェクトは6つに分かれ、同時に最大6種類のエフェクトを使用可能だ。それぞれのエフェクトのオン/オフは、フット・スイッチのようなボタンで行うのもギター用マルチエフェクターと一緒。もう少し詳しく見ていこう。左上のPREAMP/VOCALセクションでは、ギターの場合はアンプの選択、ボーカルの場合は後述のボーカル・エフェクトを設定する。ギター・プリアンプを選択するモードは、最近のギター用デジタル・マルチエフェクターでは定番で、実際のアンプは通さずシミュレーションすることにより、それっぽい音を作ることができる。用意されるアンプ・モデルは12種類となり、ROLANDの定番アンプJC-120や、FENDER系、MARSHALL系などのサウンドが用意されている。またベース録音に便利なベース・アンプもある。画面上ではJC-120以外は具体的な機種名が掲載されている訳ではないが、取り扱い説明書にはちゃんとMESA/BOOGIEやVOXなど、アンプ・モデル名も明記されているので分かりやすいだろう。ギターを録音する場合は、基本の音色とひずみの感じはアンプ側で作り、さらにひずみ系エフェクトで味付けするという音作りが主流だ。またひずみ系だけでなく、本物のギター・アンプのようにEQもここで設定可能。その音質もBOSSのエフェクター同様とてもよくできている。続いて4つ並んだペダルの一番左、COMP/FXでは、コンプレッサーなどの設定を行う。このとき、画面右上のDETAILボタンを押せば各セクションの詳細設定を行うことができる。こういう細かい設定は、パネルの物理的な制限のあるハードウェアではできない芸当だろう。ここに用意されているエフェクトは、コンプ/リミッター/EQ/タッチ・ワウなどからアタックを遅くして自動バイオリン奏法ができるSlow Gear、シングル・コイルのギターをハム・バッキングっぽく、またその逆も可能なピックアップ・シミュレーターに加え、アコギの音色をシミュレートするアコースティック・シミュレーターも装備。さらにボーカル用としてラジオ・ボイスも用意されている。またハードウェアにエクスプレッション・ペダルをつなげば、そのままペダル・ワウとして使用できるエフェクトも実装している。続くOD/DSは、いわゆるひずみ系のコンパクト・エフェクターのシミュレーション。BOSSの名機OD-1からファズ系までさまざまなひずみを切り替えることができる。ブースター・エフェクトも用意されており、ギター・ソロ時などの"ここぞ"というときにブーストさせるのもいいだろう。そしてMODULATIONセクションでは、コーラスなどの揺らし系エフェクトが用意されている。コーラス/フランジャー/フェーザー/トレモロ/パン/ロータリーなどおなじみのものから、1960年代のロックでおなじみのJIM DUNLOPUni-Vibeのシミュレーターもある。最後のDELAYセクションもかなり充実している。ノーマルなモノ・ディレイのSINGLE、いわゆるピンポン・ディレイが可能なPAN、ショート・ディレイにしてステレオで広げることのできるSTEREO、微妙にワウ・フラッターのようなピッチ変化を伴なうMODULATE、アナログ・ディレイやテンポ同期ディレイなどなど。そしてプリアンプ/ボーカル部の右側にはリバーブ用のツマミが付属。パラメーターはシンプルで、種類はROOM/HALLの2種類。レベルのみ設定する仕様だ。
vs_pic11

▲画面⑪ 画面右上部のMASTERボタンを押せばマスターLEVELとノイズ・リダクションのTHRESHOLD/RELEASEが調整できる


vs_pic12

▲画面⑫ SETTINGボタンを押して、System Setting画面を表示させたところ。ダイレクト・モニタリングやリアンプ、フット・スイッチへの機能のアサインなど各設定はここで行う


以上6つのエフェクト群に加え、MASTERボタンをクリックすと表れるMASTERセクションではマスター・レベルとノイズ・リダクションを設定する(画面⑪)。これらのエフェクト、当然だがこれまでのBOSSのマルチエフェクターの実績を生かし、使いやすいパラメーターと文句のつけどころがない音質を実現している。さらに本ソフトは、SETTINGボタンをクリックすることでシステムのさまざまな設定を行える(画面⑫)。前述の通りレイテンシーがほぼ無いエフェクト録音が可能だが、ダイレクト・モニタリングにより直接エフェクトのかかった音を聴いていることになるので、基本的にはエフェクトはかけ録りになる。設定次第ではリアンプも可能で、モニターはエフェクトのかかった音、実際録音されるのはバイパス音、というような設定もできる。SETTINGボタンではほかにもペダルの感度、フット・スイッチの機能などを設定する。全般的になるべくアイコンやボタンなどを多様することにより、コンピューターに不慣れなギタリスト向けのインターフェースになっている印象が強い。   

ロボ声やハーモニーを生成できるボーカル用エフェクターも便利


vs_pic13

▲画面⑬ ボーカル・エフェクトを立ち上げたところ。HARMONYとPITCH CORRECTから選んで使用する。ハーモニーの生成やリアルタイムのピッチ補正、ロボ声作りなどができる


vs_pic14

▲画面⑭ チューナー。ギタリストにはなじみ深いBOSSのチューナーそのままのユーザー・インターフェースを採用することで、より分かりやすさを深めている


VS-20 Editorがハードウェアのマルチエフェクターと最も違う点は、先にも少し触れた通りボーカルのエフェクトも用意されている点だ。PREAMP/VOCALでVOCALボタンを押すと、同セクションのパネルの色が赤になりボーカル・エフェクトとなる(画面⑬)。モードはHARMONYとPICHI CORRECTの2つで、HARMONYはいわゆるインテリジェント・ハーモニーなどとも呼ばれるもの。キーとインターバルを指定するだけで、リアルタイムでハーモニーを付けてくれる。当然これはギターにも有効なエフェクトで、1人ハーモニー演奏が可能。ただギターで使う場合はプリアンプが使えなくなる。ボーカルに向いているパラメーターがGENDERというパラメーターで、フォルマントを動かすことにより、男性っぽいハモ、女性っぽいハモなどのコントロールも可能だ。実際にリアルタイムで歌ってみると、最初は少し違和感があるが、そのうち慣れてきてとても心地よく歌える。ただ転調の多い曲や、変わったスケールの曲などではちょっと難しいかもしれない。PITCH CORRECTは、不安定なピッチを正確なピッチにそろえたりするもので、DAWではプラグインで常識的に使われているが、VS-20 Editorではリアルタイム・エフェクトとして用意されている。TYPEでSOFT/HARDを切り替えてピッチ補正の強制の度合い調整し、SCALEにてELECTRICを選択するとちょっと不思議な感じに、そしてROBOTを選べば、どの音程で歌っても、指定する1つの音符になってしまう。さらにOCTAVEを上下すると音質もいかにもロボットっぽくなるのでなかなか面白い。そしてすべての設定はプログラムとして保存/呼び出しをすることが可能。リストは1つ1つ順番に変えることも、リストから選んで選択することもできる。さらにチューナー機能もあり、ボタンを押せばBOSSのコンパクト・チューナーが現れる(画面⑭)。こちなもおなじみのルックスなので、違和感はない。V-Studio 20は、コンピューターとハードの得意な部分を、とてもバランスよく共存させたプロダクトだ。あまりコンピューターに向かってコツコツと作業するのが性格的に向いてないという人にもいいだろう。ハードもDSP搭載でコンパクトかつ軽量なので、ノート型のマシンと気軽に持ち出してレコーディングするも良し、自宅スタジオの中核として配置するも良し、シンプルに素早く手軽に音楽制作をしたい人には、コスト・パフォーマンスも含めかなり魅力的だろう。(『サウンド&レコーディング・マガジン』2010年6月号より)
CAKEWALK
V-Studio 20
オープン・プライス(市場予想価格/30,000円前後)
▪入力チャンネル数/2チャンネル ▪周波数特性/20Hz〜20kHz ▪AD/DA/24ビット(ハードウェア)、16ビット(Guitar Tracks 4) ▪外形寸法/299(W)×144(D)×53(H)mm ▪重量/760g

▪Windows/Windows 7 32ビットまたは64ビット/Windows Vista 32ビットまたは64ビット/Windows XP HomeまたはProfessional、USB端子を標準で搭載しているマシン、INTEL Pentiu mまたは互換プロセッサー、1.6GHz以上(Windo ws XP)、2.0Hz以上(Windows Vista/Wind ows 7)、1GB以上の空きメモリー(2GB以上を推奨)、1GB以上のハード・ディスクの空き容量(7,20 0rpmまたはSATAのハード・ディスクを推奨)、1,024×768ドット以上の画像解像度(1,280×9 60ドット以上を推奨)、DVD-ROMドライブと記録型CDドライブを備えたマシン