強力なギター・レコーディング・ツールが備えられた老舗DAW最新版

MARK OF THE UNICORNDigital Performer 7
ギター系ペダル・エフェクトの充実を中心としたプラグイン強化

MARK OF THE UNICORN Digital Performer 7 オープン・プライス(市場予想価格/57,800円前後)Digital Performer 6の発表から、それほど時間はたっていないのにもかかわらず、何ともうDigital Performer 7(以下DP7)の登場です。私の場合、いまだにDP5を中心としながら、時々DP6を使用するというのが現状でしたが、今回のDP7にはすぐにでも乗り換えることを決めました。画面デザインが大きく変化したDP6に比べ、今回のDP7は一見マイナー・チェンジのように感じますが、実はある大きな変化があるのです。それはギター系ペダル・エフェクトの充実を中心としたプラグインの強化。現在、アンプ・シミュレーターなどギター系プラグインは着々と進化していますが、DP7には、そういった流れをさらに促すことになると思われるような素晴らしいエフェクトが数多く追加されているのです。それではアップデート内容を確認していきます。

EQやダイナミクスの情報や操作子をミキサー画面で表示可能に


DP7は、エフェクト関係以外にもDP6からさらに進化した機能がたくさんあります。例えば演算処理の強化など効率良く快適に作業するための大事なアップデートも施されていますが、ここでは視覚的に分かりやすくはっきりと変化した、あるいは加えられた機能を中心にレポートします。

▲画面1 ミキサー画面のチャンネル・ストリップで、EQとダイ ナミクス系プラグインのグラフと操作子を表示できるようになった。MasterWorks EQ/ParaEQ/Dynamics/MasterWorksCompressor/MasterWorks Gate/MasterWorks Level er/MasterWorks Limiterの7種類が対応


まずは、ミキサー画面上で付属プラグインのEQとダイナミクスが表示されるようになりました(画面1)。7種類のプラグインが対応していますが、これによって各トラックにかけたEQのカーブやコンプなどのかかり具合が一目りょう然になり、視覚的にチェックできます。グラフ部分とコントロール部分とが分けて表示され、コントロール部ではエフェクトのオン/オフやプラグイン画面の表示/非表示をボタンで操作することができます。あるいはグラフだけの表示であっても、ダブル・クリックすればプラグイン画面が呼び出されます。試しに、ギターを3トラック分録音して、各トラックのEQとコンプのグラフをミキサー画面に表示してみたところ、非常に分かりやすく作業ができました。それぞれのエフェクトのかかり具合とバランスを同時に目視しながら微調整などの作業ができることは非常にありがたいですね。 

▲画面2 各画面ではサイドバーへチャンネル・ストリップを表示可能に。タブの下にも簡易的なチャンネル・ストリップを表示できる


またトラックウィンドウなど各画面の上部には、選択したトラックのボリューム、パン、センド、エフェクト情報が常に表示されるようになりました。さらにこれをワンクリックするか、スタジオ・メニューに追加された"チャンネルストリップ"コマンドを選択すると、各画面のサイドにチャンネル・ストリップ画面を呼び出せます(画面2)。ここではチャンネル・ストリップの表示内容も指定でき、パラメーターの配置も1〜4列までの4種類から選べます。作業内容や確認したい情報によって表示方法を選択できるのはありがたいですね。選択したトラックだけでなく、任意のトラックをロックして常に表示することも可能です。 上記のような新機能における作業上のインフラ環境に慣れてしまうと、もはや昔のバージョンには戻れません。各画面へのアクセスの良さは圧倒的に作業効率を良くして、より単純で直感的な作業を可能にします。とてもストレスフリーな環境です。私は普段はギターを中心に仕事をしていますが、ギターの特性上、どうしても楽器を抱えながら"弾く" "録音する" "聴く" "再度弾く"などの作業をせざるをえません。その際には、任意の画面を呼び出したりする手間が多少でも省けることがとても助かります。このようなことは一見小さな変化のようでいて、長時間の作業においては非常に助かることですね。

▲画面3 クイックスクライブエディターでは、選択した音符に対し て歌詞を入力できるようになった


楽譜作成機能のクイックスクライブエディターにも新機能が追加されました。まずは歌詞機能。歌詞テキスト・ツールを使って、任意の音符に任意の言葉を入力できます(画面3)。実際に打ち込んでみると、とてもシンプルで楽でした。音符の上、または下をクリックして選択し歌詞を入力していきます。これまで歌詞を打ち込むことはあま り考えていませんでしたが、今後は歌詞付きの譜面が当たり前になっていくかもしれませんね。 

▲画面4 右が歌詞ウィンドウで、オートフロー機能を使うと左のように、複数の音符に対して歌詞を流し込むこともできる


さらに歌詞ウィンドウでは、テキスト・エディターのような環境で歌詞入力ができます。さらに、オートフロー機能を利用すると指定したトラックの音符へ自動的に歌詞を割り当てていくことも可能です(画面4)。具体的には、歌詞ウィンドウで、スペースやダッシュなどを使用して譜割に合わせたフォーマットを作り、スコアに流し込むテキ ストと、テキストを張り付けるトラックとを選択してオートフロー・ボタンを使用すると、自動的に任意の場所に任意のテキストが張り付けられます。これはとても便利です。慣れてしまえば飛躍的に効率が上がるでしょう。この歌詞は各楽器ごとのパート譜に分けた場合においても共有できます。 

▲画面5 見やすいコード譜も作成可能に


さらに、クイックスクライブエディターではコード・ネームも扱えるようになりました。実際の現場で最も必要な進行表は、やはりコード譜です。コードと構成が分かれば、大体のセッションはうまく進行できるものです。DP7で打ち込まれ、きれいに出力されたコード譜は、きっとさまざまな現場での作業効率を上げることでしょう。コード・ネームの入力方法は任意の音符、あるいは小節の頭など場所を指定して入力するだけです。また、maj7 は"△7"に、ディミニッシュは"○"など、よく使われる簡略化した記号を入力することもできます。もちろん、C△7(9,13)などもカッコ内の数字は上下に表示され、全く違和感のないように表示されます(画面5)。さらに特筆すべきは、コード・ネームをその他のMIDIデータと一緒にトランスポーズすることができる点です。実際の仕事で使用することを想像すれば、これはとても便利な機能だとすぐに分かるでしょう。 

往年の名コーラスやひずみ系を見事に再現したプラグイン・エフェクト


ここからは今回のアップデートの最大の目玉であるギター系エフェクトとアンプ・シミュレーターを中心にレポートしていきます。私が実機を使用した経験の無いエフェクトも含まれていますので、実機との正確な比較検証はできないものもあります。ご了承下さい。しかし、そのスペックと、私なりに感じた印象をレポートしますので参考にしていただければ幸いです。今回追加されたエフェクトは、いわゆるプリアンプ系の充実が目立ちます。きれいにライン録音されたギターのサウンドをいわゆる"ギターらしい音" に仕立ててくれるようなエフェクトは絶対に必要でしたので、今回そうしたエフェクトに力が入ったのは当然のことなのでしょう。また追加されたペダル系エフェクトは、BOSS、MXR、ELECTRO-HARMONIX、IBANEZなどの非常に有名な製品からモデリングされたものです。いずれも本物のサウンドに対して忠実に再現することを目的として開発されています。

▲画面6 コーラス・エフェクトのAnalog Chorus。BOSS CE-2とCE-3の仕様を再現しており、ステレオでの使用時はドライ音とウェット音の出力方法を2つのモードからセレクトできる


まずはAnalog Chorus(画面6)から。これは1980年代のコーラス、BOSS CEシリーズをエミュレートしたもので、名機CE-1を小型化したCE-2と、2モードのステレオ出力を備えたCE-3を兼ね備えた仕様になっています。通しただけでも帯域は変化しますので、オケの中になじませるために若干変化させる場合などに最適です。私は実機を使用する際にはよくこの使い方をします。また、2つのモードが選択でき、それぞれ に違うステレオ感を得られます。CE-1時代からの温かみのある音色を引き継いだ音は、かつての名機の実機を使用しているようです。 

▲画面7 D Plusは多彩な音作りが楽しめるオーバードライブ。MXR Distortion+を再現したサウンドで、入力した楽器や出力したアンプのインピーダンスをシミュレートするパラメーターも装備


D Plus(画面7)はオーバードライブのMXRDistortion+を再現しています。かなり幅広い音色を特徴とし、マイルドなディストーションからファズまでのトーンを自在に再現します。また、入力された楽器のインピーダンスに合わせて調整するつまみや、出力に接続されたアンプのインピーダンスをシミュレートするつまみもあり、一般的なコンボ・アンプのローインピーダンス入力から、ハイインピーダンス入力までを再現できます。例えば軽くディストーションをかけてほぼプリアンプとして使うようなセッティングにした上で、この機能を使用してハイインピーダンス機器へ接続した状態にしてみると、実に良い具合に存在感が増しました。音に張りが出て、ほどよく音が前に出てきます。このように楽曲の個性に合わせた細かい微調整が可能です。 

▲画面8 サンタナからニルヴァーナやダイナソーJr.まで、幅広い人気を誇るディストーション、ELECTRO-HARMONIX Big MuffをシミュレートしたDelta Fuzz


Delta Fuzz(画面8)はELECTRO-HARONIX Big Muffの再現です。サステインとトーンの2つのつまみで作り出せる音色は多彩。強烈なファズとしてソロなどで使用するのもいいですし、試しにサステインをかなり絞ってトーンで音色を作り、ディレイやコーラスなどと一緒にアルペジオ演奏などしてみたら素晴らしい空間を演出できました。まさにこれでなければ作り出せない独特のサステイン・サウンドを持っています。 

▲画面9 腰のあるクリーン・トーンも作れるオーバードライブ、Diamond Drive。VOODOO LAB Sparkle Driveの再現で、クリーン音とオーバードライブ音をミックスできる機能を備える


Diamond Drive(画面9)はVOODOO LAB Sparkle Driveの再現ですが、その実機自体がIBANEZ TS-808のクローンです。TS-808のオーバードライブ音を元にしながら、ギターのダイレクトな信号を"クリーンに" ブーストして、オーバードライブ音とミックスさせるクロスフェーダー機能"CLEANつまみ"の搭載がSparkle Driveの特長でした。Diamond Driveにもこの独特なミックス機能が搭載されており、ギターやアンプの個性を奪わないまま音色を調節できます。クリーン・トーンとオーバードライブ・サウンドのブレンド具合はさまざまに調整可能で、その結果得られるサウンドは独特なトーンを作り出します。また"クリーン・ブースト"された音だけでも十分に"腰のある音"に変化しますので、若干音圧を上げるためのプリアンプとして使用しても、とても良い結果を得られます。 

▲画面10 電源由来のノイズを除去するノイズ・ゲートのIntelligent Noise Gate。ノイズ・タイプとして、AC電源を使用するチューブ・アンプでのハム、DC電源で発生するバズの2種を選択可能


Intelligent Noise Gateは、 電源関係のノイズを除去するためのノイズ・ゲート(画面10)。電源周波数の微妙な変化に合わせてノブを調整しノイズを取り除くことができます。ギター録りにおいてはどうしてもハム・ノイズなどが大きくなってしまうこともありますので、その対策として役に立つでしょう。またコンピューターを使用する制作環境は、ディスプレイやその他の機材などが隣接する状況になる場合も多いと思います。ギターのピックアップ・マイクは、そういった環境や状況によってノイズを発生させることがありますので、このエフェクトは非常に有効です。 

TS-9系オーバードライブではダイオードも選択可能



▲◀画面11 PROCO Ratを再現したディストーション、RXT。実機はビル・フリゼールなど、ギター本来の音を大切にするミュージシャンに愛用された。ピッキングに対する良好なレスポンスが魅力


RXTは、ディストーションのPROCO Ratをエミュレートしています(画面11)。Ratは過激で太いひずみサウンドを売りにしつつも、セッティング次第では多彩で豊かなトーンを得ることができ、なおかつギター自体の音量コントロールで自然な音色変化を出せるエフェクターです。RXTもピッキングの変化に対するレスポンスが非常に良いので一本調子にならない表情豊かな演奏をすることができます。ゲインは絞り気味でフィルターは多めにかけた状態で演奏してみたところ、まさに実機と同じような効果を得られました。派手なひずみサウンドはもちろん素晴らしいですが、本プラグインはやや玄人好みな、"渋いひずみ系エフェクト"と言えるのではないでしょうか。 

▲画面12 Tube Wailerはスティーヴィー・レイ・ヴォーンが使用していたことで有名なオーバードライブ、IBANEZ TS-9 Tube Screamerのシミュレート。ダイオードの種類を選択可能だ


Tube WailerはIBANEZ TS-9 Tube Screamerの再現です(画面12)。実機はチューブ・アンプをオーバードライブさせた音を模したエフェクターで、ディストーションほどはひずまずに、まさに"オーバードライブ"させたそのサウンドは非常に人気が高く、かつ完成されたものであったため、いわゆる"ひずみ系の定番"とされています。また、私もよく使用します。さらに、TS-9は、最も"改造"された機種の一つでもあり、復刻版のオペアンプを当時のものに変えるといった改造が大流行したようです。Tube Wailerは、それらの改造までシミュレートしてあり、"ダイオード"スイッチを切り替えることで、ストック・シリコン・クリッパー・ダイオードをゲルマニウム・ダイオードへと切り替えて帯域幅を広げることで、ひずみの具合を大きく変化させることができます。マニアックなシミュレートと言えますが、楽曲の中でどちらがより良いかを試しながら音を決めていく作業は、とても楽しいものですよね。私もこれからは実機よりもむしろこちらを使用する機会が増えそうです。 

▲画面13 これもオーバードライブでIBANEZ SuperTubeのシミュレート、ÜberTube。音作りの決め手は中域をブーストする"バイト"つまみ。その調整次第で多彩なトーンを得ることができる


Über Tubeは、オーバードライブのIBANEZ Super Tubeの再現です(画面13)。基本的にはTS-9と似ていますが、Super Tubeにはミッド・ブースト・コントローラーが搭載されています。私は実機を使ったことはありませんが、このプラグインを使用してみてとても気に入りました。やはり"バイト" つまみによるミッド・ブーストが個性の決め手になっていて、これによって非常に多彩なトーンを得ることができます。バッキングの演奏に厚みを増したいときなどは、このつまみの微調整によって最適と思われるトーンを探すだけで、とても良い結果が得られるでしょう。またダイオード・スイッチもありますので、試しにゲルマニウムを選択し、バイトを5、ゲインを7、ブライトを1.5くらいに設定した上で、ディレイと一緒にアルペジオ演奏などをしてみたところ、素晴らしいサウンドが得られました。 

▲画面14 ワウ・ペダルのその名もWah Pedal。VOX V-846とJIM DUNLOP Crybabyを取り込んだ仕様で、もちろんエクスプレッション・ペダルからのコントロールも可能


Wah Pedalは、ワウペダルのVOX V-846とJIM DUNLOP Crybabyを完全に再現しています(画面14)。当時の名機と同じ音色で演奏することはもちろんのこと、"スイープレンジ" や"キャラクター"などのパラメーターを自由にアレンジして全くオリジナルの新しい音色も作り出せます。もちろんエクスプレッション・ペダルなどのMIDIコントローラーからもコントロール可能です。試しに、オートメーション・データを作ってペダルを動かしてみました。音色は完全にVOXなどの実機と変わりませんが、ワウのかかり具合は足で演奏しているのとはだいぶ違う印象になり、かえって新鮮でした。ギターに限らず、あらゆる楽器に使ってみるといいでしょう。いろんな効果が期待できるエフェクターです。 

3系統のマイクをミックスできるキャビネット・シミュレーター



▲画面15 アンプ・ヘッドをシミュレートしたCustom '59。実機の再現以外にも、真空管/プリアンプ/トーン・コントロール/パワー・アンプなどを組み合わせて、カスタムのアンプを構成することもできる


Custom '59は3種の有名アンプが精密にモデリングされたシミュレーターです(画面15)。まずは"'59 TWEED"と名付けられたFENDER Bassman。もともとベース用アンプであったにもかかわらず、多くのギタリストによって使用されてきた名機で、私もかつて使用していたことがありますが、正直言って音色は本プラグインの方が私の使っていた個体よりも良いように感じました。ほかにMARSHALL系を模した"'65 BREAKER(JTM45)"と"'81 BRIT(JCM800)"も再現。特に後者はJCM800の独特のトーンがうまく表現されていると思います。さらにCustom '59では、各アンプを構成しているプリアンプのチューブとプリアンプ回路、それにトーン・コントロール回路やパワー・アンプを自由に組み合わせて好みのカスタム・アンプを作れます。チューブが選択肢に含まれているあたりに細部へのこだわりを感じます。やはり、ギターとアンプの組み合わせで作られる音が最も原初的でかつ肝心な部分であることには、今も昔も変わりはありません。 

▲画面16 アンプ・キャビネットおよびマイキングをシミュレート できるLive Room G。5種類のキャビネットが用意されているほか、マイクはステレオ1系統を含む全3系統をミックスして音作りできるほか、ステレオ・マイクをXY/ORTF/Blumlein/ワイド・オムニの4種類から選べるところもマニアック


さらにキャビネットを再現するLive Room G(画面16)も用意されています。モデルは5種類から選択でき、ひずんだサウンドにマッチする4×12 Modern(MESA/BOOGIE)、4×12 Vintage(MARSHALL)、ロックやカントリーに適した2×12 Combo(FENDER Twin)、ブルースなどに合う4×10 Combo(FENDER Bassman)、それに小さなキャビネット全般を再現したを1×8Juniorが用意されています。レコーディングでは小さなアンプが活躍する場合が多々ありますからね。その上、キャビネットを収録するマイクも用意されていて、モノラル×2、ステレオ×1の3系統のマイクの収録音を自由にミックスすることができます。しかも、モノラル・マイクではオン/オフ/ニア/リア/オムニの5種類の位置を選択可能です。各マイク系統にはそれぞれ3バンドEQが搭載されていますので、これらの組み合わせによって音色を作り込んでいくことも可能で、複数のマイクを調整しながら行うギター・アンプ録音の過程を再現してくれます。 このように、DP7はまさにギタリストが求めていた環境を実現してくれるDAWになりました。ペダル・エフェクトで音色を作り、アンプヘッドにつないでキャビネットを鳴らす。さらに、その音を自在なマイキングでとらえることができます。組み合わせは自由自在。素晴らしい環境です。(『サウンド&レコーディング・マガジン』2010年1月号より)
MARK OF THE UNICORN
Digital Performer 7
オープン・プライス(市場予想価格/57,800円前後)
▪Mac/Mac OS X 10.4.7以降(Mac OS X 10.6を含む)、PowerPC G4 1GHzのCPU(マルチコア・プロセッサーのPowerPC G5またはINTELプロセッサーを推奨)、1GB以上のメモリー(2GB以上を推奨)、1,024×768以上のディスプレイ(1,280×1,024以上を推奨)、光学式ディスク・ドライブ(インストール時に必要)