本格的なコントローラーまでも備えたWindows対応DAWシステム

CAKEWALKSonar V-Studio 700
DAWソフトは、ここ数年どのメーカーの製品でも非常にクオリティが高く、ユーザーの選ぶ基準はそのソフトのオリジナリティや操作性にフォーカスされることが多くなったと思われる。そんな中、CAKEWALKがROLANDと共同開発したSonar V-Studio 700はオーディオI/O、フィジカル・コントローラー、音源ボードまで包括したWindowsベースのオールインワン制作システムとしてライバルの“DAWソフト”と一線を画す仕様になっている。先にリリースされた同社のフラッグシップDAWソフトSonar 8 Producerを中心に、それに最適化されたハードウェアで構成されるこのシステムは、ストレス無く作業を進めることができるものだという。筆者自身、Sonarに触れるのも初めてではあるのだが、興味を持ってその使用感をレビューしていきたい。

Windows Vistaに最適化
音源ボードまでを組み込んだシステム


DAWシステムを組む際にオーディオI/Oやフィジカル・コントローラーは好みに合わせて選ぶのが一般的だが、この際に気を付けなければならないのは機材間の相性だ。読者の方でもこの問題に悩まされたことがある人は多いと思う。しかしSonar V-Studio 700は、すべてがSonar 8 Producerに最適化されているためこうした問題はまず無いと言っていいだろう。相性の問題を気にすることなく、導入したその日から音楽制作に集中できるのだ。では簡単にSonar V-Studio 700の構成を紹介してみよう。まずはDAWソフトのSonar 8 Producer。Sonarシリーズの最新版かつ上位版で、ボーカルのピッチやフォルマントを自在に操るV-Vocalといった従来から定評ある機能に加え、ループ音源のBeatscape、 ピアノ専用音源TruePianos Amber、単体発売されていたソフト・シンセD-Proなどのソフト音源、さらには多数のエフェクトを加えたバージョンだ。そして、ハードウェアで恐らく最も目を引くのがフィジカル・コントローラーのVS-700C。9本のタッチセンス付きモーター・フェーダーを搭載している。続いて、19イン/24アウト(44.1/48kHz時)という多入出力を実現したUSB 2.0接続のオーディオI/O、VS-700R。これは8基のファンタム電源対応高性能マイクプリを搭載している。さらに、このVS-700Rの中には、約1,400ものプリセット音色を内蔵した音源ボードFantom VSを内蔵。同社の拡張音源ボードARXシリーズに対応したスロットも1基装備している。このように、オーディオI/Oとコントローラーが別のハードウェアになっていることがSonar V-Studio 700の特長でもある。レコーディング現場ではVS-700Rだけをできるだけプレイヤーの近くに設置すれば、マイク/ライン・ケーブルを長く引き回さなくても済む。少しでも良い音で録音したい場合には重宝するだろう。接続順は、まずコンピューターとVS-700RをUSB 2.0で接続。VS-700RとVS-700Cは専用ケーブル1本でつなぐ。これだけのシステムであるにもかかわらずセットアップは極めて明快で簡潔なのがうれしい。そして特筆すべき点は、Windows Vistaに最適化されていること。2009年1月でWindows XPが販売終了となるため、Vistaに最適化されていることは非常にありがたい。今のところDAWソフトがVistaに対応していてもオーディオI/Oやフィジカル・コントローラーがVistaに対応していないことも多いが、Sonar V-Studio 700はこのシステム全体がVista対応であるのだ。これから新しいWindowsマシンを購入しようと考えている人にも万全のシステムと言えるだろう。

19イン/24アウトを実現する
癖の無い録り音のVS-700R


では、VS-700Rから細かく見ていくことにしよう。最高で19イン/24アウトを実現する豊富な入出力の詳細は以下のようになっている。●アナログ入力:ファンタム電源対応マイクプリ搭載8系統。また、VS-700Cの前面パネルに1系統(Hi-Z入力にも対応)を加え、計9ch
●デジタル入力:AES/EBU/S/P DIFコアキシャル1系統(2ch)+ADAT入力1系統(8ch)で計10ch
●アナログ出力:モニター用MAIN/SUBがそれぞれステレオ2系統。そのほか10系統の出力端子を装備し、計14ch
●デジタル出力:AES/EBU/S/P DIFコアキシャル1系統(2ch)+ADAT出力1系統(8ch)で計10chルーティングも自在に組むことができるし、モニター・スピーカーの切り替えや2系統のヘッドフォンを使ったモニタリングにも対応する。さらにはダイレクト・モニタリング用のミキサーや、アナログ入力に対して使用できるデジタル処理のコンプレッサーも内蔵している充実ぶりだ(画面①)。ちなみに88.2/96kHz時にはADAT入出力がそれぞれ4chになるため15イン/20アウト。192kHz時には入力がアナログ5ch(ch1〜4+AUX)、出力がアナログ10ch(MAIN+SUB+ch1〜6)でデジタル入出力は使用できない。▲画面① Sonar 8 Producer上から“ツール”→“VS-700”でこのような設定画面を呼び出すことができる。このMIC PREタブではVS-700Rのマイクプリのゲイン、位相反転、PAD、ローカットがコントロール可能。内蔵コンプレッサーもアタック、リリース、スレッショルド、レシオ、ゲインを備えたフル・パラメーター仕様であることが分かる。これらの設定の保存やリコールももちろん可能だ。またVS-700RはVS-700Cからのコントロールにも対応している特にマイクプリ搭載のアナログ入力が8chもあることは大きく、ちょっとしたバンド・レコーディングにも対応可能だ。このマイクプリにはROLANDのPAコンソール、V-Mixer M-400譲りのものが採用されている。NEUMANN U87IとSHURE SM58でレコーディングしてチェックしてみたが、癖が無く、非常にフラットな印象を受けた。また、入力チャンネルに搭載されているコンプのかかり具合もナチュラルで、どんなレコーディングにも使えそうだと感じた。将来的に入出力が足りなくなった場合には、VS-700Rをもう1台追加することで37イン/48アウト(!)という大規模なシステムを構築することもできることになるそうだ。

実用的かつユニークな機能満載
Sonar専用コントローラーVS-700C


さて、筆者が注目していたフィジカル・コントローラーVS-700Cに目を移したい。本機はこのSonar V-Studio 700専用に設計されたもの。専用機なので当然のことだが、まず接続が非常にシンプルだ。わずか1本のケーブルでVS-700RとつなぐだけでOK。ケーブルも専用のものを用いるため、ワイアリングを間違えることもない。しかもこのケーブルは、コントロール情報だけではなくモニタリング用/AUX入力用のオーディオ情報もまかなっており、前述したように2系統のヘッドフォン・アウトと、Hi-Z対応のAUX入力、そのほかマスター・ボリューム・ノブもコントローラーであるVS-700C側に配置されている。また、コントローラーの各種設定はSonar 8 Producerから簡単に行える(画面②)。▲画面② SURFACEタブでのVS-700Cの設定画面。この画面中央に並ぶ“ACCESS PANEL”の16個のボタンは、VS-700C左手前にあるボタン類に相当する。デフォルトでは上の8つがウィンドウの呼び出し/開閉。下の8つにはカット/コピー/ペーストなどの編集コマンドがアサインされている。そのほかエンコーダーの機能切り替えやフット・スイッチのパラメーターなどもこの画面で設定できるセクションごとに見ていくと、トップ・パネルの最上部に視認性の高いLCDディスプレイがあり、その左下にはチャンネル・ストリップ・コントロール・セクションが続く。このセクションは12個のスイッチ付きノブで構成されSonar 8 ProducerのEQ/センドと完全にリンクしている(写真①)。特別なアサイン設定も必要無く、直感的に操作できるのはうれしい。さらにここでACT(Active Controller Technology)ボタンを押すと、立ち上げているエフェクトやソフト・シンセなど、プラグインのパラメーターがこの12個のノブへ自動的にアサインされる。悩むこと無く機動的なコントロールが可能なので、オートメーションへの書き込みも手早くできるのは便利だ。▲写真① 上段はVS-700Cのチャンネル・ストリップ・コントロール・セクション。EQモード時は上からゲイン、周波数、Qという構成が4バンド分並ぶことになる。SENDモード時は上からセンド・レベル、センド・パン、プリポスト切り換えが4系統分。またACTモードにするとフォーカスしたプラグインのパラメーターを操作することが可能になる。下段は画面の呼び出しや編集コマンドを用意したアクセス・パネル・セクション。前ページの画面②と全く同じ順にボタンが並んでいるその下にはアクセス・パネル・セクション。Sonar 8 Producer上のトラック画面、コンソール画面などをボタン一押しで切り替えられるほか、コピー/カット/ペーストといった編集コマンドも実行できるボタン群だ。Sonar 8 Producerとの1対1の構成となっている専用機ならではの構成で、画面をボタンひとつでバンバン切り替えられる。楽曲制作にしろMAにしろ、DAWソフト上ではさまざまな画面を行き来することは非常に 多いので、これは効率が良いことこの上無い。また、このセクションの最下部にはSHIFT/CTRL/ALT/COMMANDキーを配置。中でもSHIFT機能についてはVS-700C上で反転表記となっており、コントローラー上に点在するこうした機能との連携がすぐさま思い浮かぶ。専用コントローラーならではの心配りが感じられる。そして中央にはタッチセンス100mmムービング・フェーダーが9本(8ch分+マスター)、存在感を放っている。大型コンソールと同じフェーダー長なので、オートメーションも精細に書き込める。右手手前には前述したAUX入力と2系統のヘッドフォン出力がまとめられている。中でもHi-Z対応のAUX入力は非常に使い勝手が良く、ギタリスト/ベーシストがケーブルを挿し、すぐにレコーディングが開始できる。こうした心配りはミュージシャンのクリエイティビティを逃さず残せることにつながる大切なポイントだ。ちなみにSonar 8 Producerにはギター・アンプ・シミュレーターのNATIVE INSTRUMENTS Guitar Rig3 LEが装備されており、このアンプ/エフェクトを組み合わせることでかなり歯切れの良い出音が得られるのもポイントだろう。その付近、トップ・パネル右下部に位置するのはジョグ/シャトル・ホイール。ジョグ・ホイールにはクリック感があり、1フレーム単位での移動を要するMA作業にも心強い仕様だ。また、COMMANDボタンを押しながらジョグを回すと水平ズーム・イン/アウトとなるなど、作業性を上げる工夫がここでも見受けられる。さらに、VS-700C全体を見通してそのルックスにインパクトを与えているのがTバー・セクション(写真②)。ここでも作業効率をアップさせるべくX-RAY機能が搭載されている。▲写真② 映像機器などで搭載されているTバーを装備。プラグイン・ウィンドウを透過させるX-RAYのほか、サラウンドのフロント/リア・バランス、ACTでのパラメーター・コントロールに対応する。もちろん映像機器と組み合わせたときには映像のクロスフェードにも使用できるこれはSonar 8 Producerの画面上に表示されているプラグインを段階的に透明化させる機能(画面③)。半透明の状態も作り出せるため、ちょっとしたトラック画面の確認には重宝する。また、単純にプラグイン表示のオン/オフとして考えれば、画面いっぱいにプラグインを散らかしても一気に非表示にすれば片付けが済んでしまう。今までのDAWコントローラーにはなかったユニークな機能だ。また映像についても、EDIROLのビデオ編集機DV-7DLとUSBで連携したり、V-LINKでEDIROL製の機器と組み合わせて映像と音声との同期も可能となっている。▲画面③ X-RAYモードでTバーを半分ほど手前に倒すと、このようにプラグインが半透明化する。手前に倒しきると完全に透明化するので、プラグイン・ウィンドウを開いたままにしておき、Tバーで表示/非表示を切り替えるような感覚で操作することができるまた、Sonar V-Studio 700はシステム全体でサラウンドに対応しており、VS-700Cにもサラウンド・パンナーやLFEセンドが備えられている(写真③)。特筆すべきはサラウンド・パンナーを、COMMANDを押しながら動かすとSonar 8 Producer上のアクティブ・ウィンドウを自在に移動させることができる。このようにVS-700Cは、単なるミキサーを実体化しただけにとどまらず、Sonar 8 Producerでのワーク・フロー効率を高める機能が満載だ。▲写真③ Sonar V-Studio 700はサラウンドにも対応しており、VS-700Cにはサラウンド・パンナー&LFEセンドをコントロールするセクションを備えている。サラウンド制作でなくても、COMMANDキーを押しながらサラウンド・パンナーを動かすことで、アクティブとなっているウィンドウを移動することができる

ヌケが良く“しんのある”音質
Sonar 8 Producer


そしてこのSonar V-Studio 700の核となるDAWソフトがSonar 8 Producer。幅広い層に支持されてきた定評あるDAWソフトを核とすることにより、Sonar V-Studio 700全体としての信頼性・安心感を大きく上げている。デモ・プロジェクトを立ち上げて音質チェックをしてみると、一番に感じられたのは“しんの強さ”。注目していた64ビット・オーディオ・エンジンによるレンジの広さのためかSN比が良く、各トラックにしんが感じられるため、ヌケが良くても薄くはならない“しっかり感”がある。画面の概観はDAWの定番ともいえる構成で、ほかのDAWユーザーが初めて触っても違和感は少なく、使いやすいインターフェースだと言えるだろう。そして何より、VS-700Cという強力なコントローラーのおかげで、ソフト上のメニューを探す手間が大幅に省ける。ボタンで画面を切り替えながら作業するスピード感はマウスだけの場合とは一線を画す。また、Sonar 8 Producerそのものも、右クリックすればそのエリアに関連した操作項目が表示されるので、迷うこと無く操作が続けられる。Sonar 8 Producerについては本誌の先月号で4ページもかけてレビューされているように、とても簡単には紹介しきれないのだが、実際にトラック制作をしてみると、例えばROLAND GrooveSynthで得られるまさしく本家本元の脚色の無いTR-909のキック、あるいはSonar 8 Producerで加わったエフェクトのTS-64 Transient Shaperでアタック/リリースのダイナミクスを自由自在に演出できるところなどが気に入った。また、V-Vocalでのピッチ補正や加工、マルチバンド・コンプレッサーLP-64 Liner Phase Multibandでの音圧調整など、トラック制作からレコーディング、ミックス、マスタリングまでをこなせる実力は短い試用期間でも感じ取れた。

CPU負荷なくプラグイン感覚で使える
密度の濃い音色のFantom VS


Sonar 8 Producerには多数のソフト音源/シンセが付属しているが、このSonar V-Studio 700にはROLANDを代表するシンセ、Fantomのサウンドも加えられている。前述したように、VS-700Rの中に音源ボードのFantom VSを内包しているのだ。もちろんこれはハードウェアであるため、Sonar 8 Producerを動作させているコンピューターのCPUに負荷は無い。しかもエディターはSonar 8 Producer上で一般的なプラグインと同じようにコントロールできる。実際にFantom VSを鳴らしていくと、どの音色も大変密度の濃いサウンドで、Sonar 8 Producerの持つしんの強さによくマッチしている。そしてその1,400種もの膨大なプリセットは多岐なジャンルにわたっており、音色を選ぶ際に困ることはほとんど無い。例えばエレピの音色だけでもトレモロやフェイザーなどのエフェクトを絡めたものが多数用意されており、カテゴリー別のリストで使いたい音色へ的確にたどり着くことができる。そしてイメージに近いパッチを選んだ後、Sonar 8 Producer上のエディターで細かい設定が簡単に行える(画面④)。もちろん従来のFantomシリーズと同様にFantom VSもさまざまなエフェクトを内蔵していて、このエフェクトもCPUを気にせず使うことができる。音色バリエーションの豊富さが煩雑にはならず、しかもSonar 8 Producer上でシームレスにエディットできる仕様からは、クリエイターの発想を妨げないようにという配慮を感じる。▲画面④ Sonar 8 Producerのシンセ・ラックにFantom VS Editorを立ちあげたところ。ソフト・シンセと全く同じ感覚でFantomの音色が使用/エディットできるのがこのシステムの大きな魅力だ。最大同時発音数は128。16パート/ステレオ出力だが、パートごとにSonar 8 Producerへ録音してしまえば個別にプラグインでエフェクト処理することも可能となるそしてこのFantom VSはほかのDAWソフト/システムでは使うことはできないもの。すなわちSonar V-Studio 700ならではの特色とも言える。人とは違ったサウンドを生み出すには頼もしい機能だ。また、今後音源を追加したい場合、ARXシリーズに対応した拡張スロットも1基準備。ARXシリーズは、現時点ではARX-01『DRUMS』、ARX-02『ELECTRIC PIANO』の2タイトルがリリースされている。今回Sonar V-Studio 700をレビューしていて、今後DAWはこうしたハードを含めて完結したシステム(いわゆるターン・キー・システム)としても発展していくのではないかと感じた。Sonar V-Studio 700のように完成したシステムなら、接続や設定に悩まされることもなく制作に集中できる。そして最新のDAWソフトの機能を余すところなく使うことができるハードは、ジャンルを問わず幅広い“プロデューサー”が使えるツールになっているように思えた。

▲VS-700Cのリア・パネル。左からVS-700Rと接続するTO I/O、USB端子(単体使用時用)と設定用のSETTING(DIPスイッチ)、フット/スイッチ入力(フォーン)×2、LCDコントラストつまみ、ACインレットと電源スイッチ



▲VS-700Rのリア・パネル。左上から右へ、VS-700Cと接続するTO CONSOLE、MIDI OUT/IN、USB、DIGITAL 2(ADAT入出力)、DIGITAL 1(AES/EBU&S/P DIFコアキシャル入出力)、ワード・クロック入出力、OUTPUT 1〜8(TRSフォーン)、MONITOR SUB L/R(TRSフォーン)、同MAIN L/R(XLR)。下段は左からACインレットとINPUT 1〜8(XLR&TRSフォーン)

CAKEWALK
Sonar V-Studio 700
オープン・プライス(市場予想価格/460,000円前後)

SPECIFICATIONS

●VS-700C&VS-700R
▪オーディオ録音再生チャンネル数/44.1/48kHz:録音19ch&再生24ch、88.2/96kHz:録音15ch&再生20ch、192kHz:録音5ch&再生10ch
▪AD/DA変換/24ビット
▪内部処理/40ビット
▪規程入力レベル/−60〜+4dBu(INPUT 1〜8)、−60〜−20dBu(AUX IN NORMAL)、−50〜−10dBu(Hi-Z)
▪最大入力レベル/+22dBu(INPUT 1〜8、PADオン時)
▪入力インピーダンス/35kΩ以上(INPUT 1〜8バランス時)、3kΩ(AUX IN NORMAL)、470kΩ(Hi-Z)
▪ヘッドルーム/18dB
▪規程出力レベル/+4dBu(MAIN OUT/SUB OUT/OUTPUT 1〜8バランス時)
▪最大出力レベル/+22dBu(MAIN OUT/SUB OUT/OUTPUT 1〜8バランス時)、100mW+100mW(PHONES 1〜2)
▪周波数特性(INPUT 1〜8→MAIN OUT)/44.1/48kHz時:20Hz〜20kHz(0/−2dB)、88.2/96kHz時:20Hz〜40kHz(0/−2dB)、192kHz時:20Hz〜60kHz(0/−2dB)、20Hz〜90kHz(0/−8dB)
▪内蔵音源(Fantom VS)/16パート、同時発音数128、波形メモリー128MB(16ビット・リニア換算時)、1,152+256(GM2)パッチ、19+9(GM2)リズム・キット
▪外形寸法/VS-700C:730(W)×126.5(H)×430.9(D)mm、VS-700R:433.9(W)×87.3(H)×348.4(D)mm
▪重量/VS-700C:10.2kg、VS-700R:5.3kg

REQUIREMENTS

▪Windows/Windows Vista/Vista×64/XP Professional/XP Home、INTEL Pentium 4/3.0GHz以上またはCore 2 Duo以上のプロセッサー(Core 2 Quad推奨)、メモリー2GB以上、30GB以上のハード・ディスク空き容量(7,200rpm以上またはSATAハード・ディスクを推奨)、1,024×768ドット/High Color(16ビット)以上のディスプレイ(1,280×1,024ドット以上を推奨)、インストール用DVD-ROMドライブ、記録型CDドライブ(CDライティングに必要)