8trハード・ディスク・レコーダー&シンセ搭載のMPC最新鋭モデル

AKAI PROFESSIONALMPC5000

最高で24ビット/96kHzのサンプリングが可能な唯一のハードウェア・サンプラーとして、MPCシリーズ最上位機種として位置付けられるAKAI PROFESSIONAL MPC4000の登場以降、同シリーズのスペック的な向上はいったん頭打ちとなった。その後に発売されたMPC1000/MPC500/MPC2500は、音質を16ビット/44.1kHzにとどめ、MPC4000で採用されたフォノ端子も無くなった。その代わりにサンプルを本体のフラッシュROMに内蔵し電源を入れたらすぐ音を出せるようにしたり、リアルタイムでサンプルがテンポに追従するパッチド・フレーズ機能を導入したりと、初心者にも簡単に扱えるような機能を追加し、楽器としてリアルタイムにたたいて楽しむ機能を加える方向に進化していった。こうしたMPC4000以降の機種に盛り込まれたさまざまな機能と、MPCシリーズでは初めてとなるバーチャル・アナログ・シンセと8trハード・ディスク・レコーダーを搭載し、音源制作からレコーデイングまで一台で完結できる高性能なハイブリッド・マシン、それが今回登場したMPC5000だ。

サンプルからシンセまで操れる
Q-LINKコントローラー


まずは外観から確認すると、トップ・パネル左側に並んだ4基のスライダーと8基のノブの存在に目を奪われるだろう(写真①)。20080901-01-002▲写真① ノブとフェーダー合わせて合計12基のQ-LINKコントローラー。サンプルの音色加工や波形編集、バーチャル・アナログ・シンセの音色作りなど、さまざまに活用できる。外部音源のMIDIコントローラーになる点も魅力。さらに、各操作子の上に見えるAFTERボタンを併用すると、パラメーターの変化を記録したシーケンスを再生した際、Q-LINKコントローラーの振る舞いを設定できる。例えばシーケンス再生中に、記録されたパラメーターの変化を再生して、そのとき動かしたQ-LINKコントローラーの値を無視するか、それとも反映させるか、といった設定が行えるこれらはQ-LINKコントローラーと呼ばれていて、合計12個に及ぶ各操作子では、パッドにアサインしたサンプルのアタック/ディケイ/リリース/ピッチ/カットオフ/パン/アンプ/LFOといったパラメーターを割り当て、それぞれダイレクトにコントロールできる(写真②)。またパッド用ミキサーのフェーダーやパン、後述する8trハード・ディスク・レコーダー用のミキサーやバーチャル・アナログ・シンセのコントローラーとして使用することも可能だ。さらに、サンプルのスタート・ポイントやエンド・ポイントを設定する場合も、このQ-LINKコントローラーが役に立ち、MIDIのコントロール・チェンジ・ナンバーをアサインすれば、MPCにMIDI接続した外部音源などのMIDIコントローラーとしても利用できる。非常に多機能な存在だ。20080901-01-003▲写真② Q-LINKコントローラーの設定画面。フィルターやエンベロープなどのパラメーターを、パッドごとに、あるいはパッド全体にアサインすることができる ディスプレイや16個のパッドを挟んでトップ・パネルの右半分に目を移すと、DATAダイアルの位置や全体的なボタンの配置といったレイアウトがMPC2500と酷似している。操作方法も、MODEボタンを押しながらパッドをたたくことで、サンプルのエディットやセーブ&ロードなどの各モードにアクセスする方式が採られ、MPC1000/MPC500/MPC2500に近い印象を受けた。ただし、実際に操作を始めてみると従来のMPCでは一度も無かった違和感もあった。その原因はパッドの右側に配置されたテン・キーの数字にある。よく見るとここには携帯電話と同じく上から小さな数字が並んでいる。従来のMPCシリーズでは、上から大きい数字が並ぶ標準的な計算機タイプだったが、これが変更されたのだ。このテン・キーには英字も併記されて入力も可能となっているが、これも携帯電話と同じ感覚で文字が配置されていた。MPCの歴史の中でここを変更するのは初めてなので、ヘビー・ユーザーの方は、かなり驚かれると思う。“これも携帯文化の影響なのか?”と、妙なところに時代の流れを感じつつ、続いて中身を見てみよう。

ターンテーブルを直結可能な
フォノ端子を搭載


さまざまな新機能が搭載されているとはいえ、MPCである以上、やはり肝心なのはサンプラーの性能だろう。その点、本機のビット/サンプリングレートは16ビット/44.1kHzに固定されているので、根本的にMPC1000/MPC500/MPC2500と変わらないと言える。また、メモリーは標準で64MB、最大で192MBとなっている。ただし、本機の音の入口となる入力端子は、現行のMPCではMPC4000にしかなかったフォノ端子を搭載している。これにより、アナログ・レコードからサンプリングする際にターンテーブルをダイレクトにつなぐことが可能だ。DJミキサーのアンプやフォノ・イコライザーの影響を全く受けずにサンプリングを行えるこの機能は、今のところMPC4000とMPC5000の2台にしか無く、AKAI PROFESSIONAL製以外のサンプラーにも見当たらない、特別なものと言える。筆者が初めてMPC4000でフォノ端子を使ってレコードからサンプリングしたとき、DJミキサーを介さないだけで、それまでサンプリングしていた音と全く違う音になって衝撃を受けたのを覚えている。このレコード本来の音質をそのままサンプリングできる機能が復活したのは大歓迎。ぜひ、その差を実感してほしい。また、クラブDJの間で主流になりつつあるDJソフトを使用する際も、アナログ・レコードをコンピューターに録音するケースが出てくると思われるが、フォノ端子を経由して本機のハード・ディスク・レコーダーに録音すれば、音質の劣化を極限まで抑えたデータを作ることが可能だ。さらに、音質的な性能を確認するため同じレコードを使ってMPC5000とMPC4000(16ビット/44.1kHz)に、それぞれフォノ端子から同じサウンドをサンプリングし、その再生音を聴き比べてみた。その結果、MPC5000はバランスがフラットなのに対し、MPC4000は若干レンジが広く、ハイ上がりな印象を受けた。同じメーカーのサンプラーで同じ16ビット/44.1kHzという条件でサンプリングしても、そこで生まれるサンプルはそれぞれ違うキャラクターになることは、頭に入れておくといいだろう。サンプル編集に関しては、ノーマライズ/サイレント/リバース/タイム・ストレッチ/ピッチ・シフトといった一般的な機能に加え、アタックを感知し自動でサンプルを切り分けてくれるチョップショップ機能(写真③)と曲のBPMに追従可能なループを作成できるパッチド・フレーズ機能(写真④)といったMPC2500にも搭載されていた機能も踏襲している。20080901-01-004▲写真③ チョップショップ機能でビートのアタックを検知した状態。ここから分割ファイルを作る、もしくは写真④のパッチド・フレーズ化を行うといったことが可能になる20080901-01-005▲写真④ 写真③の下に並ぶタグで“CONVRT”を選択すると上の画面が表示される。ここでシーケンスのテンポに追従するパッチド・フレーズを生成する そのほか、サンプルのシンセサイズ機能としてはピッチ/カットオフ/パン/アンプをモジュレーション可能なLFOを1基と、多彩なタイプを備えたフィルターを1基、それにアンプ・エンベロープなどが用意されている。フィルター・タイプは11種類で、その内訳はローパス/ハイパス/バンドパス/バンドストップ/バンドブースト/Model 1〜3/Vocal 1〜3となっている。この中でModel 1〜3はアナログ・フィルターをシミュレートしたもの、またVocal 1〜3はフォルマント・フィルターだ。そのほか、モジュレーションやエンベロープの設定画面は大型の液晶ディスプレイを生かしたグラフィカルな仕様である点も見逃せない。これらのエディット機能を利用すれば、本機内蔵のハード・ディスク(80GB)に収録された650MBにおよぶライブラリー素材を加工して、想像を超えるサウンドも作れるはずだ。続けてシーケンス部も見てみよう。分解能は4分音符あたり960(1小節では3,860)で、MIDI VIEW(いわゆるピアノロール)とDRUM VIEW(ドラムなどの打ち込みに適したマトリクス状画面)を選べるGRID EDITモードと、数値でエディットを行うSTEP EDITの計3種類の方法で打ち込みができる(写真⑤⑥⑦)。これはMPC4000と同等の性能で、ディスプレイが大きいこともあり使用感も似ている。なお、表示関係で目新しい機能としては、メイン画面の右上に細かい点の集合が表示されているところだ。この各点はトラックを表していて、シーケンス再生中に再生されているトラックが点滅し、MDI情報の有無などを直感的に伝えてくれる。20080901-01-006▲写真⑤ MIDI VIEW画面。DAWなどに装備されているピアノロール画面と同様に、左に鍵盤が示され、ノート・データの音程とデュレーションがグラフィカルに表示される20080901-01-007▲写真⑥ DRUM VIEW画面。左にはパッドのバンクとナンバーが表示されていて、マス目を埋めるように打ち込んでいける。ドラムなどのプログラミングに適している20080901-01-008▲写真⑦ MPCシリーズではおなじみの入力/エディット画面。左から位置、パッド・ナンバー、ピッチ、デュレーション、ベロシティがそれぞれ表示されている

プログラムの一つとして扱える
バーチャル・アナログ・シンセ


ここからは実際に作業しながら話を進めていこう。まず、自分でサンプリングしたドラム・ループでチョップショップ機能を使ってみたところ、シンプルなループということもあって一発でアタック検出に成功。そのデータを基にパッチド・フレーズを作って、シーケンサーでループさせてみると、シーケンス・データ上は1小節のループとして打ち込んだだけなのに、シーケンサーのBPMを変えると、ピッチは一定のままドラム・ループのBPMも追従してくれた。このパッチド・フレーズを使うと、曲のBPMを自由に変更できるわけだ。さらに内蔵ハード・ディスクに収録されたライブラリー素材からベースのループをロードして打ち込み、ベース・ループのBPMにシーケンスのBPMを合わせてみたところ、ドラムとベースのBPMが完全にマッチした状態となった。これでドラムとベースによる簡単な骨組みが完成。このように、本機は内蔵ハード・ディスク内のライブラリー素材を積極的に利用することで、簡単な操作で曲を作っていくことができる。さて、次に新機能であるバーチャル・アナログ・シンセを試してみた。これは従来のサンプル・プログラムと同様にプログラムの一つとして扱われる。実際には、トップ・パネル左上のSYNTHボタンを押すと、本機をシンセとして演奏することが可能になる(写真⑧⑨⑩)。VCO+VCF+VCAといったいわゆる基本的なアナログ・シンセを踏襲した仕様になっていて、3基のオシレーターにはサイン波/ノコギリ波/矩形波/ホワイト・ノイズ/ピンク&レッド・ノイズ/PWM波が用意されている。また、サンプルのシンセサイズ機能と同じくフィルター部には、11種類のフィルター・タイプと1基のLFOなどが用意されている。20080901-01-009▲写真⑧ トップ・パネル左上のバーチャル・アナログ・シンセ部。“SYNTH”ボタンを押せば、すぐに演奏/エディットが行える。上の図の通り、3VCO+1VCF+1VCAで、VCFとVCAにそれぞれエンベロープを用意した非常に分かりやすい仕様だ。また、アルペジエイターも装備されている20080901-01-010▲写真⑨ オシレーターの波形やピッチ、それにフィルターのカットオフやレゾナンス、フィルター・エンベロープなど、よく使うパラメーターが並ぶ“BASIC”画面20080901-01-011▲写真⑩ VCF画面では、フィルターの詳細設定が可能。写真⑨なども含め、パラメーターのほとんどがQ-LINKコントローラーにアサインされていて直感的に使える 音色作りに関しては、アナログ・シンセと同様、オシレーター波形を組み合わせ、フィルターなどを駆使してオリジナル・サウンドを作ることができる。またプリセットもプログラムという形で用意され、これらを利用した音作りも可能だ。このプリセットは本体内のフラッシュROMに格納されていて“Basses”“Key”“Leads”“Pads”“Polysynth”“Sfx”“Synbrass”といった音色カテゴリーごとのフォルダーに分けられている。ここで、先ほど作ったドラムとベースのループに合わせて、プリセット音色の中から上ネタとなるパッド音色を選び打ち込んでみた。音質的な問題は何も無いが、最近のシンセには珍しくノーエフェクトの完全にドライな状態で発音されるので、個人的な感想としては音像が単調だと感じてしまった。最近のソフト・シンセやハードウェア・シンセのプリセット音色にはエフェクトがぜいたくに使われているので、本機のシンセを本格的に使うのならエフェクトと併用してサウンドに広がりを加えないと物足りないように思う。そこで早速、エフェクト機能(写真⑪⑫)を使ってシンセ音に加えてみた。本機にはステレオ4系統のエフェクト・バスがあり、各バスで2つのステレオ・エフェクトをアサインすることが可能。エフェクト・バスはインサートあるいはセンド/リターンで内部ミキサーと接続できる。またエフェクト数はオートパンやディレイ、フェイザーなど50種以上が用意されている。なお、これらとは別にマスター・コンプ/EQも装備している。20080901-01-012▲写真⑪ EFFECTS画面。上の画面ではエフェクト・バスのFX1とFX2を表示している。それぞれに任意のエフェクトをアサインして使用できる20080901-01-013▲写真⑫ エフェクトのエディット用画面。ここではディレイを表示。これらもQ-LINKコントローラーにあらかじめアサインされており、サクサク操作できる今回はエフェクト・バスのFX1に“Delay Ping Pong”を設定。ミキサー画面でシンセ・チャンネルのセンドをFX1に送り、パッドの音色にステレオ感を加えてみると、さっきよりも格段にしっくりくるサウンドにすることができた。

内部音源も録音可能な
ハード・ディスク・レコーダー


いよいよ、ハード・ディスク・レコーダー部について見ていこう(写真⑬⑭⑮)。スペック的には最大同時再生トラック数は8、最大同時録音トラック数は2で、録音フォーマットは16ビット/44.1kHzとなっている。なお、録音自体は16ビットだが、24ビットのWAVファイルとして書き出すことも可能だ。20080901-01-014▲写真⑬ 本機のハード・ディスク・レコーダーはソングと同期する形。そのため最初に録音を行うときは、ソングにオーディオ・トラックを追加していいかどうか尋ねられる20080901-01-015▲写真⑭ レコーディングの画面はサンプリングの画面とよく似ている。違うのは録音するトラックの選択を行う点。上では本体メイン・アウトの音をTr1/2へ録音している20080901-01-016▲写真⑮ レコーディング後は、TkVIEW画面で録音データの有無を確認できる。ここではTr1/2に録音した状態。波形が表示されているのが確認できる録音ソースの接続はサンプリング時と同じ端子を使用する。アナログ入力はMIC/LINE切り替えが可能なXLR/TRSフォーン・コンボ端子、あるいはPHONO/LINEを切り替えて使用するRCAピン端子を装備、デジタル入力ではS/P DIF(コアキシャル)が用意されている。またこれら外部入力に加え、内部音源も録音できる。その場合はメインのステレオ・アウトのほかに、1〜8のパラアウトも選択可能。これらをハード・ディスク・レコーダーの任意のトラックへアサインできる。編集機能としては、一般的なカット/コピー/ペースト/ゲイン、ノーマライズ/サイレンスなどが用意されている。また、録音した音をサンプラー部へ16ビットもしくは24ビットでエクスポートすることも可能だ。このハード・ディスク・レコーダーはシーケンスのソングと同期するため、曲のアカペラ素材をレコーダー部分に録音しておけば、素材を聴きながらトラック制作を行ったり、制作中のトラックに合わせて仮歌や生演奏を入れることが可能だ。パッド用ミキサーとは別に専用のミキサー画面も用意されていて(画面⑯)、当然、先述のエフェクトも使用できる。ただし、タイム・ストレッチやピッチ・シフトには対応しておらず、MIDIシーケンスと同一画面で編集することもできないので、昨今のDAWなどと比べれば、そうした面では力不足に思えてしまう。その点さえ除けば本格的なレコーディングができるレコーダーと言えるだろう。20080901-01-017▲写真⑯ ハード・ディスク・レコーダーのミキサー画面。パッド用ミキサーなどと同じようにエフェクターのセンドやパン、ミュートなどが用意されている 最後になったが、前面にDVD-ROM/CD-Rドライブを備えておりライブラリーの読み込みなどが行える。またコンパクトフラッシュ・スロットも搭載し(メディアは付属しない)、ハード・ディスクとは別にサンプルやプログラム、ソング・データなどのセーブ/ロードが可能。さらに本体背面にはUSB端子も備え、コンピューターとデータをやり取りすることもできる本機はバーチャル・アナログ・シンセやハード・ディスク・レコーダーを搭載したことで、音源制作からレコーディングまで対応できるMPCとなっている。ただシンセ/レコーダーともに必要十分とはいえ画期的な機能があるわけではないので、人によっては“ぜいたくなオマケ”という感じがしてしまうのは否めないかもしれない。しかし、サンプラーとシーケンサーの性能はビット/サンプリング・レートを除けば既存のMPCの中でも上位機種と同レベルなので、全体を組み合わせた使い方次第で、全く新しい音楽制作の方向性が見えてきそうな気もする。膨大なデータ量を扱えるソフト・サンプラー全盛の時代に、筆者があえて1GBにも満たないメモリーしか搭載していないハードウェア・サンプラーを使う理由、それは扱えるデータの量より、操作性や安定感などを含めた“質”が重要だからだと思っている。その点で、MPC5000は既存のMPCシリーズと同様、十分な手応えを感じさせてくれるマシンだと思う。20080901-01-018

▲フロント・パネル。左からDVD-ROM/CD-Rドライブ、コンパクトフラッシュ・スロット(メディアは付属しない)、フット・ペダル端子×2、ヘッドフォン端子


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▲リア・パネル。左からRECORD IN L/R(XLR/TRSフォーン・コンボ)、MIC/LINE切り替えスイッチ、PHONO IN L/R(RCAピン)、PHONO/LINE切り替えスイッチ、STEREO OUT L/R(TRSフォーン)、ASSIGNABLE MIX OUT 1〜8(TRSフォーン)、S/P DIF IN/OUT(コアキシャル)、ADAT OUT(オプティカル)、MIDI OUT A〜D、MIDI IN 2/1、USB

AKAI PROFESSIONAL
MPC5000
オープン・プライス(市場予想価格/350,000円前後)

SPECIFICATIONS

▪サンプリング・レート/44.1kHz
▪解像度/16ビット
▪ドラム・パッド数/16
▪ドラム・パッド・バンク数/4
▪最大同時発音数/64
▪メモリー/標準:64MB(最大192MBまで拡張可能)
▪最大録音時間/64MB:約12分48秒(モノラル)、192MB:約38分24秒(モノラル)
▪内蔵ハード・ディスク/80GB
▪シーケンサー最大イベント数/100,000ノート
▪シーケンサー分解能/960(4分音符あたり)
▪ソング数/20
▪エフェクト数/40(最大8基のエフェクトを同時使用可能)
▪外形寸法/490(W)×85.7(H)×410(D)mm
▪重量/8.26kg