『DARK JAZZ HIP HOP』は、1990〜2000年代のヒップホップ/ジャズの影響を色濃く感じさせるドラム・ループ、ワンショット、サックスやピアノなどのメロディ・ループが計245ファイル収録されるサンプル・パックです。そのうちドラム・ループが41、メロディ・ループは80、ドラム・ワンショットが44、エフェクトが15でそれぞれWAVファイルで収められるほか、65種のMIDIファイルも付属します。
いずれの素材もジャズのレコードからサンプリングしたような没入感のある落ち着いたメロディが特長で、特にドラム・ループの完成度は高く、ジャジー・ヒップホップ・トラックを作るのに最適。テンポを早回ししてトランジェントを調整することで、アシッド・ジャズやニュージャズの骨格として活用できる汎用性もあります。中でも、サックスやトロンボーンのフレーズのループはフィルに使うのにちょうど良い短いリフが多く、アレンジに取り入れやすい印象です。
サウンドとしては、重心が低く、作り手の創意工夫を促すような音質の素材がそろっています。制作中のプロジェクトにテンポ・シンクをかけて試すだけで、新たなインスピレーションが得られる可能性を秘めていると言えるでしょう。ちなみにこのサンプル・パックに収録される素材は、基本的にウェットです。そんなところからも、サンプリング文化へのリスペクトが感じられますね。クラシカルであり、未加工なジャジー・ヒップホップの素材として、制作のアイディアを強力に引き出してくれるでしょう。
春野
【Profile】作詞/作曲/トラックメイキングまで自身で行うなど、マルチな才能を発揮するネット発の次世代シンガーソングライター/プロデューサー春野。これまでに自身でストリーミングサービスやYouTubeなどを中心にオリジナル楽曲を発表/リリースし話題を呼び、2020年に発表したEP『IS SHEANYBODY?』がiTunesおよびApple MusicのR&Bチャートで1位を獲得。ジャズやヒップホップに影響を受けたという彼のサウンドは、Lo-Fiヒップホップやジャズ、現代的なポップスまでクロスオーバーするスムースでグルーヴィーなトラックが特徴的。またその包み込むようなシルキーな歌声と人々の心を揺さぶる叙情的なリリックが話題となり人気急上昇中。2023年には1st アルバム『The Lover』をリリースし、東京・大阪でのワンマンライブ開催。その後自身初の海外ワンマンとなる中国4都市のツアーを開催、上海公演は開始1秒で即完となるなど、アジア圏を中心に国外からも注目を集めている。
BFRACTAL MUSIC
DARK JAZZ HIP HOP
4,719円
(為替レートによる価格の変動あり)
▪メディア:ダウンロード販売 ▪容量:約735 MB ▪データ・フォーマット:WAV、MIDI