ACOUSTIC REVIVE ヘビー・ユーザー・ストーリー「根岸孝旨」

ACOUSTIC REVIVE ヘビー・ユーザー・ストーリー「根岸孝旨」

 ケーブルをメインに高品位なオーディオ・アクセサリーを手掛けるACOUSTIC REVIVE。今回のヘビー・ユーザーはベーシスト/作編曲家の根岸孝旨だ。電源機器やケーブル、スピーカー・スタンド、アコースティック・コンディショナーなどの製品をプライベート・スタジオで愛用している。

Photo:Hiroki Obara

ベース・アンプに電源ケーブルが衝撃的な効果

 根岸が初めて使用したACOUSTIC REVIVEの製品は、ギター・シールドのGB-TripleC-FMだったそう。「確かに好印象だったんですけど、その後に試した電源ケーブルが衝撃的なクオリティで……」と振り返る。

 

 「今時のコンパクトなベース用アンプ・ヘッドに使ってみたんです。ああいうヘッドは、音自体は格好良いんですが、バンド・アンサンブルの中で鳴らしたときに、幾ら音量を上げても抜けてこない場合があって。ところが電源ケーブルをACOUSTIC REVIVEのものに替えた途端、バンッ!と来るようになったんです。ベースの出音を単体で聴き比べるより、ほかの楽器と合わせたときに小さめの音量でも十分に“聴こえる”ことを実感できます。バンドのメンバーやライブ・ハウスのPAエンジニアからも“抜けが抜群に良くなった”と好評で。ヘッドのボリュームを変えているわけでもないのに、不思議と音圧感が上がるイメージなんです。僕らミュージシャンにとって最も致命的な“自分の音が聴き取りづらい”という事態を回避できますし、大きなアンプ・ヘッドをライブ会場へ持ち込まずとも“小型ヘッド+電源ケーブル”で良い音が得られるなら荷物の軽減にもなる。これは最高ですよ」

f:id:rittor_snrec:20211206140847j:plain

ベース用のプリアンプやDIは、ACOUSTIC REVIVEのライン・ケーブルで統一している

f:id:rittor_snrec:20211206140910j:plain

オーディオI/Oについては、ライン・ケーブルのみならずThunderboltケーブルまでACOUSTIC REVIVE仕様だ

 ハイエンドな電源ケーブルには、音が色付けされる印象を持っていたと言う根岸。

 

 「だから疑問に思っていたんです、ACOUSTIC REVIVEに出会うまでは。音が劇的に気持ち良くなるんだけど、EQ的な変化ではないんです。電源と言えば、ACOUSTIC REVIVEのタップもすごいですよ。まずはライブの現場で試してみたところ、それまで何が原因かも分からず悩んでいたことが一気に解決して。“電源とかケーブルとか、そんな細かい部分にこだわるよりプレイに集中しようぜ”とか言っていた僕ですが、逆でしたね。電源やケーブルをACOUSTIC REVIVEにしておいた方が、プレイに集中できるんです」

f:id:rittor_snrec:20211206140951j:plain

ACOUSTIC REVIVEの電源タップと電源ケーブルのほか、新ラインSSの赤い電源ケーブルPower Stageが見える。ロック機構を備え、ライブ現場にも有用な製品だ

低域特性まで向上するヘッドフォン・リケーブル

 最近のお気に入りは、導通率105%IACSという銀+銅のハイ ブリッド新導体=PC-TripleC/EXを使ったシールドだそう。まだプロトタイプだが「好き過ぎて、パッチ・ケーブルやライン・ ケーブルまで全部これにしたいくらいです。余計なことを考えなくてよくなるしね」と絶賛する。

 

 「ケーブルのせいで音が細くなっているのかな?といった懸念が無くなったし、そればかりか“自分はこういう音を出しているんだな”って分かる感じなんです。大抵のケーブルは、高域もしくは低域が伸びたりとか中域に寄ってしまうとか、はたまたSN比が悪化するとか、いろいろな癖を持っています。そういう印象がACOUSTIC REVIVEには無く、楽器の音がストレートにアンプの方へ伝わっている気がするんです。だから“この出音が自分の音なんだ”と思えるし、周囲から何かを指摘されたとき素直に自らのスキルのせいだと反省できる。ミュージシャンとしての発展にもつながりますね」

f:id:rittor_snrec:20211206141021j:plain

銀+銅の新導体PC-TripleC/EXを用いたプロトタイプのライン・ケーブル。根岸はこれを非常に気に入って使っている

 

f:id:rittor_snrec:20211206141243j:plain

スピーカー・ケーブルやスタンド、背面のアコースティック・コンディショナーもACOUSTIC REVIVE製だ

 今やオーディオI/O周りからベース、ギターに関連するものまで、スタジオのあらゆるところにACOUSTIC REVIVEの製品を活用している根岸。モニター・ヘッドフォンのリケーブルも行っており、やはり手応えを感じているという。

 

 「ヘッドフォンが化けますね。例えば低域の出方とかが大きく変わるんです。“この曲には、こんなにローが入っていたんだ”ってことが分かるようになる。MP3とWAVくらい音が違うというか、音響の専門知識を持たない人が聴いても差に気付くと思いますね。ものすごくお薦めします。愛用ヘッドフォンをお持ちの方は、まずACOUSTIC REVIVEのリケーブルだけでも試してみるといいんじゃないでしょうか」

f:id:rittor_snrec:20211206141049j:plain

モニター・ヘッドフォンをACOUSTIC REVIVEでリケーブル。さまざまな機種をリケーブルできるので、関心のある向きは適合モデルをオフィシャル・サイトでチェックしてみよう

 電源機器や信号伝送経路を現在の環境にしてから、とにかく不満が無くなったと話す根岸。「シールドや電源ケーブルのことを人に聞かなくなりました。そこに関しては、ACOUSTIC REVIVEを超えるものが僕の中には無いからです」と、力強いコメントで締め括ってくれた。

 

根岸孝旨

<BIO>ベーシストとしてサザンオールスターズ、岡村靖幸、奥田民生、PUFFY、ポルノグラフィティなど数多くのセッションに参加。プロデュース・ワークも展開し、Coccoや中島美嘉、つじあやの他、多数のアーティストの楽曲を手掛ける。Dr.StrangeLove、kokua、JUNK FUNK PUNKといったバンドでも活動。

 

ACOUSTIC REVIVE製品に関する問合せ

※全製品の無料貸し出しも受付中

関連記事

www.snrec.jp

www.snrec.jp

www.snrec.jp

www.snrec.jp

www.snrec.jp