MUSIC AWARDS JAPANがノミネート作品を発表! 〜最優秀楽曲賞は、Creepy Nuts、YOASOBI、Mrs.GREEN APPLE、藤井風、ROSÉ & Bruno Mars

住吉美紀、クリス・ペプラー

MUSIC AWARDS JAPANノミネート作品発表会。司会は住吉美紀、クリス・ペプラー

 音楽業界の主要5団体(日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、日本音楽出版社協会、コンサートプロモーターズ協会)が垣根を越えて設立した、一般社団法人カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会(CEIPA)によるアワード「MUSIC AWARDS JAPAN」が、ノミネート作品/アーティストを発表した。延べ約3,000曲のエントリー作品の中から、251作品/65アーティストが選出されている。

最優秀楽曲賞

最優秀楽曲賞

 最優秀楽曲賞にノミネートされたのは5曲は、256のエントリー楽曲の中からアーティストおよび業界関係者の投票により選ばれた、クリエイティビティに富む楽曲が並ぶ。

  • 「APT.」ROSÉ & Bruno Mars
  • 「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts
  • 「アイドル」YOASOBI
  • 「満ちてゆく」藤井風
  • 「ライラック」Mrs. GREEN APPLE

最優秀アーティスト賞

最優秀アーティスト賞

 最優秀アーティスト賞にノミネートされた5組。167組のエントリーの中から、新規性やオリジナリティが評価され選出された。

  • Creepy Nuts
  • Mrs. GREEN APPLE
  • Vaundy
  • YOASOBI
  • 藤井風

最優秀アルバム賞

最優秀アルバム賞

 最優秀アルバム賞にノミネートされた5作品は、171のエントリー作品より選出された。アルバムとして音楽が聴かれる機会が減った昨今において、付加価値や独自性が評価されている。

  • 『ANTENNA』Mrs. GREEN APPLE
  • 『LOST CORNER』米津玄師
  • 『LOVE ALL SERVE ALL』藤井風
  • 『replica』Vaundy
  • 『SCIENCE FICTION』宇多田ヒカル

最優秀ニューアーティスト賞

最優秀ニューアーティスト賞

 最優秀ニューアーティスト賞にノミネートされた5組。61組のアーティストより選出された。メジャーレーベルからのノミネートはOmoinotakeのみであり、TikTokをはじめとするSNS発のアーティストが注目されていることが分かる。

  • FRUITS ZIPPER
  • Number_i
  • Omoinotake
  • tuki.
  • こっちのけんと

Top Global Hit from Japan

Top Global Hit

 世界でヒットした国内楽曲を讃える賞。100曲のエントリーからノミネートされたのがこの5作品だ。海外リスナーの投票により選出されており、ゲーム『ペルソナ3 リロード』の挿入曲「It's Going Down Now」や、1980年にリリースされた松原みきの「真夜中のドア〜stay with me」が選出など、日本の音楽の魅力を再発見する機会となった。

  • 「It’s Going Down Now」Lotus Juice / 高橋あず美
  • 「WOKE UP」XG
  • 「アイドル」YOASOBI
  • 「死ぬのがいいわ」藤井風
  • 「真夜中のドア〜stay with me」松原みき

最優秀アジア楽曲賞

最優秀アジア楽曲賞

 最優秀アジア楽曲賞にノミネートされた5作品は、24のエントリー曲より選出された。昨今世界的ブームとなっているK-POPだけでなく、インドネシアやシンガポール、タイの作品もノミネート。JEFF SATURはsummer sonic 2025に出演予定。

  • 「Satu Bulan」Bernadya(インドネシア)
  • 「the cutest pair」REGINA SONG(シンガポール)
  • 「Supernova」aespa(韓国)
  • 「WAY 4 LUV」PLAVE(韓国)
  • 「ซ ่อน(ไม่)หา (Ghost) 」Jeff Satur(タイ)

グランプリエンジニア賞 in association with PMRAJ

グランプリエンジニア賞 in association with PMRAJ

 グランプリエンジニア賞は、PMRAJ(日本プロ音楽録音賞)との連携部門。音楽的に創造性、芸術性、技術力が優れているエンジニアを讃える賞となっている。日本プロ音楽録音賞の各部門(放送部門を除く)の受賞作品の中から、日本プロ音楽録音賞審査委員と各レコード会社および営業スタジオから選出されたエンジニアにて審査を行い、グランプリエンジニアが決定される。下記8名のエンジニアがノミネートされた。

  • Best Master Sound 部門 クラシック、ジャズ、フュージョン
     塩澤 利安/ミキシング・エンジニア
     佐藤 洋 /マスタリング・エンジニア
  • Best Master Sound 部門 ポップス、歌謡曲
     酒井 秀和/マスタリング・エンジニア
     松橋 秀幸/ミキシング・エンジニア
  • Immersive 部門(プログラミング・サウンド)
     鈴木 浩二/ミキシング・エンジニア
  • Immersive 部門(アコースティック・サウンド)
     甲斐 俊郎/ミキシング・エンジニア
  • アナログディスク部門
     北村 勝敏/カッティング・エンジニア
     内沼 映二/ミキシング・エンジニア

発表会のゲストとして小籔千豊、貴島明日香、松島功、柴那典が登場

ノミネート作品発表会には、小籔千豊、貴島明日香、松島功、柴那典がゲストとして登場。受賞者に贈られるトロフィーもお披露目された

授賞式は5月21日(水)、22日(木)にロームシアター京都で行われる

授賞式は5月21日(水)、22日(木)にロームシアター京都で行われる

その他部門のノミネート作品/アーティストは、MUSIC AWARDS JAPAN公式サイトをチェック!

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