Part② 作曲家、光田康典が徹底チェック! Seaboard Riseの実力

2009年にローランド・ラム氏によって設立された英国の楽器メーカーROLI。そのROLIから発売された、キーボードとも異なる革新的なコントローラーSeaboardは、デザインから演奏性、そしてサウンドまで、すべてにおいて新時代の訪れをイメージさせられるものだ。本特集では、多くのクリエイターが注目する本機について、開発の経緯から実際の活用法、ミュージシャンのインプレッションまで多角的に迫っていく。そしてこのSeaboardが、今後の音楽シーンにどんな影響を与えていくのか、その目撃者になっていただきたい。

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Seaboard RISE 25 Player Perspective High Resolutionスクリーンショット 2016-07-28 12.42.492009年に設立された英国の楽器メーカーROLIがSeaboard Grandを発表し、楽器業界に衝撃を与えたのは記憶に新しいところです。

▲2014年初頭に登場したSeaboard Grand。専用ソフト・シンセEquatorを同梱しており、Keywave数の違いで3種類ラインナップする ▲2014年初頭に登場したSeaboard Grand。専用ソフト・シンセEquatorを同梱しており、Keywave数の違いで3種類ラインナップする

Seaboard Grandはシリコン製のサーフェス(Keywave)を独自に開発し、3次元に音をコントロールするという全く新しい“次世代の楽器”として世界中の注目を浴びました。そして2015年9月に新たに発表されたのがSeaboard Rise。MIDIコントローラーに特化したRiseは、5次元コントロール(5D Touch:後述)に加え、タッチ・フェーダーとXYパッド、そしてオクターブ・シフトやプログラム・チェンジ・ボタンが搭載され、さらに多彩なコントロールが可能となりました。

▲Seaboard Riseに追加されたコントロール・パネル。タッチ・フェーダーとXYタッチパッドでさまざまな表現が可能となった ▲Seaboard Riseに追加されたコントロール・パネル。タッチ・フェーダーとXYタッチパッドでさまざまな表現が可能となった

また、フル充電で最大8時間のバッテリー駆動させることができ、MIDI over Bluetoothによるワイアレス接続も可能となっています。かなりのアップデートが加えられたSeaboard Riseを早速チェックしていきたいと思います。

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Seaboard Rise(以下、Rise)を手にしたらユーザー登録を行います。これにより“ROLI Dashboard”“Equator”という2つのソフトウェアをダウンロードすることができるようになります。どちらのソフトウェアもMac版(OS X 10.8以降)とWindows版(7/8 or 10)が用意されているので、ご自分の環境に合わせてダウンロード後、ソフトウェアをインストールします。

次にコンピューターとの接続です。RiseはUSBによる接続とBluetooth経由による接続と選ぶことができます。USBは、本体左サイドのUSB(タイプB)からお使いのコンピューターと接続し、電源を入れれば完了します。Bluetooth経由による通信は、Audio MIDI設定からペアリングを行います。特に迷うこともなく、すぐにセットアップをすることができるでしょう。ちなみに、Riseの左サイド面には、ペダル端子(フォーン)、USB(タイプB)、USB(タイプA)、そして、DC IN(アダプターは別売)が付いています。

▲本体左サイドに備えられた入出力端子。左からペダル入力、USB(タイプB)、USB(タイプA)、DCイン ▲本体左サイドに備えられた入出力端子。左からペダル入力、USB(タイプB)、USB(タイプA)、DCイン

ペダル端子にはサステイン・ペダルやエクスプレッション・ペダルを接続でき、USB(タイプB)は先に述べたようにお使いのコンピューターと接続。USB(タイプA)は、APPLE iPhoneやAndroid機器など、ほかのデバイスとの接続や充電を行うことが可能です。なお、USB(タイプA)ではRiseを充電することはできません。USB(タイプB)に接続するか、電源アダプターで充電する必要があります。Bluetoothによる接続は、わずらわしいUSBケーブルを使用せずにコンピューターと通信可能な上、実際に演奏してみましたが、低レイテンシーで動作し、全くストレスなく使用できました。

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Riseの最大の特徴は5D Touchによる新たな音楽表現です。その5つの表現は“Strike”“Press”“Glide”“Slide”“Lift”。それぞれ解説していきましょう。StrikeはKeywaveを弾いたスピードと強さによって音色に変化を与えます。

▲Strike:Keywaveに触れる指の速さと強さ ▲Strike:Keywaveに触れる指の速さと強さ

例えばエレピなどの音色でゆっくり弾けば柔らかい音になり、速く弾けばアタック感のある音色になるといった変化を与えることができるのです。PressはKeywaveを押し込む圧力によって音色に変化を与えます。

▲Press:最初のStrike後に、Keywaveに与えられる持続的な圧力 ▲Press:最初のStrike後に、Keywaveに与えられる持続的な圧力

例えばLFOをアサインし強く押し込んでいくとLFOのDepthが深くなっていくといった表現が可能です。GlideはKeywave上での横の動きに対して音色に変化を与えます。

▲Slide:Keywave上を上下する縦方向の動き ▲Slide:Keywave上を上下する縦方向の動き

指を揺らしてビブラートをかけたり、指を横にスライドすることによってポルタメントをかけることができます。SlideはKeywave上の縦の動きに対しての音色変化になります。

▲Slide:Keywave 上を上下する縦方向の動き ▲Slide:Keywave 上を上下する縦方向の動き

指を上にスライドすることによって音量を変化させたり、Filterをアサインし、閉じたり開いたりすることもできます。最後にLiftですが、Keywaveから指を離す速さによって音色に変化を与えます。

▲Lift:Keywaveから指を放す速さ ▲Lift:Keywaveから指を放す速さ

リリース時にアタック感のある音を表現したり、別のオシレーターを発動してリリースまでも音色に変化を与えることが可能。これらの5D Touchによるコントロールは、初めて体験する人が多いと思いますが、慣れてしまうと普通の鍵盤が物足りなく感じてしまいます。それほど、Riseは柔軟かつ直感的で、表現の多彩さに長けているコントローラーと言えるでしょう。

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Riseを実際に触ってみるとシリコンの質感の良さ、5D Touchの感度の良さに驚かされます。この手のシリコン素材はGlideなどをする場合、指が引っかかり思った動きができないことがありますが、そうしたストレスは全くなく、滑り具合、押し込み具合、すべてにおいて気持ち良く操作することができるのです。また、鍵盤の上下にある平らなスペースもしっかりとセンサーが効いており、ここでもGlideをかけることが可能なので、リボン・コントローラーのような使い方にも対応します。

▲Keywaveの上下はリボン状になっており、こちらで滑らかな演奏が可能となる。また、ハードウェア/ソフトウェアでグライドをオフにすることができるので、一般的なシンセと同様にクロマチックな演奏も可能だ ▲Keywaveの上下はリボン状になっており、こちらで滑らかな演奏が可能となる。また、ハードウェア/ソフトウェアでグライドをオフにすることができるので、一般的なシンセと同様にクロマチックな演奏も可能だ

そしてRiseに追加されたのが、Keywaveの左側にある3つのタッチ・フェーダーとXYパッドです。これらは、ほんの少しだけ押し込むことによってセンサーが動作し始めるため、iPadなどのタッチ・パネルのように、間違えて触れただけで誤動作してしまうといったことが起こりにくく、ミスが許されないライブなどではとても扱いやすいコントローラーとなっています。また反応スピードも速く、コントローラーにおけるレイテンシーは全くと言っていいほど感じません。細部までこだわり抜いて作られているのが分かります。

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付属ソフトのEquatorはROLIが開発したソフトウェア・シンセサイザーで、5D TouchのRiseと一緒に使うことにより今までにない非常に柔軟なサウンドを作り出すことができます。こちらのソフトに関しては後ほど詳しく解説したいと思います。

Dashboardというソフトは、Riseの各コントローラーに対して任意のMIDIコントロール・チェンジをアサインしたり、5D Touchのセンシティビティを設定したりするための専用ソフトになります。

▲Seaboard RiseをカスタマイズするためのソフトウェアDashboard。タッチ・フェーダーやXYタッチパッドのMIDIコントロール・チェンジや、5Dタッチのエディットなどが行える ▲Seaboard RiseをカスタマイズするためのソフトウェアDashboard。タッチ・フェーダーやXYタッチパッドのMIDIコントロール・チェンジや、5Dタッチのエディットなどが行える

お使いのソフト・シンセや音源に合わせて柔軟な設定ができるようになっていますので、基本的にメーカーや種類は選びません。また、特記する点はMPE対応(マルチディメンション・ポリフォニック・エクスプレス)のソフト・シンセもコントロール可能で、今まで以上に多彩な音楽表現ができるということです。

MPEは既にAPPLE Logic、MainStage、STEINBERG Cubase、BITWIG Bitwig Studio、SPECTRASONICS Omnisphere、FXPANSION Strobe2、U-HE、UVI、CYCLING '74 Maxなどのソフトが採用。今後もMPE対応のソフトが増えていくことが期待されます。そして、Rise本体のFirmwareアップデートやROLI Dashboard自体のアップデートもこのソフトから可能ですので、わざわざメーカーのWebサイトへ確認しに行く必要はありません。なお、スタンドアローンでこれらの設定を行うことはできないので、設定の際はRiseをパソコンと接続する必要があります。

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EquatorはROLIが独自に開発したソフトウェア・シンセサイザーで、Riseのためにカスタム・ビルドされたものとなっています。こちらのソフトはスタンドアローンおよびAudio Units、VSTに対応しています。また、無償のミュージック・アプリであるNoiseも用意されており、Seaboardを疑似体験できるだけでなくRiseのサウンド・エンジンとして使用できます。

無償ミュージック・アプリNoise。Riseから簡単にワイヤレス接続でき、モバイル・サウンド・エンジンとして手軽に活用することができる ▲無償ミュージック・アプリNoise。Riseから簡単にワイヤレス接続でき、モバイル・サウンド・エンジンとして手軽に活用することができる

Equatorの構成は、サンプル・プレイバックを2基、ウェーブテーブル・オシレーターを3基、ノイズ・ジェネレーターを1基、Filterを2基、LFOが2基、そのほかに、3基のオシレーターに対してのFM変調、エフェクターはビットクラッシャー、ディストーション、EQ、コーラス、ディレイ、リバーブの5種類。そしてADSRのエンベロープが5本とかなりパワフルなシンセサイザーとなっています。

▲Seaboard Riseのためにカスタム・ビルドされたソフト・シンセ、Equator。ウェーブテーブル・オシレーター、フリケンシー・モジュレーション、サンプル・プレイバックおよびマルチモード・フィルターを搭載している。100種類以上のプリセットを内蔵し、アコースティックからエレクトリック、ハイブリッド・サウンドまで網羅している ▲Seaboard Riseのためにカスタム・ビルドされたソフト・シンセ、Equator。ウェーブテーブル・オシレーター、フリケンシー・モジュレーション、サンプル・プレイバックおよびマルチモード・フィルターを搭載している。100種類以上のプリセットを内蔵し、アコースティックからエレクトリック、ハイブリッド・サウンドまで網羅している

画面は、それぞれの項目が分かりやすくブロック状に並んでいます。上半分は“Synth”“Mixer”“Global”のタブに分かれており、下半分は、5D Touch、フェーダー、XYパッド、LFO、エンベロープの設定を表示した“Modulation Panel”のほか、“Modulation List”“5D Touch Zoom”のタブがあり、表示されているものであればすべて任意にアサインすることができるため、多彩でフレキシブルなサウンドを簡単に作り出すことができます。特に面白いのが5本あるエンベロープを何に対してもアサインすることができる点です。例えば、オシレーターのFineに対してエンベロープをかけてキーオンとともにピッチを変化させ、リリースと同時にピッチをゆっくり戻していくといったことや、ビット・クラッシャーのCrushの項目にエンベロープをアサインし、キーオンとともに徐々にクラッシュさせるといったことが簡単にできてしまいます。ちなみにアサインの方法は、まず変化させたいパラメーターの初期値を設定し、次にコントロール元を選択した後(黄色に変化)、初期値を設定したパラメーターに戻ってcommandキーを押しながらどのぐらいの変化量を加えるかを設定します。変化させる量は黄色が付きますので視覚的にも非常に分かりやすくなっています。

そのほか、Riseの一番の特徴とも言える5D Touchについても自由度の高いカーブを描くことできますので、自分のパフォーマンス・スタイルに対して細かく設定できるのはうれしい点かと思います。

ウィンドウ上部のMixerタブを押すと各オシレーターに対してFilter、FX、Reverb、Dryのかかり具合を設定することができます。

▲EquatorのMixer部では、各オシレーターに対してFilter、FX、Reverb、Dryのかかり具合を設定することが可能 ▲EquatorのMixer部では、各オシレーターに対してFilter、FX、Reverb、Dryのかかり具合を設定することが可能

なお、こちらの画面のパラメーターに対しても先ほどと同様に自由にコントローラーをアサインできるようになっていますので、例えば、Glide操作に対してリバーブをアサインするとGlideしながら高い音になるにつれてリバーブが深くなるといったことも可能になるわけです。また、Mixer画面ではRing Modulatorをかけることもできます。

続いて、画面の一番下に位置するKeytrackingですが、これはキー・レンジに対してシンセサイザーのパラメーターを操作できるもので、例えば、低い音はオシレーター1が発振し、音が高くなるにつれてクロスフェードしながらオシレーター2が鳴り始めるといった設定や、低い音は左から高い音は右からといった設定もできます。なお、Keytracking画面のラインはcommand+クリックすることでポイントを増やすことができますので、かなり自由なキー・コントロールが可能となります。

最後に、Macroについてご紹介したいと思います。Macroと聞くとプログラミングしたものを自動で操作してくれる、というイメージを持つかもしれませんが、ここでは少々意味合いが違います。タッチ・フェーダーやXYパッド、またはコントロール・チェンジに対してパラメーターをアサインすることをMacroと呼んでいます。

タッチ・フェーダーやXYパッドは、ほかのコントローラーと全く同じ方法でアサインすることができるのですが、特に特記したいのは、コントロール・チェンジに対して複数のパラメーターをアサインし、コントロールできる点。外部のコントローラーを使用したい場合にとても便利な機能です。Macroは全部8個までアサインすることができますが、タッチ・フェーダーやXYパッドのすべてにアサインすると、5個分のMacroを使うことになります。

▲タッチ・フェーダーやXYタッチパッドのコントロール・チェンジをアサインできるMacro。Equatorの左下“RISE Controls”枠の右上の矢印をクリックすると、Macroを設定できる画面が現れる ▲タッチ・フェーダーやXYタッチパッドのコントロール・チェンジをアサインできるMacro。Equatorの左下“RISE Controls”枠の右上の矢印をクリックすると、Macroを設定できる画面が現れる

残り3個分はコントロール・チェンジに使用できます。もちろん、すべてのMacroをコントロール・チェンジに割り当てても問題ありません。これほどいろいろなパラメーターに対してアサインできてしまうと、自分がどこにアサインしたか分からなくなってしまうこともあるかもしれません。そうしたときに便利なのがModulation List。

▲Equator下部のタブの真ん中にあるModulation List。こちらには“Source”“Transfer function”“Destination”“Modulation amount”というパラメーターが一覧表示され、エディットも可能となっている ▲Equator下部のタブの真ん中にあるModulation List。こちらには“Source”“Transfer function”“Destination”“Modulation amount”というパラメーターが一覧表示され、エディットも可能となっている

どのコントローラーをどこにアサインしたかリストで見ることができるので非常に便利です。

駆け足で見てきましたが、Equatorは全体的に非常にシンプルな画面構成です。回路が理解しやすい構図になっていますので、シンセサイザーをかじったことがある人ならすぐに使いこなせるでしょう。個人的な希望として、EQのパラメーターに対してコントローラーをアサインできたり、ボコーダーが付いてるとさらに面白いことができるかなと思いました。Equatorは今後もアップデートし続けるそうなので期待したいと思います。

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普通に考えればRiseはライブ・パフォーマンスで使用するのが最もオーソドックスな使用方法かもしれません。ルックスも素晴らしいですし。しかし、これほどまでに柔軟にいろいろとコントロール可能だと楽曲制作の効率アップも図ることができます。自分はアニメ、ゲーム、映画などのサウンドトラック制作がメインで、オーケストラを使うことがしばしばありますが、モックアップを作る際にダイナミックスやビブラートを入力するのはなかなか骨が折れる作業です。Riseのように指を上下にスライドするだけで音量がコントロールできたり、指を揺らすだけでビブラートが入力できると、格段に作業効率がアップします。

また、本来の使い方ではないのですが、オーケストラのスネアなどを打ち込む場合、鍵盤だと戻りが遅くフラムやロールが打ち込み辛いのですが、Keywaveであれば、鍵盤が戻るという概念がないため、素早く次のキーを入力することが可能です。いわゆる、パッド・コントローラーのような使い方もすることができるわけです。

そのほか、効果音制作にも十分に活用できるコントローラーではないかと思いました。非現実音などはシンセサイザーで作ることが多々ありますが、いろいろなパラメーターをRiseにアサインし、さまざまな演奏方法でテストをしながら音のアタリを付けていく、といったことが簡単にできてしまいます。また、自分が想像だにしなかった偶然の産物が出来上がることもあるかもしれません。あとは、時間軸が正確に決まっていない演劇の音効で使用するのも面白いと思います。フレキシブルにパラメーターをコントロールできるので、役者や照明の動きに対してインタラクティブに音を操作するといった使い方も考えられます。このように、実にさまざまな用途でRiseは威力を発揮するのではないかと思います。ぜひ、皆さんにもこの未来のコントローラーに一度触れていただいて、自分なりの使い方を模索してみてはいかがでしょうか? もしかするとシリコンの肌触りが気持ちよくて作業どころではなくなるかもしれませんが。

【SPECIFICATIONS】
●外形寸法:[Rise 25]505(W)×210(H)×22.86(D)mm/25 Keywave、Rise 49]834(W)×210(H)×22.86(D)mm/49 Keywave
●重量:[Rise 25]2.8 kg、[Rise 49]5.5 kg

REQUIREMENTS】
●Mac:OS X 10.8以降
●Windows:Windows 7以降
●iOS:8.0以降
●共通項目:INTEL Dual Core i5 2.5GHz以上のCPU、4GB以上のRAM(8GB RAM推奨)、Equatorのインストールのために2 GBのディスク・スペース、USB接続のためのUSB 2.0以上の端子

価格:オープン・プライス(市場予想価格:92,000円前後/RISE 25、155,000円前後/RISE 49)

サウンド&レコーディング・マガジン2016年8月号掲載)