【ハウス編】Vol.1 キックの長さがグルーブの基礎を作る

ここでは、サウンド&レコーディング・マガジンに連載中のセミナー「作曲に悩む人のためのプログラミング講座」を、より深く理解するための各種データを用意しています。 まずは下の"試聴用サウンド"をダウンロードして、試聴しながら記事をお読みください。そして、実際に打ち込んでみて分からないことがあれば、SMFやセッション・データをダウンロードして、データを確認してみましょう。

[図1] キックのデュレーションが長いパターン


■試聴用サウンド(WAV):fig01.wav.zip(968KB)


■SMF:fig01.mid.zip(1KB)


[図2] キックのデュレーションが短いパターン


■試聴用サウンド(WAV):fig02.wav.zip(791KB)


■SMF:fig02.mid.zip(1KB)


[図3] キックのデュレーションを長短組み合わせると


■試聴用サウンド(WAV):fig03.wav.zip(978KB)


■SMF:fig03.mid.zip(1KB)


[図4] さらにベロシティの変化を組み合わせると


■試聴用サウンド(WAV):fig04.wav.zip(960KB)


■SMF:fig04.mid.zip(1KB)


Pro Tools 8セッション・データ


■ptf:PROG_01_PT_Session.zip(168KB)


図1〜4のMIDIデータを含んだPro Toolsのセッション・データです。Pro Tools 8+付属ソフト・サンプラーのStructure Freeで作成しています。トラック構成は下記の通りです。不要なトラックをミュートしながら、それぞれのノリを聴き比べてみてください。

トラック構成


[図1]Kick1+Hihat
[図2]Kick2+Hihat
[図3]Kick3+Hihat
[図4]Kick4+Hihat



 


本連載について


2010年1月号から始まった連載です。小社刊『MPCで学ぶリズム打ち込み入門』の著者が、満を持して曲作りに役立つ打ち込みノウハウを惜しげもなく披露していきます。ビギナーはもちろん、自分の打ち込みにマンネリを感じ始めた方にも最適! 内容的には最初の数カ月はハウスを例に解説していきますが、ハウス好きでなくとも役立つTipsが満載なので、ぜひぜひご愛読のほどよろしくお願いいたします!


MPCで学ぶリズム打ち込み入門



著者について


watusi-photo.jpg

Watusi(COLDFEET)


プロデューサー/アレンジャー/ベーシスト。1998年にボーカリスト/コンポーザーのLori FineとともにCOLDFEETを結成。クラブ・シーンを基盤としながらも、ポップスやジャズ、果ては民族音楽までを採り入れた幅広い音楽性で知られる。2009年には、生前のマイケル・ジャクソンから正式に許諾を得て制作されたカバー・アルバム、『MJ THE TOUR』を発表。中島美嘉、BoA、安室奈美恵などのプロデューサーとしても活躍。



オフィシャルWebサイト:www.coldfeet.net