Device 11 思わぬテクスチャーを生み出すGranulator by ロバート・ヘンケ

【サウンド&レコーディング・マガジン2011年6月号連動】
今回紹介する「Granulator」は、オーディオ・サンプルから思いもよらないテクスチャーを生み出せるインストゥルメント・デバイス。本誌では本プラグインの操作法について、ABLETON Liveの生みの親の1人でもあるベルリン在住のアーティスト=ロバート・ヘンケ(モノレイク)に紹介いただいています。本記事で「Granulator」のファイルをダウンロードして、音楽制作/オリジナル・デバイス作成の参考にしましょう。

サウンド&レコーディング・マガジン 2011年6月号
Max for Liveで作る自分専用デバイス(P.189)

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今回紹介する「Granulator」はオーディオ・サンプルからごく短い波形(グレイン)を抽出し、それを重ね合わせながら発音させることで、独特のテクスチャーを生み出すインストゥルメント・デバイス。ADSRエンベロープや2基のマルチモード・フィルター、LFOなども搭載し、多彩な音作りが可能な同デバイスについて、LiveとMaxに深い造詣を持つロバート・ヘンケに紹介いただいています。デバイスのファイルをダウンロードして普段の音源制作/ライブ・パフォーマンスに役立てたり、オリジナル・デバイスを作成する手がかりにしてもらえれば幸いです。

Device 11 思わぬテクスチャーを生み出すGranulator

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デバイス「Granulator」をダウンロードする

※デバイスを動作させるには、Max for LiveおよびLive 8.1以降が必要です

問合せ:ハイ・リゾリューション(03-5775-6290)

ロバート・ヘンケ

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モノレイクとして知られるアーティスト。Liveの開発に携わった一人であり、プログラマーとしてもLiveおよびMaxを知り尽くしている。現在も精力的に制作/ライブ/インスタレーションを行っているほか、由緒あるドイツ国立ベルリン芸術大学の教授も務めるなど多方面で活躍中。現在の電子音楽の発展を語る上で欠かせない人物

silence.jpg『Silence』/モノレイク
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