ヒット・メイカー編 第三回〜スウィズ・ビーツ

【サウンド&レコーディング・マガジン2012年3月号連動】
初心者に向けて波形編集によるヒップホップのビート・メイクについてレクチャーしていく「ヒップホップ ビート・メイク道場」。本記事では、サンレコ本誌に連動した音源を試聴できます。本誌とあわせてお楽しみください。

サウンド&レコーディング・マガジン2012年3月号
ヒップホップ ビート・メイク道場〜ヒット・メイカー編

スウィズ・ビーツ

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ニューヨーク・ブロンクス出身のビート・メイカー/ラッパー。1990年代後半にDMX、ロックス、イヴらを擁するヒップホップ・クルー=ラフ・ライダーズのプロデューサーとしてシーンに登場。ネプチューンズらと同様、シンセ主体のプロダクションがサンプルの版権クリアが厳しくなった時流にも乗りヒットを連発。一時低迷したが、2004年のT.I.「Bring 'Em Out」以降復調し、ジェイ・Z、ビヨンセなどメジャー・アーティストのプロダクションを手掛ける。

完成形

ホーン・セクション

異なる2小節ドラムを組み合わせる

講師:SUI

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国内外を問わず、ヒップホップ/R&Bアーティストのセッションに参加。プロデューシング・エンジニアとして、トラック・メイクからボーカルのディレクション、ミックス・ダウンまで手腕を振るう。近年はMUROの全制作においてパートナーを務め、周辺アーティストとの親交も深い。日本国内のみならず、USメジャー・レーベル関係者が持つ"アジアのヒップホップ/R&B"に対する従来の考えを払しょくし、その反響から日本国内においても新たなオーディエンスを着実に増やし続け、ボーダーレスな展望を視野に入れた音楽活動を展開する。またブログ"ROAD TO G.O.D. MUZIK"(ameblo.jp/sui-k7)をはじめ、各種セミナーなどにおいて後進にも幅広く情報を提供している。