DAWでのトラック制作にはさまざまな方法がありますが、オーディオをカット&ペーストして見た目通りに組み合わせていく波形編集は、初心者にも分かりやすい手法。しかし、シンプルだけに奥深い世界でもあります。そんな波形編集によるトラック制作のノウハウを紹介していくサウンド&レコーディング・マガジンの連載「波形編集でトラックを作ろう!」。
ここでは本誌で紹介された制作手順を耳で確認できます。ファイルを再生しながら読み進めれば、波形編集への理解度を深める助けとなるでしょう。
下のプレイヤーの曲名をクリックすると音が流れます(全4曲)。
Track 1 オリジナルのブレイクビーツ(95BPM)
Track 2 100BPMのグリッドに合わせたぎこちないグルーブ
Track 3 パーツを動かしてグルーブを調整
Track 4 80BPMに落とすとパーツ間にすき間ができる
飛澤正人プロフィール
自身のFlash Linkスタジオを拠点にDragon Ash、GACKTなどの作品を手掛けるエンジニア。クリエイターとしても早くから波形編集を取り入れ、ロックの疾走感とクラブ・ミュージックのレンジ感が違和感なく同居するトラックメイクにおいても高い評価を得ている
Photo:Hiroki Obara